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【失業保険】意外と知らない受給方法!転職は1か月後でOK!

2019年9月24日

今回は失業保険給付の意外と知らされていないメリット・デメリットについてです。

退職する時はほとんどの人が「自己都合」になっていると思います。

漠然と話を聞いていると、「3か月後からもらえるのかな~」程度しか分かりませんね。

ただ、これしか知らないと「次を見つけた方が早い」と思って手続きをしないで転職活動をする。なんてことに。

 

ハッキリ言って損をします

せっかく義務を果たして保険を受けられる資格があるのなら、上手に使っていきましょう!

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【失業保険】受給のよくある勘違い

一回目が意外と遅い

まずはじめに、誰もが思うこと。

「遅い!」

「3か月後じゃなかったの!?」

 

3月いっぱい退職したとしましょう。

ハローワークに初めて行き、手続き4月15日にしたとします。

そこから7日間待機期間があります。4月16日~22日

これ以降、「認定日」にハローワークに行く必要があります。

そこから3か月が給付制限期間4月23日~7月22日

(この間、早めに初回認定日があります)

※ここまで支給はありません。7月23日から支給対象日

2回目の認定日が約3か月後。8月1日だったとします。

このだいたい2~3日後はじめて支給されます。

 

どうでしょう!?

退職して実に4か月後はじめての支給です。

く、苦しいですね!

3か月なんて思っていたらかなり切迫してしまいますよ。

 

さらに!です。

 

最初の額が意外と少ない

知らないと、こっちの方がダメージが大きい

「最初に支給される!」という情報だけだと、1か月分まるまるもらえると思いませんか?

僕だけですか?

 

上の例で言うと、支給期間は

7月23日~7月31日 の9日間だけ!

30歳未満、上限金額の人で1日約6,800円として(毎年変わることがあります)、61,200円です!

 

退職4か月後にはじめてもらえる受給金額は、めっちゃ少ない!

 

そして次の受給がまた4週間後

つまり、まともにもらえるのは約5か月後ですよね。

ダメージのほどはいかがでしょうか??

 

全部受給するまでハローワークでしか活動しないのは損

一番の損になる理由は後で説明しますが、この長い無給期間の間ずっとボケーっとしているのは結構つらい。

他にもたくさんある転職サービスも並行して使うべきです。

それにハローワークは自分で行ってパソコンでひとつずつ求人をチェックしたり、長い時間待たされて相談を受けても何枚か求人を出してもらってすぐに終わります。

 

ハローワークの求人は地元の穴場企業が隠れていることもあるが、それだけでせっかくの転職活動を終わるのはもったいない

しかも効率が悪すぎます

 

さらに、最近は“不正受給”チェックが厳しいです。

もう働く気がないのに「失業保険だけもらっておこう」ということですね。

国は生産性を上げたいので、一刻も早く“働かせたい”

そこで次の項目の意外と知らない制度があるわけです。

ポイント

失業保険はもらいづらいのか?というと、そうでもありません。

結構柔軟に支給されますよ!

まずは諦めずにもらおうとすることです。

 

まず大事なのは、なるべく早く手続きに行くことですよ!

 

参考

失業保険について詳しくは、「ハローワーク(厚生労働省)」のページをどうぞ。

ハローワーク 雇用保険 基本手当について

 

【失業保険】意外と知らない一時金受給

就職促進給付がある!

実は、この一時金給付意外と知られていません

  • 「再就職手当」
  • 「就業促進定着手当」
  • 「就業手当」

見ただけでワクワクしますね!

 

再就職手当

安定職に就いた時に支払われる!

早く就職するほどデカい!

就業促進定着手当

再就職先の給与が前職より低く、

勤務後半年続いたら支給!

就業手当

正社員じゃなくても、ちょっともらえるよ!

 

詳しくは下のリンクから見てほしいのですが、これをしっかりもらうことが損をしない方法になります。

その一番の理由が次です。

 

通常の給付よりも早い!

厚生労働省も、早く就職させたいという目論見ですね。

これは本当にありがたいです。

 

待機期間でも支払われます!

 

先ほど挙げた例で言えば、ゆっくりめに4月15日に手続きをして待機期間は7日後スタート。

なんと、4月23日からもらえます!

ただし、1か月間はハローワークの紹介経由のみが対象

それでもですよ。

 

待機期間最初の1か月が終われば、他の紹介機関であっても給付される!

5月23日からは、どの転職支援を使っても支給されます。

 

どうでしょうか?

退職し、ゆっくり考えながら転職サービスに申し込んでいく。

1か月後から転職活動を開始したら、ちょうどいいアンバイですね。

 

ポイント

退職したら、ちょっとゆっくりして今後のことを考える

で、そろそろいっか!と思った時に、始めたいときに転職活動をスタートする

こんな感じでいいんじゃないでしょうか?

 

参考

就職促進給付について詳しくはこちら。

ハローワーク 雇用保険 就職促進給付について

※「常用就職支度手当」というものもあるのでチェック

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【失業保険】意外と知らない転職方法

民間の紹介サービスを使っても一時金給付

残念ながら、ハローワークは転職・紹介のプロではありません

仕方なく行っているのが多くの方の現状です。

 

ハローワークに行かないと、せっかく今まで支払ってきた雇用保険をもらうべき時にもらえない。

転職支援サービスを使わないと、せっかくの転職機会に損失がある。

 

ポイント

しっかりと自分が持っている受給資格を享受する。

転職に関しては適当に済ませず、しっかりプロと進めていく。

 

両方しっかりやって、損のない転職期間にしましょう。

 

転職のタイミングは、早すぎても遅すぎても損

辞めて少しゆっくりしてはどうでしょうか?

で、一時金給付が可能になる1か月前ぐらいから転職サービスで面談を受ける。

 

就職する気がないのに、あまり早く面談に行っても仕方ありません

面談に行ったときには転職希望時期を明確に伝えればエージェントも紹介しやすいです。

 

少しゆっくりしてはどうかと思うのは、もう一つ理由があります。

ポイント

転職は、自分を見つめなおす絶好の機会

走ってばかりでは見落としていることも、少し立ち止まったら見えてきます。

人生って、小手先の力を磨くことよりそっちの方が先決じゃないですか?

人生には休息が必要です。

 

それが可能になる機会が整備されているんだから、使わない手はないと思います。

知らない人もいるというのが残念すぎる!

 

ちょっと頑張って保険がもらえるようになったらいい機会として転職する。

というのもアリですね。

 

このブログでは、僕の“プー太郎”(フリーター)時代のエピソードも書いています。

それは転職において、自分のオリジナルに触れる機会が大事だと思うからです。

 

ちゃんと自分が本当にしたいことを見つめてますか?

エージェントさんとは、そんなことをぜひ一緒に話してください!

一人で考えるよりも断然、自分が見つかりますよ!

 

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宮内 利亮

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