ダメ上司

会社で起きる問題

元人事部長は見た!会社の成長を止める人材と【必要な教育】

  • 「なんで会社が成長しないんだ…」
  • 「どうして問題ばかり起きるんだ…」
  • 「みんなもっと前向きにやってくれよ!」

そんな風に思っている社長や人事担当者はいませんか?

それには必ず原因があります。

今、社員がどんな環境に置かれているのか?本当にリアルに見てますか?

元人事部長・現キャリアコンサルタントの宮内が見てきた、組織の成長を止める人材について書いていきます!

会社の成長を止める「キャリアストップ人材」

自らの成長を止めた人材のことを僕はこう呼んでいます。

「キャリアストップ人材」

 

キャリアストップというと、女性が出産のときに一度社会から離れることなどを指して言うことが多いですね。

しかし、僕はそうは思いません。

自分のキャリアについて考えている主婦より、

自分のキャリアに安心して何も考えていない中間管理職の方が、

よっぽどストップしている。

 

不安を感じていたり、悩んでいたり。

自分のキャリアについて考えている人。

進んでいないように見えるかもしれませんが、足踏みはしています。

目線はこれからどこに進もうかきょろきょろと見回している。

そこに可能性は生まれてきます。

しかし、思考停止してしまってはその場に留まることすらできません。

 

僕は中小企業にいてこれを実感していましたが、大企業でも必ず起っている問題だと思います。

いくら大企業にいたとしても、何も考えなくなった人が楽に生きられる世の中は終わろうとしている。

だから問題だし、若い世代が育たなくなることも問題なんですね。

 

「キャリアストップ人材」とは

自分・部下・会社の成長を望まない

あなたの会社に、進化・変化・成長を拒む人はいませんか?

はじめに「自分自身の成長」に歯止めをかけます。

そうすると部下にも成長を促すことが減り、やがて会社全体の成長が遅くなる。

 

この状態になると、部下はフラストレーションを溜めはじめます。

部下はどんどん成長して昇進したい。

しかし、すでにポストについている人は自分の席を守りたい。

利害関係が対立してしまうんですね。

しかも悪いことに、これを自覚している上司はいません。

自然と、「お前はまだ早い」「お前なんてまだまだだ」と無自覚に悪気なく部下に歯止めをかけます。

 

もし本当に会社のためを思ったらどうなりますか?

「早く自分を追い越していけ」と思うはずですよね。

そして自分自身も追い越されないように頑張るはずです。

 

「もう十分頑張ってきた」

そして、「今まで成果を上げてきたんだから給料をもらって当然だろう」と思うのも危険です。

こう思うということは、「これからは楽していいだろう」ということですよね。

変化をやめた人間がいると、会社全体が変化対応できなくなる危険をはらみます。

 

時代はどうしても流れてしまいます。

今まで頑張ってきたのは事実だし、経営者も過去の業績に報いてあげたいと思うものです。

しかし、ここは経営者も心を鬼にして、変化し続ける人間だけにしないといけません。

 

もし会社の資金に余裕があって、生産性の低い人材や部門に報酬を与えていたとする。

このときには見えない負債を生んでいることを自覚しないといけません。

社員は「それでいいんだ」と思います。

 

「生産性が低くても、ただ会社に長く居ればいい。」

「昇進さえできれば安泰なんだ。」

そんな考えを生んでしまいます。

会社の業績がいいせいで見えないですが、いざ業績が悪くなった時にはものずごく脆い

 

過去中心思考

過去の成果に囚われていたり、未来は過去と同じようにうまくいくと思うのはダメ。

社会は変わり続けています。

僕が企業の中にいて一番怖かったことは、

“世の中が見えなくなる”ことです。

 

その会社で上手くいく方法は、その会社でしか通用しなかったりします。

社内だけ見ていると、一体世の中では何が問題になっているのかが見えなくなります。

徐々に社会から隔離されてしまう。

 

若いうちは学ぶことが多い。

だから小さな領域でしっかり学ぶことが大切です。

しかし、ある程度一人前になり地位を築き上げた後。

さらに広い社会で学んでいかないと置いていかれる。

 

注意ポイント

人間には発達すべき段階がある。

小さな範囲を極めたら、範囲を広げて次にチャレンジをしないと発達が止まる。

外に目を向けることが大切です。

 

必要な教育

これからの若者に求めた「キャリア教育」

まず、自覚する力が必要です。

  • 自分はどこかで成長を望んでいないんじゃないか?
  • まだ外に目を向けるべきなんじゃないか?
  • 今の自分の社会での市場価値はどのぐらいなんだろう?

キャリアコンサルティング的に言うならば、「自己理解」です。

別の記事でも何度も書いていますが、最も重要です。

 

別の言い方で言えば、「自覚」です。

社会に出た自覚。

一人前の自覚。

先輩の自覚。

役職の自覚。

中間管理職の自覚。

幹部の自覚。

役員の自覚。

社長の自覚。

自覚には段階がある。

どこかで自覚を止めると、成長も止まる。

 

人間はいつでも謙虚であることが大切なのはこのためです。

「自己理解」は一生続けるもの。

ここで終わり、と思った時が成長を止める時。

その時の組織の中での自分をしっかり認識しておかないといけないですね。

 

ポイント

社会の問題を解決すべく、政府は「キャリア教育」を強化し始めました。

これを学ぶのは子供だけでいいのか?

そんなはずはない。

子供たちが世に出る前に、大人も学ばないといけない。

 

日本は変化を起こしたい。

その変化を止める人材にならないためには、キャリアについて学ぶことが大切です。

だからこそ、私たちキャリアコンサルタントも生まれたんです。

 

変化を生き抜く「生きる力」そのもの

新しく2020年から小学校の学習指導要領が変わりました。

そのテーマは「生きる力」です。

本質的な変化を起こそうとしているということ。

 

なぜ生きる力を子供たちに教えるのか?

それは、私たち大人の生きる力が弱いからに他なりませんよね。

自分が何をしたいのか分からない。

職業を決められない。

就職することがゴールになる。

役職に就くことがゴールになる、

だから、組織の成長を止める。

変化する世の中に対応する力。

それが生きる力です。

 

組織の中で留まろうとすることとは全く真逆。

変化を恐れない力、キャリア教育を大人が先に学ぶ。

社長はじめ、中間管理職たちが学ぶ会社が、これから生き残っていく会社です。

 

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宮内 利亮

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