働かないおじさん

会社で起きる問題

『働かないおじさん』40代は厳重注意!むしろ社会の中心たる覚悟!

就職氷河期のころ社会に出た40代ぐらいの世代が、社内で続々とキャリアストップしていく。

僕も完全に自分ごとだし、人事部長としてこの問題は根深いなあと思っていました。

ついに若い人たちから『働かないおじさん』と言われる始末。

今こそ社会の中心たれ!

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40代『働かないおじさん』

『キャリアストップ』する中年層

僕は会社人生活が長く、色んな会社で働く人を見てきました。

社内の問題や愚痴を聞いたり、若い人達が考えていることもたくさん聞いてきました。

中でも「大問題だなこりゃ」と思うのが、中年層の『キャリアストップ』です。

 

日本の企業のほとんどは中小企業で、30年続けば老舗という印象です。

30年経ったころ、会社には基本的な流れができ安定してきている。

当然人材も成長し、優秀な人は役職に就いていく。

 

“やっと落ち着いてきた収益”に安堵し、このままの体制を維持したいと社長も管理職も考える。

成長路線から安定路線へ。

社員の誰もが望んだ、「安定した会社で働く」という夢がかなう…。

 

もうここまで必死で頑張ってきた。役職にも就けた。このまま維持できれば将来は安泰だ…。

あとは若い世代にバトンタッチして…

 

すると、若い世代はどうでしょう?

「なんであいつらは楽して俺たちより金もらってんだ!?」と思います。

今まで頑張ってきたなんて、現時点もらえる給料に関係ないはず。

でも、終身雇用の社会はすぐに変わることは出来ず、生活水準は下げられない。

給料だけ高く生産性が低い社員が出来上がってしまうわけですね。

臨んだはずの安定が問題を引き起こすから、中年のキャリアストップは根が深い。

 

“自分でなんとか”世代

僕も現在40歳ですが、社会に出るころは就職氷河期と言われていました。

やっと入った企業でもろくな研修を受けられず即戦力として放り投げられるのが当たり前でした。

学校教育でも“終身雇用”が当たり前でしたから、現代のようなキャリア教育やお金に関する勉強なんてなかったんですね。

完全に学校の知識と職業に関する技術が分断されている感じでした。

「学校なんて社会に出たら何の役にも立たないぜ」と本当に思っていたぐらい。

 

バブルはとうに終わっていましたが、そのせいか生活水準だけは社会全体で上がっていました。

しかも社会で漂う雰囲気はいまだに、『夢さえあれば何でもできる』という風潮。

バランスは悪い社会で、どうしたらいいのか考える暇もなく働かないといけなかったのがほとんどでしょう。

 

「サラリーマン」という言葉が悲しさを帯びてきた社会です。

何も分からないまま、何も知らされないまま、ただ世間の波に飲まれる印象。

それほど、現代のような情報をキャッチすることが困難だったんですね。

 

でも時代は変わった。このままでいいと思っている人も少ない。

今まで信じてきたもの、甘え、楽観性、色んなものを捨てないといけない。

つまり、就職氷河期世代の私たちは、この年になってさらに価値観のどんでん返しを迫られているんです。

勉強も価値観の更新も「ぜんぶ自分でなんとかしてね~」世代であり、これからもそれは変わらない。

氷河期世代だけでなく、若い人達も自分で何とかするためにキャリア教育を受けているんですから。

『働かないおじさん』は、めっちゃ頑張ってお金を生んで、本当に働かないでお金をばらまけるようになりたいものですね。

 

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心と体が“働かない”を拒否する!

魂の叫び!『人生半ばの過渡期』

周囲の40代に差しかかる人たちの中で、独立したり会社を辞めたり、思いっきりキャリアチェンジを図った人はいませんか?

じつは40歳ぐらいのころ、人間は『人生半ばの過渡期』を迎えます。

 

「本当にこのままでいいんだろうか?」

「こんなことしたかったんだっけ?」

「人生このままで終われない!」

子育てもひと段落し、社内でも若い世代が育ってきたころ…。

中年層の社会人は選択を迫られます。

このまま安定した環境で最後までいくか?

本当に在りたい自分を追求するか?

人間、こうして考えるように出来ている。

自分の生きた証、社会に何が出来たかという価値観に目覚める時が来る。

『働かないおじさん』にはなりたくない!

魂が叫ぶ人生半ばの過渡期。

ということは!

『働かないおじさん』と言われる年代こそ、本当の意味で社会に貢献したいと願える年代と言えるんです。

 

本当は社会の役に立ちたい

僕は若い頃、一度上げた年収を下げる選択なんて一切考えたことがありませんでした。

金をもらえない仕事なんて意味がないと、本気で思っていました。

でもどこかで「お客様のために」という気持ちもあり、納得のいかない仕事はしたくなかった。

それでも出世して評価されることに喜びを覚え、家族のためにより収入を得たいと考える。

 

若い頃はどうしても、『社会への貢献』より『よりよい生活のため』の比重が重い。

それがどうしたことか、「生活をいくら良くしても、それで人生の望みは叶わないな」と思う時が来てしまう。

 

くすぶっていた『いいことしたい!』という思いが、安定を得たあとに爆発する。

かの有名なマズローの5段階欲求の最上位、これが自己実現というものか?と気づきはじめるんですね。

人間は社会の役に立ちたいと思う生き物。

 

もしいま、「こんな考え偽善といわれるだけだ」と思って自信を持てない考えがあるとしたら。

社会に気を遣って抑え込んでいる場合じゃない。

人生100年時代と言われる今は、何歳になっても動き出さないといけない時代なんです。

社会に向かって働きかけるんです。

 

今こそ社会の中心たれ!

僕は今でこそ思いますが、40代こそ社会の中心になろうと努力しないといけない

なぜなら、若いうちは体力はあるけど経験不足ということを知っているからです。

まだ次世代に任せて楽をしてはいけない。

自分たちが一番頑張るんだという気概を持ちたいものですね。

 

各年代のキャリアは大きくこうです。

20代…様々な経験をする年代

30代…積み重ねて自分のモノにする年代

40代…今までの経験を活かして社会に貢献する年代

で、40代には体力がないから気力も衰える

ここで動かなければせっかくの経験・体験、知識や自論が台無しです。

 

大丈夫。できます。

昔ほど環境は悪くありません。稼ぐ方法なら知恵を絞ればいくらでも出てきます。

本当に社会の構造や問題を知っている我々が立ち上がらないで誰に出来るのか!

どの世代よりも主体性を発揮して、『働かないおじさん』の意味を変えてしまいましょう!

 

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宮内 利亮

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