マクロとミクロ

会社で起きる問題

【会社の思考特性】マクロとミクロ『抽象』『具象』バランスはどう?

あなたの会社は、思考特性が偏っていませんか?

個人としては個性が大事だけど、集団としては丸く収まらないと問題ばかりが起きてしまう。

夢ばかり語る集団になっていないか?

現実ばかり見て変革を恐れていないか?

バランスを取れているかチェックしよう!

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【会社の思考特性】偏ってない?

『抽象』『具象』の思考特性

士恋特性というのは、個人が持っている考え方のクセのようなものです。

特性通りの思考は楽しんでできるけど、特性と違う思考にはストレスがかかります。

これ、あまりバランスよく持っている社長はいないんですね。

するとどうなるかというと、会社の思考特性が社長と同じように偏ります

 

意思統一のために偏った方がいいかというとそうでもありません。

会社には様々な役割を担う人が必要であり、全ての思考特性を発揮できることが一番いいからです。

 

今回はこの思考特性を、ざっくりと2つに分けて考えていきましょう。

『抽象』と『具象』の思考特性バランス

あなたの会社は偏っていないか?

(細かくは、抽象の中でも論理派と直観派に分かれるし、具象の中でも物事に対してと人に対しては違う。)

 

抽象の思考は『マクロな視点』とも言えるし、

具象の思考は『ミクロな視点』とも言えます。

 

『抽象(マクロ)』だけの会社

あなたの会社では、『抽象』マクロな視点に偏っていませんか?

  • 論理的
  • データ重視
  • 売上至上主義
  • ビジョン重視
  • 理念経営

こういったキーワードが主流なら、偏っているかもしれません。

 

では、完全にこちらに偏ってしまったらどうなるでしょう?

世の中の時流を読み、経営の方針を打ち出すことには優れています。

だけど、実際に現場を動かせる人が不足します。

現場では人の感情や細部の必要条件など、もっとミクロな問題で事が止まります

 

「正しいことをしているのは間違いないのに、全然会社が成長しない…」と悩んでいたらだいたい具象が見れていないのが原因です。

人が苦しんでいるのを「でもデータでは間違いないから」で無視してしまえば、会社は求心力を失う。

「スケジュールが回りません」「お客様からクレームが」と現場で声が上がっているのに、「いいからやれ!」と押さえつけてしまうかもしれない。

 

夢を描くことができても、結局は目の前の一歩を踏み出すことからしか始まりません

『抽象』マクロな視点だけだと、結局は何も成し遂げられない

 

『具象(ミクロ)』だけの会社

あなたの会社では、『具象』ミクロな視点に偏っていませんか?

  • 情緒的
  • 人間関係重視
  • 現場主義
  • 技能特化
  • マニュアル重視

このようなものが多い場合、偏りがあるかもしれません。

 

今度は具象に偏った場合を考えてみましょう。

人に優しいので離職率は低く、働きやすさがあり業務は回っているように見えるかもしれません。

だけど、結局どこに向かいたいのか方針が不足します。

目の前の業務は、会社として向かうべき方向や成果の出る方向に向いていないとムダになってしまう

 

「みんな仲良しだけど自分に甘くて、モチベーションが低くて困るんだよなあ・・・」と思ったら、抽象を軽視していそうですね。

部下は言われたとおりにやっているけど、いつの間にか経営状態が破綻してしまうのは、会社全体に長期の視点が欠けているからです。

「ウチの会社は何がしたいのか分からない」「全然的外れなことやってるよなあ」なんて思われているかもしれません。

 

踏み出す一歩が正しい方向でなければ、むしろマイナスの一歩になりかねない

『具象』ミクロな視点だけだと、正しい方向に進んでい行けない

 

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マクロもミクロも必要です

会社全体のバランスは均等がいい

大きな方向性を見失ってはいけないし、目の前の一歩を踏み出さなくてはいけない

つまり会社というものにおいては、バランスが大切になるということです。

 

ちょっと正解に言えば、会社の置かれているフェーズによって少し変わります。

「今は実力がついてきたから新しい方針を考えねば!」という時は抽象へ。

「最近夢ばかり語っていて、新人は増えたけど実力不足だ。」という時は具象へ。

意図的にバランスを調整した方がいいですが、長い目で見ると結局どちらも大切です。

 

一人ひとりの個人にばらついた思考特性があり、協力し合うことで生産性を上げていきます。

4つの思考特性でバランスが取れているチームをWEチームと言います

一番生産性が高い状態ということですね。

会社全体で抽象と具象のバランスを取ることが大切。

 

しかしこのバランスを、ひとりの個人に求めてはいけません。

会社全体が丸く収まり強力な力を発揮するためには、個人は凸凹であった方がいいんです。

もし全員が丸だったら、集まってもスカスカ、衝撃を与えれば簡単に離れてしまいます。

 

パズルのように、個性豊かな人材がガッチリ手を組みあえる状態を目指していきたいですね。

 

個人が個人であるために

『個人の時代』と言われるこれから、個人は自分の特性を我慢することは危険なわけです。

尖るだけ尖ればいいんですが、会社の中では弱みとして現れることがあります。

でもせっかくのチーム戦ですから、一方の人にとっては弱みとなることを強みとして持つ人がカバーすればいい。

そのために必要なのは、『人は違う』という前提と『自分はこう』と自己理解することです。

 

一人で作業することが苦にならない人は、大勢の前に出ることは避けたがる傾向がある。

大勢の前に出たがる人は、一人で黙々作業する仕事には嫌気がさす傾向がある。

あなたの会社で、どちらも一人に求めていませんか?

 

両方を均等に持つ人であればいい。

でも、一人で作業することに強みがある人に、無理に大勢の前でのプレゼン能力を与えようとする…。

これは本当に成長でしょうか?

強みを打ち消してしまうことになっていないだろうか?

これをしないために、会社は人の特性に関して学び、社員それぞれがどんな特性なのかを把握する必要があるんですね。

 

会社はバランス。

個人は凸凹。

それがこれからの社会で必要となる、多様性を認める環境だと思っています。

 

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宮内 利亮

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