台風と仕事③

“みや”のちょい寄ッテ!

【台風19号と仕事③】体験の記録と仕事の在り方を考える

未だ被害が拡大中。

台風19号の被害状況が徐々に明らかになってきました。

ツイッターに眠っていた情報も次第にメディアによって整理されつつあります。

まだ・・・見えていない被害があると思うと、心が本当に痛い。

「今までにないことが起こる」と言われたとおり。

もしそう言われていなかったら、どれほどの被害だったことか。

 

ここでは僕が見たり聞いたりしたことで思ったことを記録していきます。

きっとよりよい社会を作っていくことは、過去の歴史と今を見て明らかです。

その手助けが少しでもできるように。

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水位が見れるのはいつから?

僕の家の近くには川が流れていて、大雨のたびに避難準備の警報が鳴ります。

警報?

警報がスマホでなり始めたのは、いつからだったか?

 

記憶にある限り、東日本大震災の時です。

その後余震のたびに警報がなり、精度が徐々に増してきました。

人の命を守るための仕組みが、何かあるたびに飛躍的に良くなっていく。

地震の後には地震対策

停電の後には停電対策

水害の後には水害対策

傷みを決して無駄にしてはいけない。

 

避難準備の警報が鳴ると、ネットで川の水位を確かめます。

水位を確かめる?

いつからか、水位を確かめられるようになっている。

みんなが同じページを見ても、落ちなくなってきている。

インターネットも落ちづらくなっている。

最近はライブカメラで川の写真をリアルタイムで見れる。

リアルタイムで見れる!?

見に行かなくても全国共通の目がいつの間にか出来ている。

 

ポイント

世の中は気づかないうちに、大切なことから整備されている。

どこかで誰かがこの日のために頑張っている。

そうやって社会はだんだん良くなっていく。

僕も当たり前のようにライブカメラを見ていました。

考えてみればすごいことですよね。

 

消防隊員の強さを見た

昨日も書きましたが、消防団で出動してきました。

土嚢を積むときに現場には、消防の本職の方が数人だけ。

あとは地域の消防団が大半でした。

数人の消防隊員が、団員に指示を出す。

ある程度めどが立ったら、次の現場に移動していきました。

毅然とした態度でいましたが、一言だけ聞いた言葉にものすごい強さを感じました。

ご苦労様です。昨日から・・・夜は・・・朝になると・・・現在は・・・。ご協力本当にありがとうございます。

 

団員を気遣ってくれている言葉の中で、本職の方たちは寝ずに仕事し続けていることが分かりました。

さらに現場に来れる人数も多くない次の現場にもすぐに行く。

総動員で当たっていることが分かりました。

ポイント

団員は通常違う仕事をしていて、場に来る人も来ない人もいます

自宅を優先している人も当然いるでしょう。

現場に来ても自発的に動けるわけでもありません好き勝手言う人もいます。

それでも団員を気遣い、自分たちの方が大変でも表に出すことのない強さ

こういうのが、日ごろ厳しい訓練をしているからこそできる品格なんだなあと思いました。

 

しかも、何かが起きたら責任を負うんですよね。

地域の人に何を言われようがグッと堪える

正直、「頼むからじっとしててくれよ!」ってみんなに言いたいはずです。

だって何かあったら「消防は何やってんだ!」って言われるんですから。

だけど、そんなこと言う消防隊員見たことありますか?

火事場とかならあるかもしれませんけど。

改めて、すごい組織だなと思いました。

 

運送業が休めない社会はみんなが作った

今日、大手の運送業者を利用しました。

そこで聞いたのがまた、僕にとっては衝撃!

「十何年いますけど、休みになったのなんて初めてです。」

 

え?例えば前回のあのヤバい台風とか、震災の時とか?

休みなかったの!?

