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自己主張性【社会人コミュニケーション能力】主張すりゃいいってもんじゃない

2019年10月20日

  • 一部の人だけで進めちゃうんでしょ。
  • 競争心のない人が多くてイライラする!
  • そんなに急がず、争わずでいいじゃない。
  • もっと早く行動してほしいんだ!

この両極の考え方のどちらかを感じていたら、今の会社では【自己主張性】の違いが理解されていません。

一部の人だけが気持ちよくて、多数の人が我慢しながら仕事をしていませんか?

自己主張性の違いを理解していないと、組織内ですぐに亀裂ができたり派閥ができたりします。

「どうせ自分たちは」

「どうせあいつらは」

そんなふうに考える場面が多かったら、このポイントをしっかり考えてみよう!

 

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【自己主張性】とは

行動特性

3つの【行動特性】 の内のひとつ。

自己主張性

自分の考えや意見を他人に受け入れて欲しいと感じる頻度およびエネルギーの強さ

【左寄り】【真ん中】【右寄り】

大きく3つに分類します。

【真ん中】は時と場合に合わせるタイプなので、ここでは両極の2つのタイプを紹介します。

自己主張性の両極をタイプで表すとこんな感じです。

左寄り『平和的』

右寄り『主導したい』

 

どうでしょうか?

あなたの職場では、どちらが“良し”とされていますか?

 

その会社が起業して間もないなら、おそらく『主導したい』が評価されるでしょう。

古くからの慣習を重んじる組織は『平和的』が評価されていませんか?

この記事の趣旨は“どちらも良し!”お互いの強みを活かすことにあります。

 

ポイント

ある程度の規模から生産性を上げ続ける組織にするには、人材の個性を活かすために多様性を受け入れることが必要

それぞれが遠慮し合うのではなく、理解し合うことが大切です。

特にこの【自己主張性】がバランスを崩すと、一方が全く機能しない状態になるので注意です!

 

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【自己主張性】相反する特徴

特徴

左寄り『平和的』

・自分の意見よりも集団の和

・受け身、忍耐強い

・目標達成に静かに満足を得る

・慎重に物事を進める

・勝つことが全てではない

自己主張性が左寄りの場合は、『平和的』な行動を取ります。

争いごとになによりもストレスを感じています。

自分の考えを理解してもらえないことには、そこまでストレスを感じていません

目標達成に意欲がないわけではない

スピードよりも慎重さを重視する。

そもそも勝つことにはそんなに価値を感じていない

 

右寄り『主導したい』

・しっかりと主張する

・早いテンポで仕事を進める

・目標は最短で達成することを望む

・物事を進める推進力がある

・競争心が強い

自己主張性が右寄りの場合は、『主導したい』行動を取ります。

なかなか物事が進まないことにストレスを感じます。

相手に伝わらないと気が済まない

早く終わらせたい。

決着がつかないと気になって仕方ない

争ってでも終止符を打ちたい。

物事を進めるときには先頭に立つことができる

 

互いがどんな時にストレスを与えていますか?

争いや競争をしている時は『平和的』な人がストレスを。

進みが遅い時やなあなあで事が終わる『主導したい』人がストレスを感じています。

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与える印象

左寄り『平和的』

・平和的

・受け容れる

・愛想が良い

・慎重

・言いなりになる

受け容れることが多いので、主導したい人に追随する形が多くなります。

「あの人はきっと受け入れてくれる」と信頼される。

悪い方だと「あの人は何も考えてない」と思われるかも。

考えていないわけではない。

平和を価値としているので、主導したい人を尊重してあげているだけ。

 

右寄り『主導したい』

・意思を通したい

・教える

・力強い

・人を駆り立てる

・討論を楽しむ

主張を通したいときや負けられないときには頼りにされることが多い。

「強い人だ!」と信頼される。

悪くと捉えると「わがままだなあ」と思われるかもしれない。

思い通りにしたいというよりは、自分の意見を分かってほしいだけ

他の意見を受け入れるかどうかは、また別の行動特性。

 

ポイント

『主導したい』人の意見が全て正解ですか?『平和的』な人の重要な意見を見落としていませんか?

