モラル

仕事辞めたい

最近増加してる退職理由!?時代が反映。新教科にもなったものとは?

最近退職する人を見ていて思うことがあります。

退職理由が変わってきている!?

転職市場になったことやグローバル社会になったことなど様々な要因が重なって、ある特徴を持つ会社からは人の流出が止まらない。新教科にもなったその理由とは?

増加する退職理由『モラル』

『モラル』がない会社から人が流出している!

 

会社から“青い若さ”が抜けない

少し前の会社だと、様々な年齢の人がいて若い人たちの面倒を見る“原始的な人間の暮らし”に近いものだった。

しかし最近はそうとも言えない。

教えるべき側の30代~40代のモラルが低下しているのではないか。

精神的に若いまま大人になっているがために、社内で様々な問題の元となっているように見えます。

 

例えば、下のようなことがあなたの会社でもありませんか?

無視

あまり自分が得意ではない性格の若者に対して、わざと触れ合わなくてすむようにする。

指示を他人づてに回したり、知らないうちに他の人とプロジェクトチームを組んだりする。

冗長性

部下が言ってほしくないことを、大勢の人の前で言ってしまう。

自分の情報通をアピールしたかったり、話の間つなぎにポロっと出してしまう。

言ってしまっても謝らず、自分を正当化する。

虚勢

自分が一番でないと気が済まない。

部下が出した提案を褒めず、自分が何かアイデアを付け足して自分の手柄にする。

嘲笑や人を小バカにする冗談で、自分の方が上だと誇示する。

普通は他人からたしなめられて“気付く”ものです。

しかし、企業の中で偉くなってしまうとなかなか教えてくれる人はいないんですね。

 

社会問題と言われている

文部科学省でも、「精神的・社会的自立が遅れる傾向」ということを指摘して新たな教育要領を決定している。

十年以上をかけて修正しようとする大きな社会問題です。

 

「動かない幹部」

このような状態の会社。

「動かない幹部」が増えているはずです。

より正確に言うと、「思考停止した幹部」かもしれません。

何が正しいかの判断基準が自分の中になくなっている。

会社の判断がすべてになってしまっている。

僕たち中年は特に、「会社の言うとおりにしていればいいんだ!」と言われてきた世代です。

バブルのころなどは、それでも右肩上がりに企業は成長し、暮らしは豊かになっていた。

「会社の言う通りにするのが正しい」という価値観が植え付けられた世代が、若者を教えている現状。

 

これはすごいギャップだと思いませんか?

今の若者はそんな教育をされて育ってはいません

「悪い考えに惑わされるな」の方が、今の時代に合っていますよね。

 

「経営者のモラル」

一番の原因になるのがこれです。

「経営者のモラル」に我慢ならなくなって退職してしまう。

経営者は、自分がどう見られているかを指摘してくれる人が社内にいない。

自分で気づいたり勉強しなければいけない、とても厳しい状況です。

しかも重圧は全て自分にのしかかってくる。

この責任の重みに耐え、かつ社内では正しく振舞い続ける・・・

気の抜ける場所がほとんどないのが経営者です。

 

それでも容赦なく、部下からの評価はされ続けます。

部下には他の会社に行く権利もあるし、自分の生活を社長に預けているようなものだからです。

 

会社に必要!それぞれの『自己理解』

では、そうすればいいのか。

経営者も社員も『自己理解』をすることで、問題は大きく軽減されます。

まさに政府もそのために「キャリア教育」を強化しています。

 

「キャリア教育」の最重要ポイント

「キャリア教育」の中で最も重要と言えるのが、この『自己理解』です。

己を知るということは、他人を知ることと同じ。

人は違うという事実を受け入れ、“多様性”を受け入れる組織をつくることが持続可能な会社への道。

 

おそらく、ここが“なぜ問題なのか”繋がっていない社会人が多いんです。

今回の例で言えば明らかではないでしょうか?

「人は違う」という前提があれば、無視・冗長性・虚勢が無意味だと悟ることができる。

無視しないように

自分はあの人が苦手だ。だけど違う人に指示を出してしまったら“無視”になってしまう。

だから勇気を出して直接言わなければ。

冗長性

これはあの人にとって、言ってほしくないことなんだな。

絶対に人前では話さないようにしないと、信用を失うことになるな。

もし逆の立場だったら、もう二度と相談なんてしにいかないだろうから。

虚勢

部下から見たら、なんて恥ずかしいことなんだろう。

わざわざ言葉で虚勢を張ることはマイナスでしかないな。

もっと行動で信頼されるようになろう。

このように気付くことができれば、いずれ皆から尊敬される社会人になれるイメージが湧きますね。

 

経営者はもっと、社員と一緒に人間臭く

では経営者は、完璧でないといけないのか?

いいえ。それは無理です。

何より、そこまでして事業を継続しなければいけないのか。

自分が仕事をするそもそもの思いは何なのか?

それこそ見失ってしまうかもしれません。

自分の会社の規模に合わせて成長しなければいけないのは事実かもしれません。

しかし、最上級を求められてもきりがありません。

 

ある程度は、社員からの理解も必要です。

信用を得るのは、何も“完璧だから”だけではありません。

人間的に好感が持てるほうが、よほど信用に値する。

完璧になろうとするほど、社員と社長は離れていく。

それには気を付けないといけない。

社員と社長の距離が離れすぎたら負の循環が止まらない。

 

必要なのは、社長自身も等身大の自分を自己開示し、人間臭く社員と一緒にやっていくことではないでしょうか。

社内でのプライドはないほうがプラスになります。

闘うのは社内ではなく、社外のライバルとです。

 

新教科「道徳」に期待

小学校と中学校で、新しい特別の教科「道徳」が始まります。

あれ?僕の時代にはあったのに、「新教科」?

と思ったかもしれませんね。

一度この教科はなくなっています。

それさえ知らない人が多いのではないでしょうか?

わざわざ教えてはくれない。だから社会が向かう方向も分からないですよね。

一度なくしたものを。また復活させる。

なぜでしょうか?

 

注意ポイント

社会が今、道徳を必要としているから。

自分で善悪を判断する力を、すべての人に持ってもらおうと国は動いています。

 

僕も今までの社会人生活、最近の『モラルの欠如』を原因として退職する人を見ると、ものすごく納得です。

そして、自分自身が“できてるつもり”になってはいけない。

問題は今社会にいる我々が起こしているという事実をしっかり受け止め、自分自身が学んでいかないといけないと思います。

 

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宮内 利亮

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