今の会社を辞めようか、まだ残って頑張ろうか悩んでいる。
そんな方に、17年会社に同じ会社に勤めて人事部長にまでなって辞めた僕が、間違いのない判断方法を教えます!
僕はかなり早い段階から感じていた違和感をやり過ごしてしまった結果、長く会社に居ていまいました。
もっと早くその違和感を信じて退職していれば!
だから皆さんにこの経験をもとにお伝えします。
その違和感、たぶん消えません!
ちなみに、僕が退職を決めた理由はこちら。
やはり社長の影響は大きいです。
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【部長の僕が辞めた訳】会社の将来への不安・仕事・転職を考える
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【辞める勇気・辞める理由】社長を見抜け!
その違和感を惑わすのは一貫性のない言動
特に新卒で入社したりすると、社長を信じて入社しますよね?
説明会で聞いた社長の夢や想いに共感して。
おそらく、信頼度が高いところからスタートします。
この信頼はポイントのようなもの。
社長のプラス面を見ればポイントアップ。
社長のマイナス面を見ればポイントが削られていきます。
ポイントがマイナスに入ると退職を決断する!
最高のシチュエーションは、ポイントが加算されることの方が多い場合!
そりゃあ何度かはマイナスもありますよ。
だけど基本的に社長を信用できるのはポイントが右肩上がりの場合です。
注意しないといけないのは、右肩下がりの場合です。
僕の経験上、どこかで右肩上がりに転ずることはありません。
一発ドカンと上昇ポイントがあって、徐々にまた下がっていく。
ポイント右肩下がりは危険です。僕のようになりますよ!
結局、退職するなら早い方が良かったと思いました。
ポイント
どこかで社長の本質を見抜き、たまにあるポイント上昇に惑わされないように。
信頼ポイントの激しい動きは一貫性のなさが原因。
「ウチの社長、一貫性ないなあ」と思っていたら危険度大!
自分の感覚を信じられないと大切なものを失う
大切なものとは何でしょうか?
僕は本当にこれを取り戻したい!
すべての人に平等なもの。時間です!
信頼ポイントが徐々に下がっては、「もう無理」って時にボーナスが出たり昇進したり。
で、また逆戻り。「やっぱりもう少し頑張ろう!」
社長の立場になって考えよう。
辞めそうな人がいたら、辞めないように何か手を打ちますよね?
これ、本当に自分にとってプラスなのか。
本当にその社長とずっと一緒にいるのが正解なのか。
本質的なところから考えよう。
信じてほしいのは、自分の感覚。
『違和感』は、ものすごくよくできたセンサーです!
入社してすぐ、社長の言動に『違和感』を覚えたとします。
「なんでそんなこと言うの?」
まだ信頼ポイントが高いところにあるので、すぐに「辞める」なんて決断にはならない。
しかしほぼ例外なく、退職する直前の「やっぱりな」に変わります。
早い段階で教えてくれる自分の好感度センサー「違和感」を信じることができれば、大切な時間を無駄にしないで済む。
ちなみにこの記事には、会社の品格がこういうところに現れるよ~ということを書いています。
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【辞める勇気・辞める理由】有事に現れる社長の一貫性
では、どんな時に判断できるのか?
真実が現れる瞬間。有事の際です。
真実の瞬間には、一貫性が現れる。
トラブル!停電・クレーム
例えば、店舗でお客様の対応をする仕事の場合。
停電したら困りますよね?
いつもと違う緊急時、誰が落ち着いてしっかりと対応をしてくれますか?
実は僕はこれを入社して早いうちに体験しました。
最初から最後まで覚えていた違和感です。
ある店舗のグランドオープン時、社長自らが店頭に出てお客様に挨拶をしていました!
すごいですよね。最前線に立つ社長。
ただ直後、停電しましたっ!
で、右も左も分からない店員が一生懸命お客様に謝罪と説明をしている中・・・
社長は忽然と姿を消しました。
「そんなもんかなあ」とその時は思ったんですけどね。
また、お客様からクレームを受けた時。
特にこちらの不手際で謝罪などの対応になった時、社長が対応したことはありますか?
毎回はもちろん無理ですよ。
1度では信用できないかもしれませんが、2度か3度でいいんです。
そういう姿勢を社長は示していますか?
「自分の責任」「自分が守らなきゃ」という真実を覗くことはできますか?
停電やクレームは突然やってきます。
その時にいつも部下任せにしている社長は、ちょっと要注意です。
「部下の成長のため」とか言うんですけどね。
真実は“自分にはできないから恐れている”ことがほとんどです。
ポイント
口だけのリーダーには誰もついていかない。
自分の力を見せる、部下を安心させるのも社長の仕事。
何かあった時に、誰のせいであっても責任をとるから社長はキツイ。
“責任から逃れる真実”を見せる社長は、無意識にいずれ部下に責任を負わせます。
非常事態!震災・火災
これも実際に僕が体験したことです。
店舗が営業できないぐらいに損傷した時、社員は復帰に全力を注ぎました。
ここで社長ができることはありません。
指示・決定をして見守ってもらうしかないのですが、それだけでも十分社長の真実が見えてきます。
“ねぎらう”か“心配する”か。
心配は当然していて当たり前なんですが、そのうえで社員をねぎらうことができるかどうかです。
当然僕が体験したのは後者。
この時に何人も社員が離れていきました。
社長というのは本当に大変なんですよ。
何億という借金を背負ったことありますか?
