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台風19号と仕事を考える【2019.10.12】北関東16:00

現在、今まで経験したことのない台風が向かってきている。

もうすぐ本土に上陸。

ブログ書いている場合じゃないと思いながら、仕事のことも考えるきっかけになっているので少しだけ書いていきます。

「所有する」ということ「責任をもつ」ということ。

こういう一大事のことを想定するのは難しい。

 

所有するということ

僕はも買ったしもある。

家の中には、僕にとっては数々の貴重品

パソコン、趣味のギターやランタン、テレビ・冷蔵庫・洗濯機。

濡れてほしくない本、思い出の品。

先ほど避難勧告が出ました。

あなたならどうしますか?

 

家から出るということは、家に何があっても手出しできないということです。

まだローンが何千万もあるのにです。

 

貴重品を車にのせようとするけど、車は浸水したら全部濡れる

だったら家の2階に?

いやいや、屋根が飛んだらそれこそ・・・

という感じで、どうにもならないんですね。

所有すればするほど、大事なものが多いほど、この悩みがあります。

何度も買い直せるぐらいの経済力があれば、捨てる勇気も湧くんですが。

 

どうでしょう?

捨てる勇気は、前に進む力かもしれません。

「何度でもやり直せる」と思えば、どうってことない。

まだ台風が上陸してないからこんなこと言えるのかもしれませんが。

 

僕は台風が来るたびに、「家買わなきゃよかった」と思ってます。

中途半端な経済力だからですね。

大きなものを所有するときは、それが捨てられるものか考えた方がいいです。

 

ポイント

「ギリギリ手に入る」ぐらいで手に入れてしまうと、失うのが怖くなります。

足かせになって前に進む力が弱くなってしまう。

 

責任を持つということ

では、仕事はどうでしょうか。

  • 自分の商品がある
  • 自分の店舗がある
  • 雇っている従業員・部下がいる

上司になったりすると“責任の所有範囲”も広くなりますね。

あなたはどこまで守れますか?

 

この責任が身に余るものであった場合、かなり苦しみますよね。

部下を守ろうと思ったら、まず自分の身の周りが安定・安全が保障されていないといけない

僕は人事部長を辞めた今、その点では肩の荷が下りているのを感じます。

これがもし、社長だったらどうでしょう?

 

社長は逃げられない

責任の及ぶ範囲全てに気を回して、本当に生きた心地がしないでしょうね・・・。

ポイント

社会に出るとだんだん責任の範囲が広く重くなる。

台風にはしゃげる子供のころから、頭を抱える大人になる。

しかしそれが、自分の守っている大きさ。

 

何が起こるか分からない

地震、台風、火災、時代の移り変わりとともに、必ず“観測史上最大”はやってきます。

本当に緊急の時、大切なものは少ない方がいいです。

 

そして社会人であれば責任は必ずついて回りますから、自分の身の周りを安定させておかないと余裕は生まれません。

どんな状況が来ても大丈夫という人はそういない。

だから持つべきものは余裕です。

収入は多い方がいいし、少しでも潰れる確立やリストラになる確率の低い会社にいたほうがいいですよね。

 

持たないことも余裕。

またすぐに手に入れられるのも余裕。

責任を持たないのも余裕。

責任を果たせるベースを築くのも余裕。

 

ポイント

モノを所有するときには『捨てる』ことを。

責任を持つときには『果たす』ことを。

災害に見舞われたことを想定すると、客観的に判断ができるかもしれません。

 

では、台風対策の準備に戻ります!

 

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宮内 利亮

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