万里の長城

自分の興味・特性を知る

【ひと発見記!~万里の長城】中国と日本の違い!?『多様性は同じ』

『人は違う』

多様性を理解することは自分を理解すること!

活かすことは活かされること!

日本人の中でもこんなに違うのに、国が変わればどうなるのか?

万里の長城で出会った人々を見て発見した多様性。

みんな違うということは、みんな同じということ!?

万里の長城~ひと発見!

どんなイメージ?中国と日本

多様性は日本を救う!世界を救う!

ということで、今日は「中国人と日本人」について。

中国を旅する中で「万里の長城」に行った時に出会った人々の話です。

 

日本人のみなさんは、中国人と言うとどんなイメージですか?

また、私たち日本人自体にどういうイメージを持っていますか?

 

中国人はエネルギッシュとか、けんかっ早いとか?

日本人は細かいことを気にしていて、国に誇りを持っていないとか?

 

僕が旅で学んだことは、こんな感じ。

大きすぎるイメージでは人を見失う!

人は『一人ひとり』である。

 

馬を引くひと

例えば万里の長城に昇る時に、山肌を馬で登らせてくれるサービスがあったんですね。

その時に馬を引いてくれたのが、とっても恥ずかしがり屋のおばちゃん。

 

万里の長城のふもとで、観光客を馬に乗せてお金をもらう仕事ですよ。

どんな人がやっているかイメージしたら、だいたい“めちゃくちゃ推しまくってくる人”ってイメージがありませんか?

 

ところが実際には、恥ずかしがり屋で、はにかみ笑顔のおばちゃん。

余計なことは話さず、黙々と馬を引いてくれる。

話しかけると、言葉が通じないことに照れながら一生懸命話してくれました。

 

「なんであんなイメージを持っていたんだろう?」

と思うぐらいに、実際に目の前で見る一人の人ってのは印象が違いますよね。

そこに暮らす人を一人ひとり見ると、“国で括る”ことに意味を感じなくなる。

 

食堂のお母さん

万里の長城の近くの街で寝泊まりしていたんですが、宿泊場所の近くに食堂がありました。

庶民的な食堂で観光客の姿はなく、近所の人たちが集まるような感じのいい食堂です。

 

中国の食堂のお母さんと言うと、どんなイメージですか?

大きな鍋とおたまを持ってカンカン鳴らしながら主人を煽っているお母さんでしょうか。

 

僕が出会ったのは、 めちゃくちゃシャイでホスピタリティ精神あふれるお母さんです。

言葉がよく通じないのに丁寧に説明してくれて、とっても優しかった。

 

鍋カンカンはむしろ日本人かも。

国の違いとイメージはあんまり関係ないね!

 

ロシアから来たひと

万里の長城ではたま~に外国人観光客もちらほら見かけました。

その中で強烈だったのが、荷物を全部盗まれたロシア人

 

当たり前なんですが、相当がっくりきていて観光どころではない感じ。

同じ観光客としてすごく同情して、一度食事を奢ったことがあるんです。

 

そうしたら震えるほど感謝してくれて、手は握るはハグするわ。

それ以来は会っていないのでどうなったか分かりませんが、本当に無事でいてほしいな~と思います。

 

東日本大震災の時に日本人の助け合う姿勢は素晴らしいと世界中で報道されてましたよね。

でもこれって、 世界中一緒だなあと思いました。

 

人間である以上、同情する人は同情するし、現実主義は現実主義だし、明るい人は明るいし、慎重な人は慎重です。

色んな人がいて、どんな世界の小さな町にも多様性があって、だからこそ世界や町が回っている

 

世界の人々も、みんな違ってみんな素晴らしい

カンボジアとかイギリスとか、他の国で感じたこともやっぱり一緒。

人は1人1人全員違ったけど、「○○人だから」という理由で違うんだと思った人は一人もいませんでした。

 

つまり僕が一番、旅を通して感じたことは「世界のどこに行っても一緒なんだな」ということ。

僕は『個性』というものにとても興味がありますが、この旅での原体験がかなり影響していると思います。

離れた国の一人ひとりを見ると、多様性はどの国も一緒なんだと分かる

 

僕が使っている特性分析のエマジェネティックスはアメリカから来たものですが、これは世界の人々の特性の統計学でもあります。

どうやら世界中の人々を見ると、4つの思考特性と3つの行動特性があって、それぞれ自分なりの組み合わせを持っている。

「世界の人々の地図の中で、自分の位置はここなんだ」と言うことが分かります。

 

ひとつの会社の中でも、てんでバラバラの特性の人たちが力を合わせて働くことになる。

でも世界中を見渡せば、自分と同じ特性を持った人がたくさんいて、 どの国もまるでガラパゴスのように多種多様です。

 

これって“グローバル社会”を意識することになるんじゃないかと思います。

国境を越えてボーダレスな社会の中の自分を意識できること。

「日本人としての自分」よりも「世界の中の自分」。

言葉が違うだけで何かが分断されている気がしている私たちですが、本当は思った以上に人と人はボーダレスで、みんなが地球に住む人として個性を分け合えるのだと思います。

争いさえ起こらなければ、言葉の壁を越えた時にとても素晴らしい世界が広がるんじゃないかなあと思った次第です!

 

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宮内 利亮

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