適性検査

自分の興味・特性を知る

【適性検査】代表的な4つの検査を紹介!何するの?何が分かる?

2019年10月31日

自分のことって、意外と分からないものですよね。

特に就職や転職では自分に合った仕事を選びたいけど、仕事の経験なんかないのに選ばないといけない

一人でやる自己分析には限界もある。

 

だから企業の選考では、「適性検査」をすることが多いですね。

これは長い時間かけて検証しなくてもできる、とても効果的なツール

だけど信用のし過ぎ禁物です!

あくまでも参考程度にすること。

最後に「自分はこういう人間だ!」と決めるのは自分自身です。

 

では、一体どんな適性検査ツールがあるのか?

それぞれどんな特徴があるのか?

代表的なものだけ見ていきましょう!

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厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)

GATBの特徴

一人ひとりの能力と職業適性を測定するもの。

企業内で様々な用途があり、日本では広く活用されています。

11種類の紙筆検査と、4種類の器具検査がある。

検査の組み合わせによっていくつかの適性能が測定できる。

対象

中学生~45歳程度

 

GATBの活用場面

  • 採用選考
  • 配置
  • 再配置
  • 能力開発

採用選考

採用職種を遂行する際に必要な基盤となる能力の有無を測定する。

配置

新入社員の能力特徴を活かした配置先を検討する。

再配置

従業員の能力適性を活かせる職種を、あらためて幅広く検討する。

能力開発

従業員個人が自己の能力特徴を理解することを促進し、学習計画を立てたり、キャリアプランを作成する。

 

GATBで分かること

9つの適性能

  • 知的能力
  • 言語能力
  • 数理能力
  • 書記的知覚
  • 空間判断力
  • 形態知覚
  • 運動共応
  • 指先の器用さ
  • 手腕の器用さ

紙筆検査では

G-知的能力

説明・教示や諸原理・諸概念を理解したり、推理し、判断したりする能力。

V-言語能力

言語の意味およびそれに関連した概念を理解し、それを有効に使いこなす能力。
言語相互の関係および文章や句の意味を理解する能力。

N-数理能力

計算を正確に速く行うとともに、応用問題を解き、推論する能力。

Q-書記的知覚

文字や数字を直感的に比較弁別し、違いを見つけ、あるいは校正する能力。
文字や数字に限らず、対象をすばやく知覚する能力。

S-空間判断力

立体形を理解したり、平面図からの立体形を想像したり、考えたりする能力。
物体間の位置関係とその変化を正しく理解する能力。
設計図を読んだり、幾何学の問題を解いたりする能力。

P-形態知覚

物体あるいは図解されたものを細部まで正しく知覚する能力。
図形を見比べて、その形や陰影、線の太さや長さなど細かい際を弁別する能力。

K-運動共応

目と手または指を供応させて、迅速かつ性格に作業を遂行する能力。
眼で見ながら、手で迅速な運動を正しくコントロールする能力。

器具検査では

F-指先の器用さ

速く、しかも正確に指を動かし、小さい物を巧みに取り扱う能力。

M-手腕の器用さ

手腕を思うままに巧みに動かす能力。物を取り上げたり、定められた位置関係で正確にすばやく持ち替えたりするなどの、手腕や手首を巧みに動かす能力。

 

GATBでやること

11種類の紙筆検査

  • 円打点検査
  • 記号記入検査
  • 形態照合検査
  • 名詞比較検査
  • 図柄照合検査
  • 平面図判断検査
  • 計算検査
  • 語意検査
  • 立体図判断検査
  • 文章完成検査
  • 算数応用検査

円打点検査

円の中に点を打つ検査

記号記入検査

記号を記入する検査

形態照合検査

形と大きさの同じ図形を探し出す検査

ポイント

文字・数字の違いを見つける検査

図柄照合検査

同じ図柄を見つけだす検査

平面図判断検査

置き方をかえた図形を見つけだす検査

計算検査

加減乗除の計算を行う検査

語意検査

同意語かまたは反意語を見つけだす検査

立体図判断検査

展開図で表された立体形をさがしだす検査

文章完成検査

文章を完成する検査

算数応用検査

応用問題を解く検査

 

4種類の器具検査

GATB

  • さし込み検査
  • さし替え検査
  • 組み合わせ検査
  • 分解検査

さし込み検査

棒(ペグ)をさし込む検査

さし替え検査

棒(ペグ)を上下逆にさし替える検査

組み合わせ検査

丸びょうと座金を組み合わせる検査

分解検査

丸びょうと座金を分解する検査

 

VPI職業興味検査

VPIの特徴

アメリカで開発されたホランドによるVPIの日本版。

6つの興味領域に対する興味の程度と5つの傾向尺度をプロフィール(パーセンタイルという数字)で表示する。

160個の職業名に対する興味の有無を回答します。

対象

短大生、大学生以上

 

VPIで分かる6つの興味領域

それぞれの頭文字を取って「RIASEC」と呼ばれています。

  • R:現実的興味領域
  • I:研究的興味領域
  • A:芸術的興味領域
  • S:社会的興味領域
  • E:企業的興味領域
  • C:慣習的興味領域

