部長の僕が辞めた理由

仕事辞めたい 自分の興味・特性を知る

【部長の僕が辞めた訳】会社の将来への不安・仕事・転職を考える

2019年8月25日

企業は二極化していき中小企業が業績を上げるには苦しい今、世の中は転職市場

  • 自分も転職すべきか?
  • 今の会社を続けるべきか?

悩んでいる方は多いと思います。

 

そこで今回は、長年中小企業に勤めて年収1000万の人事部長にまでなったのに会社を辞めた僕の話をしようと思います。

皆さんの決断のひとつの材料なれば幸いです。

 

 

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ひとつの会社に17年!

学びに学んだ17年

なんと17年間、同じ会社で働いていました。

なんで辞めるのか、理解に苦しむ方もいるでしょう!(笑)

退職の理由は複雑です。

僕も一言では表せないし、この記事でもまとまりなく感じるかもしれません。

しかし、それこそがリアルです。簡単に言える理由ではないということですね。

 

17年もあれば本当に色々な経験をします。

営業・接客・事務・人事・経営企画・制度策定・マーケティング・教育などなど!

難しそうに聞こえることも、振り返れば何も難しくないんですよ。

やってしまえば流れがある。その通りやればある程度できる。頑張ったらもっと上手になる。

大人は難しそうに言うことが得なので、子供から見たら「わけわかんない」仕事に見えちゃいますよね。

ポイント

会社は、経験の宝庫!誰にも盗めない自分だけの宝になります。

だから、長年いればいいってもんじゃないと思っています。

短い期間でもどれだけ経験を積めるか!

これを意識していれば、無駄な仕事に時間を費やすこともなくなるんじゃないでしょうか。

参考

知識経験は違うことが今は分かります。

勉強すると知識が増える。経験すると学ぶ。勉強しただけで学んだことにはならないと思います。

実際にやって結果を出したことが経験。

習慣になったこと腹に落ちたこと学びです。

「靴を並べた方がいいよ。」と聞いたら知識。実際に靴を並べてみて習慣に変わったら学び。

 

長く続いた理由

これもいくつかあります。思いつくものでは以下の3つです。

ココがポイント

価値観が合った

まずは価値観が合っていたんだと思うこと。

「それいいじゃん!」と思う点が社長と似ていたことが大きかったです。

ポイント

会社が勉強する方向性が自分に合っていた

「いい会社にするには?」とか、「ハッと驚きのある事業展開」とか、自分の性格が心地よく受け入れることが多かったです。

これ、本当に重要だと思います。

間違いなく、転職において一番気にすべきはここですね。長く働きたいと思うならですが。

参考

価値観が合っていないと、つまらないことでグチグチ言うことになります。

前向きに働けない職場は早く離れたほうがいい。

 

ココがポイント

成長した

価値観だけではダメだったなと思います。

いつまでも給料が上がらないとか、出世しないとなると“先が見えない”状態に陥ります

誰しも少しは経験しているのではないでしょうか?

ポイント

「この会社には自分の未来がある!」と思えることが、在籍する安心感

一歩ずつでも前進している感覚が必要だと思います。

成長感がないと、本当にお先真っ暗になります。人間は不思議ですね。

「明日も食べていける。」という最初の安心感。

その次に「明日はもっとよくなる。」と思えてはじめて、安心できる未来なんだと思います。

参考

これが原因で辞める人は本当に多い。

成長がないなら「もうここにいても仕方ない。」と思うことは健全です。

 

ココがポイント

評価された

気が付いたら人事部長にまでなっていました。

そこまで出世欲にかられたことはありません。給料がほしいとも思わなかった。

ポイント

出世するために頑張ったわけじゃなく、いい仕事をするために頑張っていました。

たぶん、出世するためと思ったらグチグチ言っていたでしょう。会社や上司の悪口ばかりだったかもしれません。

価値観が合って、成長して、前向きでいられたから結果的に出世したんだと思います。

評価されたいと思ったら空回りする。

勝ちを意識したら負ける!みたいな感じなんでしょうか。

 

参考

こちらには、会社に評価された僕の意外な行動を書いてます。さて、なんでしょうか?

【ニート・フリーター】元ゲームひきこもり人事部長がすすめるエージェント

 

価値観がズレはじめる

価値感がズレはじめる

しかし、勉強をしていくと次第に自分の答えを持ち始めます

我が出てきて頑固になってしまうんですね。

パワハラ?セクハラ?

それ、いけないんじゃないの?

