【中途採用】はめぐり合わせ。一喜一憂するよりハップンスタンス?

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【中途採用】はめぐり合わせ。一喜一憂するよりハップンスタンス?

面接がとっても好印象だったのに、採用の連絡がこない!?

「なんで?何が悪かったの?」

実はこれ、落ち込む必要は全くありません。

むしろ自信を持って次の面接に臨みましょう!

元人事部長キャリアコンサルタントが、「落ちるときは落ちる」理由を説明します。

面接がいい感触でも“落ちるときは落ちる”

ライバルの存在

なぜ“イイ感じ”の面接だったのに、採用にならないのか?

まず第一の要因はこれ。

ライバルの存在

 

人気の求人だった場合、面接者は集中します。

特徴として、

  • 書類選考がある
  • 応募受付から面接までに一週間程度期間がある
  • 「○日までに連絡が行かなかったら不採用です」

こんな場合は、応募が殺到している可能性が高い。

たくさんの応募から選ばれる場合、当然競争率は高くなります。

 

そしてその優先順位は、“優秀な人材の順”とも言い切れません。

例えば応募者の中に、既存社員の知り合いがいたら?

勤務形態の都合がつきやすい人だったら?

能力よりもそちらが優先されてもおかしくはありませんね。

 

このような場合は、“ゆずってあげて良かった”と思ってください。

もし自分が採用されたあとに、社員の知り合いが応募に来たら・・・

採用見送ればよかったなんて思われたくないですよね。

 

それに勤務形態が理由であれば、本来自分の働き方が前向きに捉えてもらえないということ。

これは自分が働きやすいところで働くために、ゆずってあげましょう。

 

ポイント

ライバルが多いことが原因で不採用になることはある。

どんな理由であっても、ゆずってあげてよかった。

 

採用枠・予算・住んでる場所まで!?

ライバル以外でどんな理由があると思いますか?

あまり採用の裏側を書くのもアレですが・・・

  • 気付いたら採用枠がいっぱいだった!
  • 今月予算が厳しくて、人より利益を取る…
  • こっちの人の方が住所が近いから…

こんなことも実際あるんです!

 

今は色んなところに求人を出していて、無料でずっと出しっぱなしの求人もある。

面接をしたはいいけど、「採用枠もう埋まっちゃってたの!?」ということもある。

 

また、「人は採用したいんだけど、正直今月は予算が厳しいんだよな…」

「ひとまず今回は見送ろう…」なんてこともある。

 

住所なんてどうにもならないですよね?

だけど会社側からすれば、交通費が少なくてすむし交通事情で遅刻するリスクも減らせる。

理にはかなってしまうわけです。

だから・・・

 

ポイント

不採用の理由に一喜一憂してもはじまらない!

期間をずらして応募したら採用される可能性もある。

 

泣く泣く不採用にする人事

人事からしても、実は断腸の思いで不採用にしていることが多くあります。

すっごく良い人なのにな・・・

もったいないな・・・

そんな風に思っていたとしても、人事は社長ではありません。

経営上の判断の方が絶対に優先ですから、予算を優先されても仕方ないし採用枠を増やすこともできない。

 

面接をしたのは人事かもしれませんが、実は採用を決める権限のほとんどを持っていない

だから、面接でいい感じだったとしてもその先どうなるかは分からないんですよね。

 

ただ、一つ言えるのは“イイ感じ”だったのは事実だということです。

ポイント

面接した人は「いい」と思っているということ。

不採用理由は自分以外の別の何か

自信を持って次に行けばいい。

 

プランドハップンスタンス

めぐり合わせは“自分”が中心

さて、下のページでは「プランドハップンスタンス」について書きました。

アンテナ
あなたのキャリアは興味の方向に向いていた!?情報化社会のアンテナ

続きを見る

自分のキャリアのほとんどは、偶発的な出来事から作られているということです。

 

特に人とのめぐり合わせなんて、狙ってできるものではありません。

しかしどんな人に巡り合うかで、大きく人生は変わっていく。

 

じゃあ人生はコントロールできないのか?といったら、そうではない。

例えば意識してもしなくても、興味のある情報は気になるから目に留まる

自分の強み・興味などを知っていれば、強みはさらに強くなり興味に対して知識が身に付いていく。

これがプランドハップンスタンスです。

よく言う「引き寄せ」にも似たものかもしれません。

 

「採用はめぐり合わせ」なんて言ったら、運任せに聞こえるかもしれない。

しかしそうではありません。

自分を明確に示すことで、企業が選んでくれる。

自分が行くべきところに行くために必要なことは、自分を知ることです。

 

転職ですべきことは「自分づくり」

結論、転職活動でやるべき一番大切なことは「自分づくり」です。

 

「自分さがし」という表現もしますが、それは一生し続けるものとも言えます。

転職活動においてずっと悩み続けるわけにはいかない

ある程度のところで自分を表現する必要があります。

だから「自分づくり」にしました。

 

選考というのは企業がするものです。

応募者が採用・不採用を決めることはできない。

だから、採用されるために何をするかは二の次

応募の直前で大丈夫です。

自分を明確にして、多くの企業に応募すればするほど“自分に合った会社”があなたを見つけてくれます。

たくさん応募することを恐れてはいけません。

そして複数受かったら、選ぶのはあなたです。

 

多くの人は、あまり多くの企業には応募したくない。

たくさん落ちたら自分が落ち込むからです。

だけど、不採用の理由なんて自分には分かりません。

自分以外の理由だって大いにある。

だからあまり一喜一憂しても損をするだけです。

 

それに、自分を表現できないと会社があなたを見つけづらい。

とにもかくにも、「自己理解」からというわけですね。

転職は自分を振り返る機会です!

頑張りましょう!

 

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宮内 利亮

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