現実的興味領域

Realistic

機械や物体を対象とする具体的で実際的な仕事や活動の領域

研究的興味領域

Investigative

研究や調査のような研究的、探索的な仕事や活動の領域

芸術的興味領域

Artistic

音楽、芸術、文学等を対象とするような仕事や活動の領域

社会的興味領域

Social

人と接したり、人に奉仕したりする仕事や活動の領域

企業的興味領域

Enterprising

企画・立案したり、組織の運営や経営等の仕事や活動の領域

慣習的興味領域

Conventional

定まった方式や規則、習慣を重視したり、それに従って行うような仕事や活動の領域

 

VPIで分かる5つの傾向尺度

  • Co:自己統制尺度
  • Mf:男性−女性傾向尺度
  • St:地位志向尺度
  • Inf:稀有反応尺度
  • Ac:黙従反応尺度

自己統制尺度

Self-Control

自己の衝動的な行為や考えをどの程度統制しているかを示す。

男性−女性傾向尺度

Masculinity-Feminity

伝統的な性役割にどの程度こだわっているかを示す。

地位志向尺度

Status

社会的威信や名声、地位や権力をどの程度重視するかを示す。

稀有反応尺度

Infrequency

職業に対する見方がどの程度ユニークであるかを示す。

黙従反応尺度

Acquiescence

どの程度幅広くさまざまな職業に関心を持っているかを示す。

 

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職業レディネス・テスト(VRT)

VRTの特徴

VPIと同じく、ホランド理論に基づく6つの興味領域を使用。

就業前の人を対象にしている。

  • A検査:仕事への興味
  • B検査:日常生活行動や意思
  • C検査:仕事への自信

で構成される。

RIASECの6領域興味(A)自信(C)

3つの基礎的志向性を測定する。

紙筆検査で若年者に対して自己理解を深めさせ、職業選択に対する考え方を学習させる教材としても使われる。

対象

中学生・高校生(場合によっては大学生でも可)

 

VRTで分かる6つの領域(興味と自信)

これはVPIの6つの興味領域と一緒です。

ただ、こちらのテストではそれぞれへの「自信」も測定します。

中学生・高校生でも仕事を選択しやすくなるんですね!

 

VRTで分かる3つの基礎的志向性

  • D:対情報関係志向
  • P:対人関係志向
  • T:対物関係志向

対情報関係志向

Data Orientation

各種の知識、情報、概念などを取り扱うことに対する志向性

対人関係志向

People Orientation

人と直接関わりを持つような活動に対する志向性

対物関係志向

Thing Orientation

機械や道具、装置など、いわゆる‘モノ’を取り扱う活動に対する志向性

 

VRTカード

「職業レディネス・テスト」の項目をより扱いやすく親しみやすく、1枚ずつカードにしたもの。

VRTカード

54枚のカードに書かれている仕事内容への興味や、その仕事を行うことについての自信を判断していくことで、興味の方向や自信の程度が簡単にわかる。

基本的な使い方

「やりたい」

「どちらともいえない」

「やりたくない」

の3つに、54枚のカードを振り分けていく。

カードには「領域」が記されているので、どの領域に興味があるか分かる。

 

OHBY(オービィ)カード

OHBYカード

OHBYカードの特徴

430職種の職業情報を、写真・イラスト・チャート・動画などで紹介する「職業ハンドブックOHBY」の内容を48枚の必要最小限のカードにまとめたもの。

職業カードソート技法を行うために開発されたカード式職業情報ツール。

作業を行う中で自分の興味や関心を知り、知っておくべき必要最小限の職業情報も得ることができる。

表面に絵と写真裏面に文字情報等の詳しい情報を載せています

カードなので取り扱いが簡単。

絵や写真を使っているので、対象者の幅が広い。

使える目的や場面がとても広いツールです。

対象

児童~中高年

 

OHBYカードの使い方

ステップ①

「選択する」

「選択しない」

「考え中」

の3つに分類する。

ステップ②

「選択しない」の職業を選ばなかった理由が似ているものどうしを表面の絵や写真を見ながらさらに小グループに分類

その後、裏面をみてどんな特徴の職業なのかを理解する。

ステップ③

「選択する」に分類した職業について、最も好きなものから順番に10職業を選び出して順位をつける。

裏面をみてどんな職業なのかを理解する。

 

色々やってみること

最初にも書いたように、“信じすぎ”はよくないです。

「そうなのかも」程度が一番いいです。

「自分にはこれしかないんだ」と自分自身に偏見を持ってしまうと、可能性を狭めてしまいます。

そもそも自分には多くの可能性があるということは自覚しておいてください。

 

また、検査結果は自分を表す大切な情報として保管しておきましょう。

転職の際には、エージェントにその結果を伝えるようにするととてもスムーズになります。

 

僕は違う物ですが、“会社選び”に特化したカード式のものを持っています。

面談するときなどはすぐに出来て便利だし、自分自身も「なんか価値観変わったかも」と感じた時に取り出してやっています。

お子様のいる方はカードのものでやってあげると、自己理解を深めてあげられますよ!

 

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