思考特性

自分の興味・特性を知る

「その会社は自分に合ってるの?」4つの思考特性から選ぶ

2019年6月28日

わたしたち人間には、色々なタイプがいます。ひとの感情を大事にするタイプや論理をおもんじるタイプ。

これらにどれが良いということはありません。

しかしながら会社というグループに所属すると、少なからずこのタイプの比率やトップのタイプによって影響を受けます

「なんでウチの会社は私を評価してくれないの?」あるあるすぎるこの疑問。

たくさんの答えや考え方があるので、今回は“4つの思考特性”から自分に一番合った会社タイプの選び方についてお教えします!

 

思考特性と行動特性

じつは、思考特性だけでは人のタイプは語れないんです。思考と行動の両方に特性があり、思考は4つ行動は3つの特性でそれぞれタイプがあります。

この組み合わせによって、ほんとうに彩とりどりの自分だけのカラーが出ていくんですね。クラスメイトが30人いても、同じような組み合わせになる人は一人か二人でしょう。

くり返し言いますが、どれが良いということは一切ありません。自分のカラーをどのように開花、発揮していくかが大事です。

行動特性についてはこちら↓

「居心地のいい会社とは?」3つの行動特性

 

4つの思考特性

考え方のタイプは、以下の4つ。

① 論理タイプ

根拠を求める。データを重視して感覚には頼らない。納得できないことがあるととことん追求したい。「なんで?」「目的は?」が口ぐせだったりする。人間関係タイプと同時に持つひとは少ない。

② 堅実タイプ

ひとつひとつ進めていきたい。マニュアルや手順を提示されると安心する。時間やルールを守る。方向性が定まっていることが好き。直観タイプと同時に持つひとは少ない。

③ 人間関係タイプ

ひとの感情を感じ取る。目の前のひとへの関心が強い。信頼するひとの勧めを信じる。人間関係のストレスでお腹が痛くなる。論理タイプと同時に持つひとは少ない。

④ 直観タイプ

想像力豊か。アイデアが突発的に浮かぶ。ことばよりも映像で思い浮かべる。非日常が好き。「こんな感じで」と抽象的な表現が多い。堅実タイプと同時に持つことは少ない。

注意ポイント

これらのどれかひとつというわけではありません。何種類かを特性として持つ人も多く、どれかひとつという方が少ない。

ちなみに私は、飛びぬけた直観タイプ一色。実は文章を書くのはあんまり…なタイプです!

 

このタイプが思考回路であり、自分の脳が一番慣れ親しんだ回路が普段の判断基準に使われていることが多いのです。

つまり、あなたの思考タイプと似たタイプの会社や社長を探せばいいんですね。

全く違う思考回路を持った会社の中では、コミュニケーションが取りづらく仕事の評価もされづらいのが現実です。

しかし自分のタイプが評価されやすい会社なら、ただ自分らしく振舞っているだけでどんどん評価されてしまいますいきいきと、のびのびと働いて輝ける職場だということですね!

 

タイプ診断

論理チェック

  • 事実かどうか証拠がほしい
  • 根拠が出そろっているかが気になる
  • よく考えて結論を出したい
  • 合理的
  • 他人の気持ちを軽視していると言われたことがある

堅実チェック

  • 慎重にことばを選ぶ
  • 自分の影響力だけでできるかどうかが気になる
  • 順序だてて考える
  • 現実的
  • もっと柔軟に考えようと言われたことがある

人間関係チェック

  • 心から共感する
  • 人にどんな影響を与えるかが気になる
  • 人と話しながら解決していく
  • 人から学ぶ
  • 人の目を気にしすぎだと言われたことがある

直観チェック

  • 抽象的なことばを使う
  • できることを全て出せたかが気になる
  • 全体を捉えたい
  • ビジョンが浮かぶ
  • 現実を軽視していると言われたことがある

あなたはどのタイプが一番表れていますか?自分はこれだな!というタイプが見つかったら、いよいよ似たタイプの会社探しです。

 

タイプによる会社の選び方

求人を見ているとだいたい似たようなことばばかり目にするかもしれませんね。

「やる気のある方」

「元気で素直な方」

「よく考える方」

「まじめな方」

あまり気にしていないかもしれませんが、採用担当はよく考えた結果このことばにたどり着いていることが多いです。

しっかりと採用を戦略的にやっている会社なら、求める人物像を設定しているはずです。そうでなくても、その会社のトップやその会社で評価されている人が“なんとなくいいな”と思うことばで求人を出します。

「よく考える方」

この求人を出した人は、論理タイプを評価しそうですね。

「まじめな方」

堅実タイプが評価されそうな予感。

「元気で素直な方」

人間関係タイプが重視されてます。

「やる気のある方」

とりあえずやってみようぜ!直観タイプ。

 

ある程度絞れそうですよね。求人のことばや写真をよく見ながら、この会社はこのタイプだな!と想像してみてください

ホームページのイメージや社長のことばなどにもヒントは隠されているはずです。タイプを思い浮かべながらリサーチすることを忘れずに!

