正論、理想と現実

会社で起きる問題

大人のスキル『正論が通じない』のは誰が悪い?現実・理想どっち?

「正論ばかり言われても嫌になる」と思ったことはありませんか?

逆に「正論の何が悪い」と思ったことは?

根っから前向きな人だって、時には放っておいてほしいこともある。

誰も悪くないけど、大人な社会人としてみんなが気を付けるべきこととは何だろう?

「正論が通じない時」を見極める

どうしてもあるものです。

「正論」というのは、前向きで正しいく聞こえるものです。

だけど人間、どうしても受け入れられない時はある。

 

現実に起きる不運や不利益に見舞われたとき。

それでも前向きで正論を言っていると、とても不自然ですよね。

人間なら、落ち込むこともある。

正論を受け入れない人・正論を言う人、どちらも悪くない。

まずはその前提を全員が持っているといいですね。

 

現実に起きる不運や不利益の結果は

現実に悪いことばかりが積み重なり、気持ちがとても落ち込む。

色々あった結果として現れるのは、『感情』です。

 

結果としての感情は、とても大切なことです。

表に出ることを抑え込むのは、かなり特殊なスキルが必要。

普通の人は、感情をありのまま出すことが大切。

感情に蓋をするだけで何もケアをしないことで、様々な弊害が出てきます。

 

無理やり前向きに持っていくスキルもありますが、簡単にできることではないと思った方がいいです。

その前に、感情を客観的に捉える努力をした方がいい。

 

他人も、自分もです。

 

「入らない」から、まず「もらう」

正論が受け入れられない状態。

分かってほしい感情が心の中いっぱいに溢れていて、外に出たがっている状態です。

それ以上心の中には入らないので、正論は受け入れたくない。

まずは溢れる感情を受け取る方(外に出す)が先です。

 

例えばみんなと話している時に、何かいいアイデアを思い付いたとします。

早く言いたくてウズウズしませんか?

自分が言いたいことを忘れたくなくて、他の人が言っていることが頭に入らなくなりませんか?

 

何かが気になっている時、人は他のものを受け入れるスペースが狭くなります。

見極めるのはそのポイント!

 

ポイント

正論を言う前に(受け入れる前に)、心に引っかかっているものがないだろうか?

 

言う側、受け入れる側、どちらも気を付けるべきなんですね。

 

正論を受け入れない自分

まず感情を受け入れて欲しい

自分が受け入れられなくなった時。

正論を受け入れない自分を、客観的に見てみましょう。

 

大切なことは、

「受け入れられてないからダメだ」なんて思わないこと。

誰しもあることなのに、そんな風に思ってしまったら感情に蓋をしてしまいます。

 

ありのままの自分であるほうが健全です。

正論を言われたくないなら、正論を言う人から距離を置く。

我慢しないで表現する。

 

感情を受け入れてほしい自分がいるなら、感情を表現すること。

「ああ、自分は誰かに自分を理解してほしいんだな」と受け入れることです。

 

「誰にも分ってもらえなくていい」と思っている時ほど、分かってもらいたい時かもしれませんね。

 

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コントロールを目指す

タイトルに、「大人のスキル」と書きました。

何がスキルなのかと言うと、これが結構難しい。

自分をありのまま受け入れながらも、周囲への影響をコントロールする。

(感情には蓋をしない)

 

社会的に経験を積み落ち着いてきた人ほど、これが難しいことだと分かるかもしれません。

よく「感情をコントロールする」と言いますが、これは蓋をしがちなので気を付けてください。

 

自分がありのままいられることは、最高だし一番難しい。

それができる人は、自然体でとても輝いて見えます

そしてそんな人は、自分の気持ちにとても素直だったりします。

 

だけど、周囲に悪い影響はあまり与えないですよね?

自分に正直でありながら、周囲への悪影響を減らす。

 

誰も自分を理解してはくれない

もう一つ、少し難しいですが大切な前提があります。

『誰も本当に自分を理解してくれる人はいない』という事実です。

 

当然、話を聞くことはできます。

一生懸命耳を傾けることもできるし、気持ちを汲んで寄り添うこともできます。

 

だけど自分と違う人間である以上、他人に自分のすべてを分かってもらうことはできません。

親であっても違う人間。

共感はできるが、完全理解はできない。

 

だとしたら、何が必要でしょうか?

分かってもらえるまで訴え続けること?

理解してくれるまで、すねていること?

赤ちゃんのうちは、これをしないと生きていけない。

子供のうちは、表現方法が思いつかない。

だけど大人になったら、ちゃんと言葉が使える。

 

“誰にでも可愛がってもらえる”特権は、子供だけに許されている。

大人がワガママすると、他人を嫌な気持ちにさせてしまう。

ポイント

他人を嫌な気持ちにさせない表現方法で、自分の感情を表に出す。

完全に分かってもらおうとはしない。

 

「丸くなる」ということ

「あの人は丸くなったな」という言葉を聞いたことがありますよね。

 

若いうちは、正しい・間違っているという枠組みを持って自分も他人も当てはめてしまうことがあります。

角がある状態ですね。

 

しかし色んなことを経験し、色んな人の考えや環境を見ていくと、だんだん受け入れる幅が広くなってくる。

「そんなのもあるよね。」ということですね。

「丸くなる」とは、受け入れる幅が広くなることです。

だからめったに反論や否定をしない。

 

では、みんながみんな完全に丸くなる状態を目指した方がいいか?

それもそうは思いません。

人にはトラウマもあるし、すぐに乗り越えられるものではない。

 

トラウマがあるならあると受け入れ、遠ざかるべき人や情報から遠ざかればいいんです。

これを逃げと言う必要はありません。

よっぽど前向きだと思います。

 

自分が丸くなれる場所へ。

そうしたら、正論でもなんでも、きっとどうでもよくなるはずですよ。

 

正論を言うほうも。

そこは丸くなって、まずは自分が受け入れることから始めてみましょう。

 

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宮内 利亮

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