せっかく良いと思って入社した会社で"ギャップ"を感じたらどうしますか?
期待してしまう以上、現実にガッカリすることもある。
大なり小なり必ず存在するギャップに対して、あなたはどう向き合っていくべきか。
主体性のある社会人としてどう受け止めるか。
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多少の事には目をつぶろう
結婚相手に完璧を求めるか
転職活動をする人から、「妥協したくない」という言葉をよく聞きます。
僕はこの言葉があまり好きではありません。
だって、妥協せずに会社を選ぶのは何のためでしょうか。
少しでも楽をするため?少しでもカッコつけたいから?
受け入れ認めてもらうことよりも、自分が認めるかどうかの基準。
これは、後々ギャップに苦しむサインです。
結婚相手で考えてみましょう。
相手に「妥協したくない」とあちこちの異性に手を出していたらどういう人に見えますか?
そう言う人と結婚したいですか?
結婚してから「思ってたのと違う」と言われてすぐに分かれてもいいですか?
どう考えても“嫌なヤツ”ですよね。
変わるための努力をしてくれる人、問題を一緒に解決してくれる人がいい。
企業はどんな場所ででも頑張れる自信を持ち、問題があったら変えてくれる力を求めています。
ただ自分が享受するもののことしか考えていない人は社員にはしたくないですよね。
入社してからのギャップとどう向き合う?
では、ギャップがあったらどう向き合うべきでしょうか?
今回伝えたい、最も大切なことはこれ!
多少の事には目をつぶろう!
これも男女の生活や友達付き合いと似ていますね。
どんなに気が合う人でも、全く同じでない限り何かで衝突することはあり得ます。
その度に付き合いをやめていたらどうなるでしょう?
いずれ独りになってしまいます。
『認める』とか『受け入れる』ということはとても大切です。
イヤだイヤだ言っていたら、いつかは何も残らなくなります。
逆に許容範囲を広げ、色んな人を認めたり色んな環境を受け入れることで世界はどんどん広がっていくんですね。
動かぬ人は愚痴ばかり
基本的に、なぜ愚痴を言う人がけむたがられるんでしょう?
それは、自分では動いてくれないのに周りに変化を求めるからです。
このような習慣が出来てしまっていると、ギャップを感じた時に周囲のせいにします。
今は批判の的になっていない人でも、意にそぐわないことがあった時にすぐに標的にされます。
問題に対して、自分が努力して変えようとは思わないんですね。
あなたが上司だったら、社長だったら、そんな人を社員で置いておきたいですか?
何もしないのに愚痴ばかり・・・周囲にも悪影響・・・
『受け入れない人は受け入れられない』
だから入社後に感じるギャップがあるとしたら、まずは自分が何をしたらその問題を解決できるのかを考えるのが健全です。
変えられないし、受け入れることは出来ないと思ったらそれまで。
自分の力で変えられる範囲が大きいほど、社内でのキャリアアップが望めることは言うまでもありません。
諦めるなら、「この会社でキャリアアップしても何のメリットない」と確信を持てた時にしましょう。
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キャリアップは主体性
入社したからには自分の問題
社会人としての『キャリアアップ』は、主体性の成長そのものだと思います。
いかに自分で出来る範囲を広げるか。
どれだけのことを自分で決められるか。
この権限は社内ならもちろん社長からもらうものかもしれませんが、誰にでも与えるわけではありません。
“待っているだけ”の人には与えられません。
主体性があると判断できる人がキャリアアップしていく。
問題があったら愚痴を言うのではなく、解決するために動けるかどうか。
問題解決するのは会社ではなく、自分自身なんです。
主体性がない人に大切な仕事を任せることは出来ない。
入社したからには、会社の問題は自分の問題。
完璧な人、完璧な会社はない
結婚相手に完璧を求めるのは、とても失礼なことではないでしょうか?
「じゃあお前は完璧なのか!?」と言われるのがオチですよね。
そもそも男と女は違うし、男に出産は出来ない。
認め合うしかないんです。
それと同じように、完璧な会社なんてない。
人に性格があるように、会社にも性質があります。
どんな人にとっても完璧な会社なんて存在できません。
完璧を求めてはいけない。
一定の基準を越えた会社に自分が入社を決めたなら、ギャップを埋める努力をすること。
ギャップを埋める行動は大きく二つ。
- 会社を変える
- 自分を変える
どっちも出来ないなら、我慢するか愚痴を言うことになる。
ちょっとやそっとの事は受け入れて自分が変わってあげないと、いつか自分が受け入れてもらえなくなってしまいます。
受け入れてくれる会社を良くする合理性
「いい会社に入りたい」とは誰もが思うものです。
すると応募者は偏り、競争率がとんでもなく高くなります。
徐々に採用基準は高まり、学歴や実績が必要になっていきます。
人気企業に入社する努力をするより、自分を受け入れてくれた会社を良くする方が合理的な場合があります。
いえ、ほとんどはそういうケースばかりだと思います。
すでに「いい会社」になっている場所に入るより、自分を受け入れてくれた会社をこれから良くしていく方が簡単。
ギャップがあるごとに向き合わずにいたら、路頭に迷ってしまいます。
望むイメージがあるのなら、主体性を持って自分自身の力でその場所を実現しましょう。
それが、いい会社に居てもいい条件ではないでしょうか。