さらに面接のときはチャンスです。

  • 面接官の立ち振る舞いやことば
  • 現場のひとたちの雰囲気
  • 掲示物の内容

ヒントがごろごろ転がっています。

 

シーン別 判断基準

下に行くほど現場に近く、信頼度の高い情報になります。

色別に判断材料の例を挙げていきます。

論理タイプの会社が重視・アピールするもの

堅実タイプの会社が重視・アピールするもの

人間関係タイプの会社が重視・アピールするもの

直観タイプの会社が重視・アピールするもの

表を作ってそれぞれのシーンで加点していけば、その会社のタイプが丸わかりです!

 

■求人情報

写真

実績・社会的価値

建物・職場・立地

人物集合写真・笑顔

デザイン性・インパクト

求める人物

考える人・ロジカルな人

真面目な方・コツコツ好き

元気で素直な人・話すのが好き

やる気のある方・人と違ったことが好き

ピックアップされた福利厚生

インセンティブ

職場環境・休憩時間

飲み会・食事会

変わったこと

ポイント

編集者からのメッセージには、現場を見た特徴が客観的に書かれています。嘘は書けないので信頼性は高いです。

 

■ホームページ・パンフレット

デザイン

成果が重視されている・デキる会社イメージ

時間や働く環境・詳細・しっかりした会社イメージ

人が多い、温かい会社イメージ

奇抜・インパクトがある・変わった会社イメージ

会社の取り組み

社会での大きな動きをアピール

しっかりした部分をアピール

人間関係の良さをアピール

楽しさをアピール

人物写真の表情の選び方

成果に向かう姿勢・真剣

安心させる・微笑

みんなで笑顔・語りあい・自然

面白い・変顔・ポーズ・爆笑

トップメッセージ

実績・社会への影響

安定・生活

一緒にやろう!

楽しくやろう!

 

■合同企業説明会

ブース装飾

簡潔・さっぱり

詳細・タイムスケジュール

人物写真・温かみ

楽しさ・奇抜さ

採用担当

真顔・はきはきした話し方

細かく説明・手順に沿って

笑顔・話をよく聞く

楽しませる・笑わせる

説明内容

実績・大きな仕事のやりがい

詳細・一日の流れ・職場

コミュニケーションの様子・場

イベント・変わった点

質問されること

この仕事で何がしたいですか?持っているスキルは?

時間やルールが守れますか?できそうですか?

お友達も一緒?誰々知ってる?

夢は何?挑戦するのは好き?

 

■企業説明会

会場の雰囲気

スクール形式・左右対称

流れが決まっている・時間通り

和やかに話しかけてくる・音楽が流れている

自由なレイアウト・形式ばらない

プレゼン内容

実績・実力

ルール・福利厚生

コミュニケーションの場・コミュニケーション力

資料に頼らない・楽しい

選考内容

筆記試験

規約確認

面談

奇抜な方法

ポイント

社長の存在は最重要です。接点を持てる機会は少ないはず。どのようなタイプの人物なのか、五感をフル活用して感じ取ってください!

 

■面接

面接官の表情

真顔で見つめてくることがある

資料を見るていることが多い

やわらかく話しかけてくる

屈託なく笑うことがある

質問内容

やれますか?なぜそう思いますか?

〇〇ですがいいですか?〇〇の経験はありますか?

ここまで何で来たの?家では何してるの?

夢はなんですか?趣味はなんですか?

面接会場

きっちり・パイプ椅子・長机

しっかり・応接室・案内あり

やんわり・和やかスペース・ゆったり椅子

奇抜なもの・印象的なことばの掲示・時折立って解説

 

■現場訪問

はたらく人の表情

闘争心が見える

冷静、着実にやろうとする真顔

和やかにしようとするほほえみ

たまに爆笑

掲示物

グラフ・数字

やることリスト・スケジュール

写真・和やかなことば

奇抜・デザイン性

事務所

指示の声が大きめ・簡素

パソコンの音が早い・書類が整理されている

向き合うように座る・話し声がよくする

デザイン性、立っている人が多い

はたらく人とのコミュニケーション

返答が簡潔

返答が丁寧

和ませようとする

楽しませようとする

 

そこに“有る”ということは受け入れられているということです。複数のタイプが受け入れられていると思います。

危ないのは、自分のタイプに当てはまるものがひとつも見つからなかったときです。自分の価値観が受け入れられない可能性があります。もう一度、その会社でいいのかよく考えてみましょう。

 

判断に困ったら

分からなければ採用担当や面接官など、連絡の取れる人に“聞く”ことです。

“聞く”ことは本当に重要です。

「会議の資料はどのようなものですか?」

数字なのか、人の問題なのか

「マニュアルを見せてください」

細かく手順が記入されているのか、全体像のみなのか

「コミュニケーションの場は何がありますか?」

人間関係をよくする努力がされているのか

「もし私が企画を出したら、提案できる場はありますか?」

新しいアイデアが受け入れられるか

あなたの人生を左右する可能性のある職場です。面接のときでも、電話のときでも、勇気を出してしっかり聞きましょう

 

会社選びの基本中の基本は、自分に合う価値観選び。

新卒で最後に一社を選ばないといけないとき、さんざん悩んだ結果どうしてこの会社に決めたの?と聞くと、圧倒的に多い答えが「雰囲気」です。

この「雰囲気」の正体は、思考タイプ(会社では価値観と言われることが多い)が合っていることを感じ取っているということです。

自分はどんな思考タイプなのかを見つけて、自分らしくいられる会社を見つけましょう。

あなたが輝ける職場が見つかるといいですね!

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宮内 利亮

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