考えただけで震えあがりますよね?
そんなプレッシャーにいつも耐えている。
しかし、社員にもリスクがあることを社長は知っているかどうかです。
社員はその会社に自分の時間という人生を捧げています。
決して取り返すことのできないもの。
会社の教育によっては主体性すら奪うことができます。
「自分だけがリスクを負っている」と思っている社長は、災害などの一大事に社員に多くを求める。
たったひとことです。
「お疲れさま」「ありがとな」「これ、差し入れ」
本当にこれだけのこと。
真実が見える一大事の時、言えない社長は言えません。
ポイント
常に「自分が一番大変」「会社が大変な時はみんなが支えてくれよ」と思っていたら“ねぎらう”ことはできない。
社員は社長が一番大変なことぐらい分かっている。
ただ、どんな社長についていくかは社員が決めること。
一大事にとんでもなく頑張って会社を立て直したのにねぎらいのひとつもない。
そうすると、会社の一大事に頑張らない社員の集団が出来上がる。
経営不振!待遇・評価・昇進
これはキッツイですね。
社員は能天気に「給料上げろ~」「休みふやせ~」。
社長は「今そんな時じゃねえだろ!」って思ってます。
ここで、正直に「今苦しいんだ!」と言える社長は信じていいんじゃないでしょうか?
言われたら社員だって頑張ろうと思いますよね。
ヤバいのは、社員に強がる社長です。
社長が強がると、社員には本当の危機が伝わりません。
だから経営不振の時、社長と社員の溝は深まるばかり。
その溝が、社員に責任として返ってきます。
更迭、賞与カット、サービス残業。
しかしこれ、当然と言えば当然なんですよ。
何がいけないのか?
社長が強がっている。
社員が責任を取っている。
この背景で社長は大きな損失を抱えている。が、
ポイント
社長が社員に責任を負わせているように見えてしまう!
実際これで社員が離れれば、社員にとっての損害は甚大。
経営不振の時こそ、社長はグググーっと社員のせいにしたい気持ちを抑えないと、決して好転しないんですね。
成績は不振だから金はあげられないけど、努力の分は何かでねぎらう。
そんな社長にはついていきたくなるものです。
だからコミュニケーションは大事です。
社員は社長を理解、社長は社員を理解。
そして社長は「自分だけが大変」と思ったら社員が離れることを覚悟しないといけない。
実際は会社を辞めるハメになった社員も大変なんですが、そういう社長はその点に気づくことはありません。
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その違和感だけは間違いない。退職してOK
思い出してみよう!社長はその時何をした?
どうでしょうか?
会社で何かが起きた時。もしくはあなたの身に何かが起きた時。
有事の際の社長はどうでしたか?
真実の瞬間だけを繋ぎ合わせてみると、一貫性が見えてくる。
逃げぐせがついていると、とっさの時に必ず逃げる。
社長から、こんな真実が見えてしまっていませんか?
- 自分だけが大変なんだ。
- 自分はうまくやれているんだ。
- 社員は自分のことなんて分かってくれないんだ。
何回か逃げてしまうのは仕方ないです。
誤解の場合もあります。
その時にすごく落ち込んでいたかもしれません。
ただ、次のような場合は即退職したほうがいい。
すべてに違和感が残ったなら、絶対退職
有事の際の社長の言動“すべて”に違和感を感じたなら、あなたはもう社長を信用できていません。
今後変われない社長は、過去に一貫性のある行動をとっています。
今まで一度も「見直した!」という行動がないのなら、今後見直すこともありません。
「自分が社長を信用することはない」そんなリスクをあなたが負うべきではありません。
僕は初めての社会、会社で17年務めました。
だからこそ、そんじょそこらの人よりも強く言えます。
信用できない社長の会社は、一刻も早く退職してください。
ここでやっぱり、情が出てしまうんですよ。
僕もすごく社長にお世話になったし、嫌いではなかった。
でも、それと自分がついていける社長かどうかは別でした。
つい、信用したいから信頼ポイントプラスを探してしまうんです。
だけど、どう考えても大事な時のポイントがズレていたら最終的にうまくいくことはありません。
ポイント
あなたの人生の主役はあなたです。
情はあなたの本当の感覚ではありません。
本当のセンサーは“違和感”です。
あなたの本当のセンサーは、今まで何を感じ取ってきましたか?
僕のように、「早く辞めればよかった~」なんてならないでくださいね!
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