そして僕は、各地で道路も冠水している状況が分かっていながら“翌日時間指定”をしなければいけない。

「道路も大変な状況だから休んでくださいよ」なんて僕が言ったところで止めようがないですね。

なんだかんだ期待してしまっている

 

今回休みにできたのは、おそらく日本全国の報道や動かず休もうとしてくれた人たちのおかげなんじゃないでしょうか。

相変わらず「台風何か大したことねえだろ」なんて風潮だったら、営業していたかもしれません。

被害が出ていたかもしれません。

ポイント

どんな時も便利な運送業者であってほしいという社会の期待が、ここまで休めない状況にしてしまっているのかも。

それなら、緊急時は全国的に休みになる風潮が根付いてもいいのではないか。

そう思わされる出来事だった。

 

気象予報士の悔しさ

知り合いに“気象予報士”がいます。

今回の台風が出来上がった当初から、「こんなの見たことない。マジでヤバい。」と言っていました。

テレビでもしきりに「今までにないことが起こる」警笛を鳴らしていましたね。

知り合いはそれ以上に明確に強い口調でとんでもないことになると言っていました。

 

さらに印象的だったのは、テレビで災害を報道している時にコメンテーターとして出ていた気象予報士の方。

「このような台風が、日常的になるんですか?」と聞かれ、言いづらそうに「年に一度は起こってもおかしくない」と。

この時なんとなく知り合いとその人がかぶって見えて、「だからそう言ってるじゃん」と言いたそうに見えました。

「前から何度も気を付けろって言ってるよね」と言いたいような気がしてなりませんでした。

テレビなどの発信力の強い場で責任を伴う発言をすることは本当に大変なんだなと思いました。

僕たちができることは、もっと真剣に専門家の話を聞くことや、その情報から主体的に事を想像することなのかなと思いました。

ここで気象予報士が、「だから言ったでしょ!」と言ってしまったら非難をものすごく浴びることは誰でも分かりますね。

だけど正直、そんな気持ちなんじゃないかなぁ。

 

なんというか、これが知り合いだったら“悔しさ”を感じているだろうなと。

ポイント

言っても言っても伝わらないもどかしさもあるだろう。

そして本当に言いたいことを言いづらくしてしまっているのは自分たちかもしれない。

他にもこんな思いをしている人たちがいるかもしれない。

知らない人が好き勝手言うと、この人たちの発信力を奪ってしまうのかもしれません。

 

経済を回す人の頼もしさ

未だに被災地で取り残されている人がいます。

水や食料がなくて困っている人避難所で不自由な暮らしをしている人もいます。

ボランティアに行く人もいる中で、自分にはそんな余裕がない

自分はのうのうといつも通りの暮らしをしているのが、何か申し訳ない・・・。

そんな風に思っていませんか?

 

僕は東日本大震災の時にも本当に軽い被災者になりました。

しばらく通常通りの生活ができなくなりました

その時に思ったのは、「助けてほしい」ではありません

本当に助けを求めている人他にいる

そしてその人たちを本当に助けられるのは、統制された組織だった。

僕も日常に戻れなくて、どうせなら手助けをしたくてボランティアに行ったけど、正直足手まといでした。

「自分にできることをやる」それが一番いいんだと思いました。

そして一番の「自分にできること」は、いつも自分がやっている仕事です。

 

社会の協力体制というのは、多分僕たちが思っている以上です。

自分が自分の仕事を頑張っていれば、日本の経済は動き、被災地の方たちにも回り回って還元される。

それでいいんだと思います。

僕はカンボジアでも同じように思いました。

この貧しい子供たちのために何かができるほど、自分に力はない。

自分がこの子たちのためにできることは、自分が自分の国で一所懸命働くことなんじゃないかと。

こちらの記事に書いてます。

カンボジア
【カンボジア~前半~】価値観を変えた出会いたち

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ポイント

「何もできない」と申し訳なさを感じる必要なんて全くない

いつもの仕事を頑張ってくれることが、日本を支えています。

それは今被災している人が、みなさんに託していることですから。

 

日本全国の協力体制を自分も形作っていることを感じませんか?

 

 

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