仕事よりライブ

自分の興味・特性を知る

('Д')「仕事とライブ、どっちが大事なんだ!」m(_ _)m「ライブです!」

仕事へのモチベーションは、いつから醸成されるんでしょうか。

若いうちは、社会への移行を急にはできずプライベートに比重を置きがち。

「仕事つまんねえ」「もっと遊びたい」

 

今回は実際にあった例をもとに考えてみましょう。

大切なライブを見に行きたいから、仕事を休みたいと言ってきた新卒社員!

一体どうすればいいのか?

社会への移行時期というのは何なのか?

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ライブ行きたいから仕事休むだと!?

仕事を何だと思ってやがる!

他に頑張ってるやつがいるのにさ、ライブに行きたいから休みたい?

自分勝手にもほどがある!

 

今までは好きな事できたかもしれんけどな。

仕事はひとりでやってるんじゃない

 

お前が休んだ分、誰が仕事するんだ?

仲間にも「ライブ行ってくるからよろしく~」って言えんのか?

 

社会人ってのはな、“責任”があるんだよ!“責任”が!

 

まず間違いなくこうなりますよね。極端に言うと。

社会の中の歯車として、自分の役割を果たす責任が生まれる。

本来は、ライブ中であろうクレームがあれば受けなければいけない。

誰かが代わってくれるだけなのだ。

 

だいたいな、そんなんだから成長しないんだ!

お前なあ、いつまで学生気分でやってるんだ。

やる気がないやつは成長しないぞ!

 

仕事ってのは、主体性が命だ。

自分から取りに行けないやつは他のやつに置いていかれる

 

ずっとそのまま成長しないでいる気か!?

 

確かに、社会人には主体性が必要だ。

本来、お金を稼ぐために自分からお役に立とうとする姿勢が正しい。

今は社会が寛容なだけで、弱肉強食なものなのだ。

 

だけど、そんなに“スパッ”と切り替えられないから大変なんだよね!

 

黙って行きなさい。そのライブは人生を変える

音楽は、いいよね。

そう。音楽はね、いいんですよ。

整えられた音は、一瞬で心を変える魔法のような波動。

言葉で届かないものも、音楽に乗せるといとも簡単に心に響く

 

しかも音楽のよさは、世界共通だ。

そしていい音楽は世代も時代も越える

 

いいもんなんですよね。音楽は。

僕は体育会系ではないし、バンドもやっていた。

ライブに行きたいって気持ち、分かるなあ・・・。

 

その時、その場所、その一瞬

ライブは、そこに居た人にしか味わえないものがある。

その時、その場所、その一瞬にそこに集まった人の一体感。

 

そこは約束された感動がある場所なんです。

そしてその約束は、いつも新鮮でたった一度のものとして、記憶より奥の脳に刻まれる。

 

仕事を休んでも行ってよかった!って、絶対思っちゃうもんな~!

 

いい体験だって分かってしまう。

そんなに行きたいんだもんな。その体験が、君の人生を豊かに、もしかしたら左右するかもしれない。

だけどね、仕事は仕事

うまくやっておくから。

黙って。黙って行きなさい。

 

と、いうことで!

内緒の休みをあげたことが何度もありますね。

きっとみんな、そうやってうまく息抜きしながらやってるんじゃないでしょうか?

ポイント

社会人への道には段階がある。

その段階は階段のようなものではなくて、言うなればバリアフリー

気が付かないぐらいのスピードで成長し、ふと振り返れば大人になっているもの。

 

まだこの地に足を着ける時ではない

その段階にまだ達していないだけ。

きっと仕事の方に集中したくなる時が来ますから安心してください。

 

高揚と感動と思い出と体験と転機を

とはいえ、ずっとこのままだったらどうしよう・・・

自分は社会不適合者なんじゃないか・・・と不安になると思います。

なぜ、次の段階に進まないのか?

