お金は血液

会社で起きる問題

【お金は血液】巡らないとはたらかない!お金の流れをつくると動く!

『お金は血液』

地域でも組織でも個人でも、お金がないところは非常に“はたらき”が鈍くなる

まるで血の通わなくなった指先のように、感覚をなくし動かない。

酸欠状態の脳のように、新しいイノベーションも起こらない。

目的があるなら、まずは血流を生む!?

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お金は血液!巡らないとはたらかない

会社の中で

『お金は血液』とよく言います。

お金が巡らない所では、非常に動きが鈍くなる。

これは会社の中で考えてみるととても分かりやすいでよね。

部門に予算を振らないと動かない

人材は評価して給料をあげないと頑張れない

 

経営戦略は予算の振り方と言ってもいいぐらい、「どこにお金を流すか」が重要です。

どんなに優秀な部門でも、必要な資源がないと動けなくなります。

昔から『ヒト・モノ・カネ』と言われる資源の中でも、カネが最も先に立つもの。

 

会社が好きで働いていたとしても、生活が出来なくなってしまっては働けない。

それに、より待遇のいい環境で働こうとするのが普通です。

 

会社が一人の人間の体だとしたら、血液が流れなくなったところから死んでしまうんです。

 

教育への地域社会参入も

同じことが、自治体などでも言えます。

例えば小中学校のキャリア教育関係。

 

新しい学習指導要領では、「地域社会との連携」と書いています。

実体としては、地域の実業家や社長さんが“ボランティア”で登壇したりしている。

地域社会との連携に十分な予算は振られていないわけです。

 

すると当然、営利活動をしている企業としてはリスクが大きい

もし採用目的に走ろうものなら、どんなバッシングを受けるかも分かりません。

「教育には協力したいけど、メリットないよね…」ということです。

予算がないから、地域社会からの協力が得られない

 

逆もまた然りです。

事業家が教育課に協力を要請しても、自治体は事業収入を得るわけにはいきません。

すると、教育課が事業化に協力するメリットがない

 

本当は連携を取りたいのに、お金が流れていないがために分断されたままなんです。

 

自分の仕事も

あなたが抱えている仕事ではどうでしょうか?

所属している部門でお給料をもらい、評価もその部門での活動に対して行われます。

たとえ他部門の悪い所を見つけても、自部門の事よりは積極的に動けません

 

もしあなたが事業主で、お得意様が2つあるとしましょう。

100万支払ってくれる方と、10万しか支払ってくれない方。

どちらの仕事に注力すべきかなんて、考える必要もありません。

“何に対してお金をもらっているか”と、“どのぐらいお金をもらっているか”で働き方は変わるはず

 

だからお金の流れはとても重要で、いわば血液のようなものなんです。

場合によっては、自分で血液の流れを変えることが必要かもしれません。

 

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お金を流れを自分でつくる

自治体から予算が下りないなら?

『お金の流れを自分でつくる』

例えば、自治体から予算をもらうことができない場合。

 

でも、どうしてもやらなきゃいけないと思うことがある。

そんな時、どうしたら良いでしょうか?

そう、「事業として活動する」です。

 

自治体としてやろうとすると、税金を徴収することになってしまう。

でもその価値を享受するのが地域の人なら、地域の人から直接事業者がお金を頂けばいいんです

例えば教育関係で言えば、塾やクラブチームなどはまさにその典型ですよね。

本当に価値のある事なら、「そのぐらい税金でやれ!」とは言われないでしょう。

 

デメリットは、お金を払ってくれる人にしかサービスが行きわたらないことです。

でもこれはある意味しかたがない。

始めは活動資金という血液がないと動けません。

そのうえで、血が余り始めたらより多くの人に届くようにやり方を変えればいい。

 

もしも「国民全員が受けるべき教育だ!」となったら、プログラミング教育のように授業に取り入れられるようになっていくでしょう。

携帯電話や水道、電気などのインフラも、始まりを辿ればきっと誰かが自分でお金(米など価値のあるもの)の流れを生み出していたはず。

やがてみんなに必要と見たら、ベーシックなインフラに変わっていく。

始まりはいつも血流を生むことからなんです。

 

目的はその先に

この発想は、きっと“目的が先にあるからこそ”出てくるものです。

お金のためにやっていたら出来ないことだということです。

 

お金のためだけに働くなら、すでにお金が流れている所に行けばいい。

きっとはじめから流れをつくる努力は出来ないし、出来たとしても途中であきらめてしまうことも多いでしょう。

 

でもお金以外に目的があり、そこにお金が流れていないから実現できない。

そんな人はたとえ貧乏をして苦しい状態であっても、なんとか成し遂げようと努力を続けます。

そしてお金が流れてくるようになったら、そこにまた人が集まってくるんです。

お金を超えた目的、社会の本質的な問題解決をしたいと願う気持ちが、新しい血流を生み出していく

 

あなたにも、どうしても解決したい問題はありませんか?

それが実現できない理由は、もしかしたらお金が流れてこないからではありませんか?

 

どうしたらお金が流れてくるか、事業化する方法はないか、昔と違って出来るようになった条件はないか、継続して考え続けましょう。

一人でダメなら、仲間とその問題について語り続けましょう。

その熱意が心臓となり、血液を流してくれるはずです。

 

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宮内 利亮

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