永遠のテーマですね。私も探し続けています。
すぐには見つかるものではありません。
もっと言えば、すでに見つかっているかもしれない。もうやっているかもしれない。
自信を持ってこれだ!と言えるようになるには、習慣が必要です。
好きな場所にいったり、好きな人と話したり、なんとなく「いいな~」と思うものに触れる機会を増やすことです。
ひとまず今回はこんなところをやってみましょう!
ここでの目標
漠然とでもいいので、書き出して目に見える形にすること。
一回方向性を出してみる。程度に思ってやってみましょう!
在りたい自分はどんな姿?
まずは自分の頭に聞いてみよう!
今の自分が興味を持っていることを書きだす。
簡単に聞こえるかもしれませんがポイントがあります。
音楽とか車などの分かりやすいものがあればベストですが、他にももっとくだらないと思うことでもいいです。
見たいテレビ番組とか、いつも気になる歴史とか宇宙とか。
一見仕事とは関係のないことの中にこそ、新しい自分を見つけるチャンスがあります。
無理に仕事と結びつけず、自分が心地いい「いいな」と思う時間を見つけてみましょう。
ポイント
意識していない、自分では気づかない自然にやっているようなことの中にヒントがあるかも。
子供のころ大好きだったことを書きだす。
本来の自分の願いは、意外と子供のころから見つかったりします。
- 夢中になっていた
- 時間があるとやっていた
- 飽きなかった
- 怒られてもやっていた
そんなことはありませんか?よく思い出してみてください。
小さいころの自分がどうだったか、親に聞いてみてもいいですね。
人の性格は子供のころからつくられています。そしてよほどのことがない限り変わりません。
逆に今の自分は「出来るわけがない」「非現実的」「常識的ではない」などの目に見えない制限がかけられています。
ポイント
子供のころの自分にもう一度戻ってみよう。
どんな自分だったら最高なのか書いてみる。
最高路線です。できるかどうかは一切関係ありません。
大人はなかなかこれができなくなってしまっていますよね。
本当に到達できないなんて、死ぬほど行動してみないと分かりません。しかも大事なのはそこではない。
最高路線から目を逸らすと、向かう方向が分からなくなります。
進んでいるはずなのにやりきれない気持ちになるのは、本来自分が行きたい方向ではないからかもしれません。
本当は沖縄に行きたいのに、流されて少しずつ北に移動していたら不安や苛立ちがもやもや押し寄せてきますよね。
方向さえ合っていれば、少しでも近づく感覚が満足感を感じさせてくれます。
ポイント
誰も覗き見たりしません。恥ずかしがらずに文字にしましょう。本当の自分に向き合ってあげるチャンスです。
周囲の人はどんなあなたを認めている?
今度は人に聞いてみよう!
過去に褒められたことを全て書き出す。
自分はそうは思わないということも必ず書くことがポイントです。
自分が思うことはすでに書きました。今度は他人がどう思うかです。
褒められても「自分なんてそんな力ない」と思ってしまう。ここでは自分の考えは捨てましょう。
アメリカ人はお互いを褒め合うことにとても長けていますが、日本人はこの受取りが非常に苦手だと言われています。
他人から褒められたことを受け取らないのは失礼です。
自信がなくて自分を低くしておけば面倒がないですが、せっかく人が与えてくれているパワーをしっかり受け取ってください。
ポイント
すごいね!上手だね!得意だね!これが強い。あれが強み。言われたことをどんどん書き出しましょう。
期待されたことを書きだす。
褒められたことと似ていますが、それだけだと“言ってくれたことだけ”しか出てきません。
実際は、期待されていることの中にもあなたの強みが隠れています。できると思うから期待されるのです。
- 合うよね!
- やればいいのに。やってみたら?
- これを頼むよ。これを任せたい。
この中には必ずあなたの可能性が隠れています。
「めんどくさいなあ」と思って受け取った言葉かもしれませんが、なぜ言ってくれたのか今一度よく考えてみましょう。
ポイント
どんなことを期待されていましたか?その先にある可能性は何ですか?
本当の自分は何を求めている?
本当の自分の声を聴いてみよう!