 

社会での経験も必要ですが、例えば僕が次の段階に進めたのはこれが原因でした。

飽きるまでやったから、「よし、ここらで仕事すっか」と思えた。

 

だから、あまり人のことをとやかく言えないんです。

僕自身、音楽も飽きるまでやったし、一番人生に影響した経験は海外旅行です。

しかも、一度社員になる機会を蹴ってまで海外旅行に行きました。

行ってよかったと本気で思ってます。

もし行ってなかったら、きっとつまらない社会人生活

“何か埋まらないもの”を感じながら仕事をしていたと思います。

 

こういう経験や体験って大事だと思うんですよね。

「ああ~遊びきった!」っていう。

ライブには言いようのない高揚感があります。

それは感動を胸の中に残してくれる。

思い出になった後も、その体験は生き続ける。

人生の転機には、その自分の“めっちゃいいじゃんアンテナ”が正しい方へ導いてくれる。

体験のない人生こそ、つまらないものだよ。

 

ポイント

まだ燃え切らないくすぶりを感じているのなら、それをやり切ってからでも人生遅くない。

その体験が自分の人生をもっと豊かにするかもしれない。

 

人生まだまだ。犠牲にするのは自分か仲間か

人生は長いです。若い人にとっては。

まだ20代のうちは社会人への過渡期

社会人ってなんでしょうね?

 

子供のうちは、全てをあたえてもらって生きてきた。

次第に自分で出来ることが増える

そして他の人々の役に立つ人間になるにつれ、社会人になっていく。

「自分のため」から卒業すること。

「人のため」になることが社会人です。

 

今、自分を犠牲にしてまで何かを成したいと思っているか?

それよりも自分が自分の満足感を得ることを優先したいか?

すぐに自分を犠牲に出来る人なんていませんから。ゆっくりいきましょう!

 

多少、仲間を犠牲にするかもしれない。

でもたぶん、同年代ならお互い様ですよね?

まだ社会人に成りきらない自分を認めて、体験を欲してもいいんじゃないかな。

 

下手に体験のないまま大人になると、つまらない社会人になっちゃうかもよ!

ポイント

若いうちは自分の感覚に従って“体験”を積む。

いずれ豊かな社会人になるために必要な養分かもしれない。

 

社会性の芽生えを待っている

「社会性」って言われても、抽象的でなんだかよく分からないですね。

簡単に言えば、中心が自分から他人に変わっていくことではないでしょうか?

 

自分が社会に融合するとき、与える側へ

いずれ誰しも社会の一員になります。

その間のことを「成人への過渡期」と言い、そういう人を「境界人」と呼んだりします。

立派に名前がある正常な段階なんです。

 

ここを乗り越えると、より自分らしさを確立することになる。

だからこの時期はたくさんの体験を積めばいいんじゃないかと思う。

社会の一部になった時、与えられる側から与える側に立場が変わります。

「そんな立場に自分はなれそうにない」と思ったら、一旦投げ出してみてもいいと思う。

僕はそうしてきましたから!

たくさんの体験・経験を連れてまた社会に戻ってきたら、それはパワーアップです。

 

ライブに行きたいなら行く!

「行きたかったのに」と言いながら仕事されるより、僕が仕事を代わってあげた方が気持ちよく仕事できますよ。

ポイント

人には誰しも社会人になるための段階がある。

まだ物足りないなら、しっかり前の段階をクリアしてから満足して次に進んでみてはどうだろうか。

 

インプットはいずれアウトプットへ

自分のために今までやってきたこと。

「楽しいから」ってだけでその身を投じてきたこと。

全部無駄にはなりません!

 

若さというのは吸収力

蓄えられるという強みが最強なんです。

インプットの量が少ないと、アウトプットも大したことない!

魅力的な社会人は、無駄に見えるインプットをたくさんしてるもんだ。

 

いずれ蓄えたものが、自分だけのアウトプットに変わります。

無駄に思える体験にこそ、自分だけのオリジナリティがあるものだから気を付けよう!

ポイント

その人生の豊かさを、今度は与えるものに変えるんだ!

だから心ゆくまで、自分のアンテナを信じて体験を重ねよう。

 

成人への過渡期や境界人について

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宮内 利亮

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