高校生にぜひ読んでもらいたいですよ~。
- 進路をそろそろ考えよう。
- 社会に出るって不安だな。
- そのために今、少しでも成長したいな。
そんなふうに社会に出ることを意識しはじめた高校生たちへ。
ここでは、高校生の教育目的のひとつ。
【健全な批判力】
について書いていく!
「けんぜんなひはんりょく」だと!?
なんだかよく分からないし、批判っていいことなの?って思うかもね。
ではちょっと解説していこう!
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「健全な批判力」は先生に逆らうことじゃねえ!【高校生】進路・仕事
あの、間違えないでね。
なんでもかんでも批判すりゃいいってもんじゃないから。
個性の確立、社会への理解、健全な批判力
この3つは高校の教育目的と言われています。
- 個性の確立
- 社会への理解
- 健全な批判力
個性の確立
ふむふむ。今までの義務教育でベースが出来てるから、いよいよ自分はどんな人間でどんな仕事をするのか。進路どうするかを考え始めるってことかな?
社会への理解
ほうほう。そうだよね。社会に出なきゃいけない日がだんだん近づいてきてる。そろそろ社会ってどんな場所なのか、知らないといけないよなあ。
健全な批判力
なにこれ?健全に批判するってこと?これだけよく分からん。
ね。これだけよく分からん。
だけど、意味はたぶん思ってるとおりだよ。
ポイント
社会に出ると、「本当にそうか?」と批判することで物事がよりよくなることがある!
健全な批判力=クリティカルシンキング
英語で言うかっこいい大人もいるんだけど、その場合「クリティカルシンキング」と言われる。
どっちでもいいんだけどね。
「クリティカル」っていうと何を思い浮かべる?
ゲームで通常攻撃の1.5~2倍のダメージになるあれ。
会心の一撃じゃない?
その名の通り、物事の真意を突く考え方のこと。
他の人が流されて変な方向に行っちゃったときに、「待って、おかしくない?」って言える力のことです。
ゲームで言えば急所・弱点を常に狙ってるイメージ!
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「まてまて、本当にそうか?」ってこと【高校生】進路・仕事
たいていの人は流される
流されてるって感覚、感じたことない?
例えば、授業で2択の問題が出た。
どっちかに手を上げないといけない。
自分はBが正解だと思う。
だけどその他全員がAで手を上げている。
今ならまだ、自分もAで手を上げられる!
さて、どうする?
上げちゃうよね?
Aで上げちゃう!
怖いんだよな~・・・ほんとに。
自分だけ間違うかもしれないからさ、どうしてもBで手を上げられない。
上げられる人は、ほんとに素晴らしいよ!
ポイント
逆に考えたら、自分だけ正解したらマジでかっこいい。
そういう社会人になれたらやばくない?
しっかり自分を持っててブレないやつ!
ちなみに僕は、小学校の時に一度だけそんな経験があって、今でも誇らしく覚えてる。
たった一回のその体験が、今も自信になってるよ!
両面を見るといい
「多角的に見る」とか言うよな~。いろんな角度から物事を見るってこと。
ちょっと分かりやすく、「両面」にしよう。
例えば、2人の友達がケンカしてるとしよう。
AさんとBさん。
まずAさんが相談してくる。
A「Bがさ、裏で私のこと文句言ってんだよね」
これだけ聞くと、自分『マジ?B最悪じゃん』となる。
でもBからも話を聞くと・・・
B「Aがこの間みんなの前で私が悪いようなこと言ったからさ、みんなに誤解解いて回ってんだよね」
両方聞くと、『ああそういう理由があったのね。納得。』となるよね。
ケンカ両成敗ってこういうことだよね。
こんなふうに
「必ずどちらにも理由があるのでは?」と思うこと。
そうすると、片方の意見に振り回されることなく、真実が見えてくる。
ポイント
何か見たり聞いたりしたとき、すぐに真に受けない。
「本当か?」「じゃあこっちはどうだ?」「そもそも、何が問題だっけ?」
というワンクッション。
これが「健全な批判力」です。
ちなみに、「共感」はしてあげた方がいいよ。
Aさんが相談してきた時に、頭ごなしに「そんなん分かんないじゃん」って言うとかわいそうだしね。
「共感」と「真実」は別。
そもそもの目的を忘れるな
これ、よ~くあるんだよね。
大人もさ、会議してたらつい横道にそれてたってこと。
文化祭の話し合いとかどう?
いつの間にか全然違う方向に行っちゃってることない?
「あれれ~最初こうだったんだけどな、まあいっか」ってこと。
これは無関心だね。
もうちょっと関心があると、「ああ~違う方行っちゃってる!イライラする~」って感じ。
でもある程度話が進んじゃってるから、言い出せない。
こういうのはね、協調性と間違ってはいけない。
社会でそれをやると、全員が間違った方向に行っちまう!
自分も社員になるってことは、無関心でいてはいけないってこと。
「違う」と思ったら「違う」と言えること。
ケンカしないでね。大人に言うの。
「待ってください。そもそもの目的はここでした。今論点がずれてしまってます。もう一度ここから考え直しませんか?」
目的を見据えてる人って、やっぱり会議とかでかっこいい。
常にクリティカルかよ!って人
できる社会人って感じ。
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核心を突け!【高校生】進路・仕事
漫画だと主人公かクール系キャラ
ものごとの中心をズバッ!と突く。
だいたいこういうキャラは、漫画とかアニメで主人公かクール系キャラなんだよね。
主人公
〇〇王に、おれはなる!
目的がぶれない人。
クール系キャラ
「本当にそうでしょうか?こうは考えられませんか?」
推理ものだったらこれで一気に雰囲気変わるやつ。
迷わない一本筋通ったやつ
で、そうするとその人のイメージとしてはこうなる。
迷わない一本筋の通ったやつだ。
そんなわけで、みんなから信頼されるんだよね。
実際は迷わないというよりはこうです。
- 目的を忘れない。
- 「それは本当か?」と考える。
- 真実(両面)を見る。
どう?
絶対重要キャラだよね。
脇役キャラは、だいたい流される“その他大勢”がなるものだね。
ポイント
その他大勢に流されない。
重要キャラを育てることが、高校教育の目的のひとつなんだぜ!
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流されない大人になれ!【高校生】進路・仕事
これがさ、かっこいいんだよ。
男も女もね。
その他大勢になるな
いつもクリティカルを狙え。
よく考えろ。思考を止めるな。
自分が流されていることを意識しろ。
それは本当に正しいか?
他の方法を確かめたか?
目的からそれていないか?
そしたらもう、「クリティカルシンキング」の持ち主です。
全員主人公ぐらいキャラ濃くてよし
どの会社も、絶対主人公キャラが欲しいんだよ。
- 常に目的からぶれない!
- いつもはネクラなのに、大事な時の切り口がすごい!
- こいつがいてくれて本当によかった!
こんな人たちで仕事したら、ほんとに楽しいよ。
自分が思ってもみなかった結論にたどりつくことがある!
自分ひとりでは到達できなかった高みに昇ることができる!
つまり「健全な批判力」こそ、社会では協力する力なんだ。
だから、「批判」が「健全」なんだよね。
今すぐに手を上げられない手も全然大丈夫!
まずは考え始めることからはじめてみよう。