ずっと覚えている素敵な体験を書き出す。
その素敵な体験にはあなたの人生を決定づけるような影響があったと思います。
あの体験があるから今の自分がある。
しかし、ここでは逆に考えてみてください。
あなたがそれを好きだから覚えているんです。
もともとの性格が、良いと悪いをかぎ分けています。
好きなことをやった時に、ちゃんと体が教えてくれているんです。「それだよ!」と。
まずはどんどん書き出しましょう。
ポイント
どんな自分だから、その体験がお気に入りになったのか考えてみよう!
感動したことを書きだす。
心の動きを、頭ではなく胸で感じてみてください。
胸から感動が沸き上がって泣いたような経験があるといいですね。
- あれはよかったな~という経験
- あれは刺さったという言葉
- 見ると心が騒ぐ作品(映画、本、漫画、建物、絵)
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どんなタイプが当てはまりそう?
では、ここまで出てきた自分の情報を見ながら、自分はどんなことに喜びを感じるタイプなのか検討を付けてみましょう。
ひとつだけでなくてもいいです。
だいたい大きなものがひとつ。当てはまるものが2つや3つぐらいです。
自分の喜びタイプは?
芸術的な人
自分を自由に表現することに喜びを感じる。言葉以外の方法でもイメージを芸術的に表現する。
生み出す人
拡散的な発想で何かと何かをつなぎあわせ、思いもつかないものを生み出す。あっ!思いついた!という時に喜びを感じる。
紐解く人
推理小説の主人公のように、煩雑に散らばったヒントをつなぎ合わせて答えを出したり、整理しながら解決することに喜びを感じる。
率先する人
まず自分からすすんでやる。誰よりも先に行動に移すことに喜びを感じる。
挑戦する人
世界初!とか、未だ見ぬ!ということに取り組むときに喜びを感じる。新しいことに向かう時にワクワクする。
支える人
自分が主役になるよりも、誰かの縁の下の力持ちになることに喜びを感じる。
調整する人
全員の良い所を引き出したり活かしたりすることに喜びを感じる。チームの力を引き出す
つくり上げる人
物を組み立てたりつくり上げることに喜びを感じる。
人をつなぐ人
人と人の間を取り持つパイプ役になる。コミュニケーション自体に喜びを感じる。
癒す人
人を元気にすることに喜びを感じる。優しく、気配りをする。
どうでしょうか?いつくか当てはまるものがあったのではないでしょうか。
是非それも書いてみてください。
自分は「~な人!」と書くだけで、「そう、そうなんだよ。」と心がスッキリするはずです。
思考タイプは?
人は大きく4つの思考タイプとその組み合わせによって考え方が違います。
どのような判断基準を持つ思考回路なのかです。
こちらの記事に書いていますので、参考にしてみてください。
行動タイプは?
人はそれぞれ、同じ場面でも違う行動を取ります。
「発信」「主導」「変化」
3種類の行動傾向のことです。
こちらの記事を参考にしてみてください。
※↓これも面白いですよ!
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一枚の紙に描いて終わり!
さて、最後に一枚の紙を広げて出た情報を書きなぐってみましょう!
絞る必要はありません。広げてください。ところ狭しと全部書きましょう。
今まで思ってもいなかった自分がその紙の中に描かれていたら大成功です。
二度三度描いてみると、整理されてきて面白いですよ。
一枚の紙に書き出してみよう!
- 今興味を持っていること
- 子供のころ大好きだったこと
- どんな自分だったら最高なのか
- 褒められたこと
- 期待されたこと
- ずっと覚えている素敵な体験
- 感動したこと
- 喜びタイプ
- 思考タイプ
- 行動タイプ
どうでしょうか?
だいぶ自分のことが分かってあげられたのではないでしょうか?
見えるカベに貼って、いつも自分を確認できるようにしましょう。
「やっぱり違うかな」と思ったら修正しながら。
ポイント
何をしたい自分なのかぼんやり見えてきたら、それを意識しながら今の仕事をやってみてください。
新しい気づきがきっとあります。
「意外と合ってるじゃん!」
「やっぱりこれじゃないな!うん!」
どんな答えに近づくのか、楽しみですね!