自分を知ることがとても大切な時代!
自己分析はいくらしてもいいし、やっていて楽しいですよね。
今回は、一番ざっくりと分ける方法、しかもかなり間違いのないものをやってみましょう。
『考え方の特性』を大きく2つに分けられる!最初に目星をつけるなら!
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重視している思考特性がすぐわかる
『体のどこが、あなたなの?』
自己分析をしようとしている人は、どの分析からするか迷っている人が多いと思います。
僕の答えとしては、「色々やってみましょう!」ということ。
僕は『エマジェネティックス』という分析が得意で、それを中心として分析を支援しています。だけど、他にも色々やってみて自分なりに考えていいんですよね。一番よくないのは、納得いかないまま分析結果を引きずってしまうこと。
自己分析は、色々やってみればいい。今回は、おお~きく考え方の特性を分けられる方法です。一番最初にやってみたり、色々受けてから再度確認としてやってみましょう。
めちゃくちゃ簡単です。
『あなたという存在は、体のどこにあると思いますか?』
ここだと思う所に手を当てたり指したりするだけです。
あなたはどこになりましたか?
もしよかったら、文章を読むのを一旦やめて、立ってやってみてください。(読みながらだと働いている脳がかたよるため)
あなたの心はどこにありますか?
あなたという存在はどこにありますか?
体のどこが、あなただということができますか?
2つのどちらか
おそらくほとんどの人が、以下のどちらかを指したと思います。
- あたま
- むね
こめかみを指す人、頭を押さえる人などは『頭派』です。
胸に手を当てたり、こぶしを胸に当てる人は『胸派』としましょう。
この分析でわかることは、よく言う「左脳・右脳」ということになります。正確に言うと違うのですが、イメージは合っているのでそれでOKです。
頭派=「論理・ロジカル思考優先」
胸派=「直観的・情緒的優先」
本当はこんなに単純ではないので過信は厳禁ですが、少なくとも目星はつけられます。
詳しい特性について知りたい方はこの記事を見たあとに、ブログ内検索で「思考特性」などを検索してみてください。
もしあなたが、論理に強みを顕著に持った人なら、胸に手を当てる意味が分からないかもしれません。
もしあなたが、直観に強みを顕著に持った人なら、頭に手を当てる意味が分からないかもしれません。
人は全然違うのです。この違いを理解することが、他者を活かす方法でもあり自分に自信を持つ方法でもあるのでとても大切です。
よ~く考えてみましょう。深く、深く。なぜ自分と違う人はそこを指すのか?
その人はどういう考えなのか?
それが見えてくると、ようやく自分の考え方に特徴があることが分かります。
特徴が見えると、自分の活かし方が分かります。
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2つに大きく分けてから分析
『頭派』=直列収束(左脳)
まず、頭派はどんな特徴なのか?
エマジェネティックスで言う、「分析型」と「構造型」の掛け合わせです。
分析型
論理的、数字などの間違いのない根拠が好き、矛盾は嫌い、効率・正解を求める、全体をフレーム的に捉えたい。
構造型
現実的、方向性が決まっていることが好き、適当は嫌い、正確性を求める、積み上げ式に詳細を丁寧に捉えたい。
これを合わせて『直列収束型』と呼びます。
分析と構造が結構違うことが分かると思いますが、今回の分析ではそこまでは分かりません。
あまり情緒的な判断や直観に頼らない特徴があると言えます。
判断基準としては明確な思考から導き出したものが多く、根拠やプロセスをしっかりと組み立てたいと考えます。
逆に理屈の通らないようなことは嫌いなので、無条件で人を信じたり考えずに動き出したりはしたくない。
ただし人を生理的に嫌うようなこともないので、狭く深い人づきあいよりは広く浅い人付き合いが多い。
問題解決に向いた思考特性で、広く物事をデータによって捉え、脇道にそれず追求することに長けている。
『胸派』=並列拡散(右脳)
次に胸派は、「社交型」と「コンセプト型」の掛け合わせです。
社交型
人から学ぶ、人に対して直観が働く、人の好き嫌いがある、同情的、人との関係性を重視する、人のために一生懸命、いつも人が気になる。
コンセプト型
想像力豊か、アイデアが直観的、変わっていることが好き、映像で思い浮かべる、細かく考えるのは嫌い、驚き・楽しいことが好き、全体で単純に捉えたい。
これを合わせて、『並列拡散型』と言います。
頭派との違いを考えるなら、論理や根拠をそこまで必要としない特徴があります。
直観を信じたい気持ちが強く、肌で感じたり心のセンサーに従うことに幸せを感じる。
面倒な理屈は避けたいと考えているし、細かく正確なことを強要されることにもストレスを感じる。
メリットが確約されていない分野でも突き進めたり、一時的な自己犠牲によって結果大きな利益を得られる可能性が高い。
アイデアの創出に向いた思考特性で、人や事象の組み合わせによってイノベーションを起こしやすい。
両方持つ人もいる!
あなたはどうだったでしょうか?
もしかしたら、とても悩んだ人もいるかもしれません。
そんな人はおそらく、「分析」と「コンセプト」の組み合わせだったり、「構造」と「社交」の組み合わせだったり。
「コンセプト」だけだったり「構造」だけだったり。
4つの思考特性の組み合わせだけでもかなりの量があるためです。
ただし、今回の事で分かるのは“どちらを最も重視しているか”です。
「分析」「構造」のどちらか?
「社交」「コンセプト」のどちらか?
最も特徴を持つ思考特性を、4択から2択に絞れる。
「分析」と「コンセプト」を両方持っていたとしても、ほぼすべての人がどちらかを優位に持ちます。
なぜなら、結果判断としては一つしか選べないからです。
重視するのは「根拠」か「楽しさ」か。
言ってみればそんなところです。
あなたという存在は、どこにいますか?
あなたの心はどこにありますか?
その場所に自信を持って、特性を伸ばしていきましょう!