小さな疑問が次第に大きな疑問になっていきます。

社内にも受け入れる人と受け入れない人が出始める。

ポイント

疑問を同じように疑問に思っている人と共有すると、グチに変わります

この小さな会社とのズレを感じでいると、いずれ転職のきっかけをつくります。

自分は会社において“正統派”なのか“反対派”なのかを常に意識してみる。

自分の正しいと思うことが正統派だとは限らないんです。

参考

ちなみに、パワハラやセクハラがあったと言っているわけではありません。

「納得できる価値観がちょっと違うんじゃないか?」ということです。

例えば、社長とどのぐらい信頼関係があるかによって「このバカ!」と社長に言われた時の感じ方はまったく違います。

会社のこのような価値観に正解はありません。

 

決定的決断の違い

迷いながらいると、いずれこのような決定打がやってきます。

ポイント

「こればっかりは納得できない。」

感情抜きで客観的にこう思ってしまったら、転職を決断していました。

冷静に考えて、「やっぱり納得すべきではない。」と思った時です。

会社にも社長にも色んな事情があり、一社員には図り知ることのできない重責の中で決断を下しています

ある程度は会社に理解を示さないと、どこに行ってもやっていける会社はありません。

感情的になった時の判断は忘れてください

よく考えて、何日も間をおいて、自分も会社も冷静で、それでもダメなんだと分かったら決断すべきです。

参考

僕は辞めるまでに社長と何度も話をしました

何度も話をすると次第に冷静に客観的に判断ができるようになります

言いたいことも言い合って、もう何もぶつけ合うものがなくなった時に、「さて。」と決断ができるものです。

おそらくこの時は会社も残ってほしいと思っているはずです。

しかし、自分が決断したら勇気を持って全てを捨てることです。

 

「辞めたい」ではない

辞めづらいのは

僕が辞めづらかったのは新卒がいたからです。

また、中途でも自分が採用をした人が何人もいました。

自信を持って採用した手前、自分が会社を抜けるなんてなかなか考えられなかった。

だけど、

この人生は誰の人生か?

と自分に問うことにしました。

ポイント

中途は大人。自分の判断でしっかりやっていける。

そして新卒もいい大人。自分が抜けたら迷わせるなんて、ただの思い上がりだ

と思ったら、簡単に決断することができました。

自分の責任は自分で。それが大人。何よりも僕自身の人生を他の人を理由に決めてはならない

 

辞めないと

ここまで考えると、もう「辞めないといけない」に変わります。

でないと、

  • 自分が不自由になる。
  • 社長が不自由になる。

立場上、僕の言動は会社や社員に影響してしまいます

ポイント

自分が好き勝手やると社長が困る。

かといって社長と同じ決断を下す自分ではいたくない。

これが部長だった僕のリアルです。

自分を押し殺すことが必要だったということです。

注意ポイント

「会社で出世するってそういうことか!」とは思わないでください。

あくまで価値観がズレた会社で上に行くとそうなるという話です。

 

会社は社長のもの

会社は誰のもの

社長も僕も同じ人間

転職するときには特に重要な考え方だと思います。

会社は社長という人間のものである。

社員はどうしても会社に多くを求めてしまいますが、会社は社長の決断により変わっていきます

ポイント

いち人間に仏のような所業を求めることはしないように、会社にも完璧を求めてはいけないと思います

社会は単純ではない。単純でないというのは、自分が理解できる範囲だけで終わる世界ではないということ。

だから社長・上司への理解が必要です。

会社を変えることが独りよがりになってしまうかもしれません。

社長と自分の意見が食い違った時、残念ながら会社において尊重されるべきなのは社長の考えの方です。

自分が社長だったら、自分の会社をワガママな社員の思い通りにさせないですよね。

 

自由が欲しい

僕はとにかく自由になりたかったです。

それが社会においてはどういうことなのかを考えました。

  • 同じ価値観の社長のもとへ
  • 独立が自由とは限らない
  • 自分にとっての自由を定義する

同じ価値観の社長のもとへ

会社を選ぶ時には、自分が納得して行動できることが大事だなと思っています。

納得さえできていれば、そこに自由を感じます。

実際、価値観が合っていたころの僕は「自由にやらせてもらっている」という感覚が強かったです。

独立が自由とは限らない

当然、独立は自由ですね。しかし僕にとって、例えば店舗型の自営業は不自由です。

それこそ自分ですべての対応をしなければいけない。時間的自由もないし、お客様に振り回されることもあるでしょう。

お金面でも安定した給与ではなくなるので、不安やプレッシャーがつきまといます。

僕の場合はプレッシャーはいいけど時間が制限されるのは嫌

独立すべてが自由なわけではありません

自分にとっての自由を定義

自由の定義すら自分で決められるから、社会人は自由なんです。

「僕はこう。あなたは?」

そう言えるのが本当の社会人であり大人だと思っています。

 

留まるは退歩、抜けるは進歩

あくまで僕にとっての結論です。

ポイント

会社に残ることよりも新しい道を選ぶ。

その方が前向きでいられる。

その方が自分らしいと言うことができる。

最後の最後は自分の中に答えがありました。

理屈でも考えたし、辞めると決めるぞと自分に問いただした時に、「そうだ、それでいい。」と自分が言ってくれたような気がしました

そして、今の会社での歩みはここまでだと決めることができました。

 

と、いうことです!

いかがだったでしょうか?あなたの仕事の悩みに少しでも参考になればと思います。

会社に長くいても、こんなことがきっかけで退職することがあるんだな~と知っていただければ幸いです。

 

おかげさまで、『ココナラ』キャリア相談NO.1実績に成長しました!

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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