就活の正解

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就職先はどこが正解なのか!?大転換期の今、とるべき安全策は!?

2021年6月13日

大手の大量希望退職、国家公務員のキャリア形成の不安、今まで安全とされていたものがことごとく崩れていくいま、一体どこに就職するのが正解なのか!?

安全圏がない・・・これは新卒にとって厳しい時代なのか?それとも?

【就活】職種や業界に正解はない

大手の希望退職、国家公務員の退職

大手の大量の希望退職者数のニュースが連日のように入っています。

特に観光、アパレル、運送、外食、製造業・・・。

新卒なら、「いったいどこに就職すりゃいいのよ!」って思いますよね。

 

それに国家公務員にも不穏な兆しが。

退職者の多くは、今後のキャリアに不安を感じていた。

あの公務員、親が子供に就いて欲しい職業ナンバーワンの公務員です。

安全だったはずなのに、今はそうでもない。

 

エリートが目指す官僚も、多くの優秀な人材が抜けているそうです。

あらゆるところで人材が流動し、一気に構造が変わっていくように見えます

 

キャリアの見通しが不透明な時代、一体正解はどこにあるんでしょうか?

 

大手かベンチャーか公務員かに正解はない

新卒であれば、大手に行くか、ベンチャーに行くか、公務員になるかという選択を最初にするかもしれません。

でもこれは本質的なキャリア選択になっているだろうか?

 

ざっくり考えれば、ノウハウが欲しければ大手でいい。

実績が欲しければベンチャーでいい。

独自のノウハウを持ったベンチャーもあるだろうし、所属するだけで実績となる大手もある。

一度試しに公務員をやってもいい。

とにかく勉強したいから、時間的余裕のある会社に入ってもいい。

入社してからの自分の動きや、考え方の変化、価値観がどう生まれるかの方が大切かもしれない。

40代の人生半ばの過渡期に向けて、20代で色々経験し、30代で実績を積み始めればいい。

 

すべては自分次第で、その後どうなりたいのかにもよるし、何より『今何がしたいか』を言えるかどうかです。

自分のキャリアの手綱を握っているのは自分です

時代でも社会でも、先生や教授でも親でもなく。

 

自分自身の考え・選択がすべて

それが個人の時代、人生100年時代、VUCA時代

 

我々キャリアコンサルタントの存在も、『自分は何がしたいか』を引き出すためにあるんです。

それほど『自己理解』は大切。

『会社理解』ばかりしようとしても、自分を知っていないと仕方ないんですね。

 

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安全圏崩壊

安定顧客・安定収入の危機

今まで『安全圏』と思っていたところがそうでなくなる可能性が高いのがこれからの時代です。

社会の構造が、至る所で変わるからです。

『DX』と言われていますが、この変化する領域は思っているより大きく、その余波は思っているより大きいと思います。

『構造改革』が起こると言ってもいいですね。

 

例えば教育に関しても、N高校などの影響力は今までの通信制とは大違いですよね。

テクノロジーの進化によって、「あっ!こんな可能性もあるんだ!」と世間が気付き始めます。

すると、今までのように当たり前にレールを進むように進学するラインが崩れるかもしれない。

今まで教科書や制服を供給して何とか営業していたお店は苦しくなりますね。

 

長いこと続いてきた仕組みや構造が変わり、その恩恵を受けていた事業やサプライチェーンにお金が回らなくなる

今までの構造の延長線上に、「安定顧客・安定収入」があると思い込まない方がいいんです。

 

結局最後に残るのは自分だけ

人生100年時代は個人の時代と言われるぐらい、『自分の力で社会を生き抜く』ことが大切です。

長期のキャリアを考える上では、最終的に個人としてのキャリアを想像しておくことの方が安全圏に近づけます。

結局、最後に残るのは会社ではなく自分だけ

 

会社に在籍しながらも、常に次のキャリアに今をどう活かすか。

今の在籍が自分の長い人生にとってどんな意味があるのかを意識しておくことです。

 

「この会社が全て」と思うことはリスクになり得るということを知っておかないといけませんね。

会社は、自分の人生の責任を取ってくれるところではありません。

家族でもないし保険でもないし、資産でもない。

 

「どこに就職するのが正解か?」

それに答えがある訳がありません。

自分にしかその答えは出せないのですから。

 

時代は一気に変わる。若い方が有利

それと、時代は一気にまるっと変わります。

若い人の社会だけが変わっているわけではなくて、中年も定年間近の人も同じです。

 

だから、「なんでこんな時期に就活なんだ」と悲観する必要はありません

むしろ今現在、中年以降の人達の方がよほど大変です。

 

最新のテクノロジーの技術を持っているわけでもないし、新しい時代に対する感度が弱い人も未だに多くいます。

変化の時代、若い人の方が適応できる

 

何が正解かなんて今の社会人から聞いても、それが若い人にとって有益かどうかは分かりません。

自分を信じてください。

未来は変わります。

いまを選択するためには、外に正解を求めるのではなく、自分の内側に答えを見いだしてみてください。

 

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宮内 利亮

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