派遣の働き方

自分の興味・特性を知る

派遣社員というナイスな選択。働き方改革のいま、こんな人にはおススメ!

2019年8月5日

今回は派遣社員という働き方についてです。

このサイトの存在意義はリアリティなので、法的な話やルールなどは省きます。

 

私は人事部長として、採用したり雇用の管理をしたりしていました。

今まで色んな現場で色んな雇用形態の方たちを見てきて、実は派遣っていいな~と思ったことがたくさんありました。

こんな方はぜひ、派遣社員を検討してみてください!



私がいた現場では

社員、パートアルバイト、派遣、委託という様々は方がいました。

派遣の働き方はというと、パートアルバイトと変わりませんでした。

さらに会社を気に入ってもらえたら、社員登用もしていました。紹介予定派遣というやつですね。

 

違うのは、時給だけでした。

同じことをやっていても実は時給が違う。派遣の方が高い

求人も、同じ仕事で募集していても派遣の方が圧倒的に高く出しています。

通常の時給が1000円なら、派遣会社に1400円払い本人に1200円渡される。といった具合です。

社会保険も当然入れるので、部長の私からしてもうらやましかったです。

 

正社員(正規雇用)であることにこだわる必要はないです。

正社員であっても、いざという時に保障があると思っていると今後の社会では痛い目を見る可能性が高いです。

 

企業が派遣社員を使う理由

・雇用が間に合わないときでも人員補充できる。

・自社で雇用の手続きをする必要がない。

・紹介予定派遣なら、インターンに近いやり方で採用できる。(助成金ももらえる)

企業にとっての派遣社員を使うデメリット

・人件費が高い。

・嫌になったらすぐに離れられてしまう。

・同じ温度感で働いてもらうことが難しい。

このことから、派遣社員を使う会社はある程度規模が大きく作業や補佐的業務の仕事が多くなります。

 

①高時給が欲しい

同じ仕事をやっても時給が高いですから、稼ぎたい方には圧倒的なメリットです。

大きな企業ほど時給を惜しまず派遣に投資します。

研究所なども、教授に頼まれたことをやるだけで暇なのにかなり時給が高い穴場です。

ポイント

お金はある。直雇用するのが面倒。という会社は派遣を多用します。

 

②責任ややりがいは求めない

正社員でなくてもできる作業を割り当てられることが多いです。

社員が望むことをやってほしいので、言われたことだけをやることが正解という職場は多いです。

ここを割り切る必要がある職場と、私がいた職場のように他の人と同じく考えて仕事をする場合があります。

ひとつ言えるのは、社員として働くならやりがいを求めないといずれ辛くなります

 

あまり良くはない例かもしれませんが、実際やる気のない派遣さんは存在します。

自分だけがやる気を出してしまうと、その人にとっては嫌なんでしょうね。邪魔をしたりします。

1時間で終わる仕事を、「ゆっくりやって2時間かけようよ」と言ったりするのです。

それはそれで、ちゃんとやってほしいならそのように社員が支持をすればいい。その方の本気を出すべき場面はそこではないのです。

ポイント

仕事は熱意を持って、自分の力でどんどんよくしていきたい!という方は不自由さを感じる可能性があります。

 

③ひとつの職場に長く就きたいわけではない

  • いずれ自分に合った会社を見つけたい。
  • 自分が何をしたいのか、まだ分からない。
  • 辞めたいときにすぐに辞められるところがいい。

こんな方にも派遣は最適です。

「もう行かなくていいか。」と思ったら、派遣元の会社に言えばいい。職場に直接「辞めます」と言わなくてもいい。

 

まだ何をしたいか定まらないなら、自分の身を軽くしておくことをおすすめします。

下手に役職などをもらってしまうと、若いうちに生活水準が上がり転職し辛くなります

ポイント

「こんなことやりたいわけじゃなかった。」と後で思っても、責任を抱えてしまうと動きづらい。

 

④やりたいことがあるけどまだ準備できていない

すでにやりたいことがあるけれど、まだ資格が取れていない。資金が足りない。という方です。

とりあえずの生活費を稼ぎつつ、準備の邪魔にならない働き方ならやはり派遣が一番ですね。

 

パートアルバイトの場合、職場となる会社や店長との直接の交渉で就業時間や日数が決まります。

しかし派遣なら交渉は派遣元企業。派遣元は様々な派遣先から選ぶので、ワガママを言っても通りやすい環境と言えます。

イメージで言えば、働き方の選択範囲以下のようになります。

パートアルバイト

【自分】対【1現場】

派遣

【自分】対【就業可能エリア全現場】

ポイント

大きな目標があるなら、派遣を活用しよう。

 

⑤スキルや経験を広げたい

マルチに活躍できる自分を作っていきたい。

多様なスキルを身に付けたい。

経験として様々な社会を見ておきたい。

そんな方が速いスパンで職場を転々とするにはもってこいですね。

社員で転々とすると問題があります。

本当はいろんなことにチャレンジしてみたい。新しい自分を発見したい。という方にはおすすめです。

ポイント

自分が興味のあること、やってみたいことをリストアップしてみましょう。

 

派遣社員としてのネックは?

人間関係が一番ではないでしょうか。

その仕事のほかに生活の中心を置いている方がほとんどのはずです。

みんなの個性を尊重しながら一緒に仕事をするというところがネックかもしれません。

同じ目標を持った集団なら団結はしやすいですけどね。

逆に、自分の個性を曲げたくないと言う方はネックにはなりません。

ある意味ドライに。割り切って働くのがコツです。

 

正規雇用されていない不安について

私から見ると、正社員で安心しているほうが危なく見えます。個人の力を磨こうという意識を忘れて会社に依存してしまうと、生きる力を失うのも一緒です。正規雇用にしろ非正規雇用にしろ、大切なのは自分が人に役立てる力(稼ぐ力)を身に付けることです。

 

最強の「紹介予定派遣」

本人にとっても企業にとってもプラスなのが、紹介予定派遣

 

企業は直雇用したほうが人件費が安いです。

ほとんどの中小企業は、直雇用したいけど採用が追い付かないから派遣を使っているというのが本音ではないでしょうか。

紹介予定派遣なら一定期間が過ぎたあとに自社で直雇用できる可能性があります

政府もこの直雇用、正規雇用を促すために助成金を出しているので派遣元企業がすすめる場合もあります。

 

本人にとっても、まだやりたいことが見つかっていない方などは紹介予定派遣がいいかもしれません。

半年やってみて気に入ったら雇用してもらえる。嫌なら早めに切り上げて他に行く

これは最高ですよね・・・。

 

人件費を気にしない、直雇用したくない企業は紹介予定派遣はしないと思いますが、本人はこれを見分ける必要はありません。

あらかじめ派遣先と派遣元で契約していますから、紹介予定派遣がよければそのように派遣元に言っておけば必要とする企業に派遣してくれます。

 

ポイント

これからの時代は働き方が多様になっていきます。今までの固定概念にとらわれた働き方をする必要はまったくありません。

上司や先輩に偉そうに指示されたくないから派遣!というのもいいですね。

あなたにとっては派遣社員という働き方はどうだったでしょうか?

メリットがたくさんある派遣をうまく使って、なりたい自分になりましょう!

 

大手マイナビさんのリンクを貼っておきますので、ぜひ覗いてみてください。
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宮内 利亮

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