部下に裏切られた

会社で起きる問題

「部下に裏切られた」と思う上司の気持ち【主体性】が全社員を救う

2020年7月19日

上司は苦悩が多いもの。

部下より多く給料をもらっている以上「上司の気持ちも分かってくれよ!」なんて言えないんですよね。

だけどこの上司と部下の間に生まれた壁は、やがて致命的な亀裂となる場合がある。

近づきすぎても、遠すぎても…。

どうする!?上司!

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上司が感じる部下ヘの失望

口だけのモチベーション

上司が部下と距離を取ってしまう理由なんて、腐るほどあります。

「なんかあの上司、冷たい人だな」と思っても、昔はそうじゃなかったなんてことはよくある話です。

 

長い上司生活を経験し、ある意味部下に対してあきらめを持つことがある。

あまり肩入れしすぎると、ふとした時のショックが大きいんですよね。

 

例えば、口だけは「頑張ります!」と何度も言われる時

 

上司としては、最初とても嬉しい。

「やっとやる気になってくれたな!」

「これからは同じモチベーションでやっていけるな!」

と期待してしまうんです。

 

だけどいずれ、口だけということが分かると「ハイハイ・・・」と受け取るようになります。

何度も期待すると、何度もがっかりすることになる。

最初から期待しない方が楽だと思ってしまう。

 

「まともに部下の言うことを受け取ってくれない」と思われても仕方ない。

だけどこの上司を責めるのもかわいそうですよね。

 

裏で悪口を言っていた

一番部下との距離を置こうと思うのは、この時です。

親しくしていると思っていた部下が、実は裏で自分の悪口を言っていた時。

これを乗り越えられないと本物の上司にはなれないとも言えますが、やはり人間なら誰でもつらいものです。

 

しかも、「だったら他の部下も文句言っていておかしくないぞ・・・」と思います。

次第に疑心暗鬼になり、簡単には部下を信用できなくなる。

 

するとどうなりますか?

部下を信用しない上司は、部下からも信用されなくなる。

負のスパイラルに陥る。

 

始まりは部下の悪口。

だけど上司の悪口を言っていた部下も、確かに嫌な思いはしたのでしょう。

一体だれが悪いのか?誰も悪くないのか?

 

どちらにしても、上司がこれを乗り越えられる器量を持たないと、組織としてはうまく機能しません。

この部下との距離感を離し過ぎてしまうと、取り返しのつかない状態になってしまうんです。

 

仕方ないのは分かってる

部下と距離を置く上司

部下が悪口を言ってしまうのは仕方ない。

そんなことは上司は分かっているんですね。

自分だって部下だったことがあるんですから。

 

だから基本的に、部下の自分勝手な言い分だとしてもほとんどの事は許される。

だけど部下は上司になって事がないので、より増長する形になる。

 

上司としては、「部下とは距離を取るしかないのかあなあ」と感じてしまうんです。

自分が我慢する立場なんだから、まともに向き合っていたら疲れてしまう、と。

部下と自分の関係に心の中で折り合いをつけるため、上司は距離を置こうとする。

「自分と部下は違うんだ」と思う。

 

この距離感があからさまに出過ぎると、

「冷徹な上司」

「怖い上司」

「何考えてるか分からない上司」

「楽観的な上司」

などに形を変えていってしまうんですね。

もちろん“部下から見て”何ですが。

 

気が付けば大きな亀裂へ

上司の性格が変わっていなかったとしても、部下に対する接し方を変えたら“部下から見た上司”は別の性格になります。

上司としては、自分がどう見られているのかをたまには考えないと、偉い事態に発展したりします。

 

気が付けば社内では「あの上司は冷徹だから、相談なんてしてもムダだ」とか、

「あいつはあっち側の人間だ」みたいに敵対視されてしまうことがあります。

自然に社内が分裂し、風通しが悪い社風へ変わってしまう。

誰も悪くないのに、悲しい結末になってしまう。

 

もちろん上司の器量は大事なのですが、部下の方も少しは気を遣いたいものですね。

「自分の知らない事情が上司にはあるんだろう」という、無条件に近い信頼を持つことが出来ればどれだけ楽なことでしょうか。

 

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期待しているのは上司だけ?

上司が「部下に裏切られた・・・」なんて言うと、

部下としては「上司が勝手に期待しているだけだろ」と思うかもしれません。

確かにその通りですね。

勝手に期待して、勝手にがっかりするのは大きな器量とは言えません。

 

上司は部下を必要としているし、期待しているものです。

何とか頑張って失望しないようにはしているのが上司です。

だけど、

 

部下も上司を必要とし、期待している

部下の方も上司を必要としているし、期待しているということを忘れてはいけません。

 

自分は上司より出来なくて当たり前。

責任を上司にとってもらえる。

給料の差があると、自分よりいい仕事をするのが当たり前だと思うのが普通です。

部下も上司に頼っている。

同じ給料で上司の仕事をしてあげようとは思わない。

社員になるということは、少なからず会社の何かに頼るということです。

自分が部下という立場だからこそ、上司に責任を担ってもらっている部分があるはずなんですね。

 

もし会社に上下関係がなく、ただの役割があるだけだったらどうでしょう?

給料は役職によって変わるものではなく、役割を全うした分に対して支払われたら。

そんな自由な会社で、社員全員がフラットな会社を実現するには、何が必要でしょうか?

 

主体性があれば上下関係はいらない

やはり一番必要なのは、『主体性』に他なりません。

 

全員が会社のミッションを理解し、何を成すべきか使命感に燃えている状態。

何か問題が起こったら全て自分の責任となる。

売上が無ければ給料は入らない。

自ら学び、自ら行動する。

全員が社長のような会社なら、上下関係はいらない。

 

だけど、そう。

あり得ません。

 

全員が社長と同じ『主体性』を持つことは絶対に出来ないし、そこまでは上司も社長も望んでいないでしょう。

 

だけど、『上司の立場も想像する程度の主体性』を持てたら。

組織というのは、会社の中核に近いほど主体性があるもの。

主体性を持つことは、上司の立場に近づくということです。

 

愚痴や悪口が減り、上司と肩を並べて仕事をする。

給料も後からついてきて、部下も上司もハッピー。

そんな日々は、きっと楽しいものです。

 

ほんの少しの主体性を持つことから、会社を救うことに繋がるかもしれませんね。

 

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宮内 利亮

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