『平和的』な人は『主導したい』人が戦ってくれていることに感謝できますか?

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【自己主張性】マネジメント・学習の仕方

左寄り『平和的』

・穏やかなペース

・答えが決まっている問題

・平和的な環境

左寄りの人はこのような場合に真価を発揮します。

次から次によりも、一つ一つの方が集中できます。

やってみないと分からないことよりも、慎重に進めたい

殺伐とした環境やせわしない環境では気になって仕方ない。

 

右寄り『主導したい』

・早いペース

・行動してみる

・競争できる環境

右寄りの人にはこんな状況が望ましいです。

次から次に。

論理的に安心を得るよりも、まずやってみることを重視。

何でも言っていい環境。否定や論争ができる環境。

 

ポイント

まったく違う両極のタイプがいることを忘れてはいけない。

片方にとって好ましい環境で仕事や学習を進めた場合、もう片方のタイプが十分に進めることができたか、理解が深まったか配慮する必要がある。

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【自己主張性】ないがしろにしがちなこと

左寄り『平和的』

・早く動く必要性

どうしても、スピードを重視しないといけない場面があります。

そんな時には、少なくとも『主導したい』人に頼っていることを認識すること。

時にはストレスを感じても早く動くようにするといいですね。

 

右寄り『主導したい』

・他人の微妙なニュアンス

自分が主導したいあまり、“見落とし”が多くあります。

主張を得意としない人も、重要な意見を持っていることを知っておくこと。

意識的に質問すると、意外な意見を引き出せるかも。

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【自己主張性】両極とのコミュニケーション

両極同士では、このように意識してコミュニケーションを取りましょう!

 

左寄り『平和的』

・一定の行動を維持

・懐柔されがち

・意見を聞いてみる

・何を考えているかに関わらず丁寧に見ている

右寄り『主導したい』人が、左寄り『平和的』な人とコミュニケーションを取るときは

すぐに動き出したい気持ちを我慢する。

自分の意見で振り回してしまっていないか注意。

質問をする。意見は持っていることを意識。

しっかり受け入れているのは自分以上です。

 

右寄り『主導したい』

・早いペース・行動を容認する

・活発なディベートや対立を許す

・あなたの意見を宣伝してください

左寄り『平和的』な人が、右寄り『主導したい』人とコミュニケーションを取るときは

少しストレスは感じる我慢

次から次に行ってしまっても任せる

対立してもケンカしたいわけではないことを意識。

宣伝するつもりで意見を述べてみる。

 

ポイント

互いに両極である以上、活かし合うには我慢が必要な時がある。

いずれ、その時は我慢した方が生産性が上がることに気づく。

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どちらかがいなかったら?背中を預けるチームであれ

では最後に、こうも考えてみてください。

どちらかが“いなかったら”どうなりますか?

『平和的』な人がいなかったら、全員が主導したい。ぶつかり合ってばかりで余計前に進まず、結果的にストレスがより大きくなる。

『主導したい』人がいなかったら、スピードが遅くて生産性が上がらない。建設的なアイデアも出づらくなる。

つまり、いいチームには『必ずどちらも必要だ』ということです。

 

中間をとることも、互いの強みを打ち消し合う結果になります。

だから自分の特性には、まず自信を持ってください。

それがあなたの強みです。

自分の弱みを克服することもいいのですが、多様性を受け入れてこその生産性向上です。

これからの社会には、なおさらそれが必要。

 

ポイント

互いを理解し、尊重し合う。

「ここ、お前苦手だよな!俺行くわ!」

と言い合えるような、いいチームを目指していきましょう。

 

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宮内 利亮

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