頑張ります!の意味

会社で起きる問題

【町の人事屋】『頑張ります!』の使い方を間違うと信用を失う!?

仕事をしていて『頑張ります!』とか『やらせてください!』と言われるととても気持ちがいいものです。

モチベーションが伝わってきてこっちも頑張ろうと思う。

だけど、こんな『頑張ります!』は逆に信用を失うから注意!

信用は耳じゃなく目でするものです。

スポンサーリンク

『頑張ります!』の勘違い

気合いでごまかす人いない?

あなたの周りに、返事ばかりよくて調子のいいタイプの人はいませんか?

一見とてもモチベーションが高く見えて、評価も瞬間的に上がる気がしますよね。

なんだか自分もアピールしないと置いて行かれそうな気がしてしまう…。

 

だけど安心してください。

実際には“やったかやってないか”、“出来たのか出来てないのか”が大事なわけです。

もちろん行動するのが怖くて『頑張ります!』と言えないのもダメですけどね。

 

今回のポイントはコレ。

その場のしのぎの気合いで『頑張ります!』を多用していたら、いつか信用を失っちゃうぞ!

何でも『やります!』『できます!』『もちろんです!』を連初していたら、いつしか自分のキャパを超えてしまう時が来る…。

その時が真価を問われる時です。

 

やる気を見せていると楽?

やる気を見せていると、周囲が認めてくれやすいんですよね。

瞬間的にですが、仕事も回ってくるようになる。

「お!あいつは元気が良くてモチベーション高くていいな!」と期待してもらえますよね。

 

少なくとも“やる気がないヤツ”には分類されないので、立ち位置としてはとても楽になる。

もっと言うと、「楽と感じてしまうのは危ない」ともいえる。

 

やる気を見せられない人にも2種類いて、“やる気がない”のか“やる気はあるけど自信がない”のか。

自信がない人は、『頑張ります!』と言ってしまうと失敗した時にどうしようと思ってしまう。

 

やる気を見せる人にも2種類いて、“本気”なのか“考えてない”のか。

考えてない人は、出来るかどうかも分からずその場しのぎで『頑張ります!』と言ってしまう。

やる気を見せる考えていない人より、やる気を見せないけど本当はやる気があって自信がない人の方がいい。

どんな見え方にしろ、やるかやらないかしかないわけです。

 

やらないなら言わない方がマシ

僕は人事部長をしていて、社員の『やる気』にはとても考えさせられました。

『やる気』を真に受けるわけにはいかないんです。

あなたの会社の社長が、やる気だけで社員を評価していたらどうですか?

何も出来ない人の評価がどんどん上がっていく。

とてもじゃないけどバカバカしくて、そんな会社にはいられないですよね。

 

だから僕にとって社員の『やる気』はとても嬉しいものですが、同時に目を曇らせるものでもあった。

ドラクエでいえばマヌーサです。

行動しないなら、『頑張ります!』なんて言わない方がマシ。

 

軽いノリで周囲の期待を集めてしまうと、あとが大変。

実際やっていなかった時に、がっかりされる振り幅が大きくなります

『あいつ口だけのヤツだ』と思われたら、信用を取り戻すまでにどれだけの行動が必要か…。

 

言葉と心はいつも一致していないと、あとで痛い目を見るということです。

 

スポンサーリンク

 

『頑張った』かどうかは行動がすべて

行動は他者評価

つまり『頑張ります!』という言葉は注目を集められるが、リスクも大きいということ。

使いどころは自分の心と相談して決めましょう。

 

では、使いどころを見極める時のポイントです。

行動は自己評価ではなく他者評価。

 

頑張ったかどうかは、どれだけ行動したか、結果を出したかで評価されます。

社会人は特にそうです。

いくら自分が頑張ったと思っていても、他者がそう思っていなかったら頑張っていないのと一緒。

『頑張ります!』という時には“自分なりに”ではダメ。

 

“自分なりに”と言ってしまったら、何でも許されてしまう。

自分の尺度ではなく会社の尺度で。

社会人としての基準の中で“行動する”ことが求められるわけですね。

客観的に『よし!できる!頑張れる!』と思った時に使いましょう。

 

信用は耳じゃなく目でする

人を信用するうえでのプロセス、逆に信用を失うプロセスを考えてみましょう。

 

一緒にプロジェクトを行うことになって、役割分担を取り決める。

「では一緒に頑張りましょう!」と言って固い握手を交わす。

この時、信用しているというよりは“信用せざるを得ない”状態です。

 

その後が分岐点。

期待以上に行動してきてくれたら、「この人はずごい!」と評価し信用する。

期待通りでも「よし!いける!」と信用する。

ところが期待以下の行動しかしてこなかったら「あれ?大丈夫か?」と疑念を抱く

その“期待以下”が数回続いたら、「あ、この人は口だけだ」と信用を失ってしまう

言葉ではなく、結果としての行動で信用されるかどうかは決まるわけですね。

 

他にも、たとえばあなたの職場や学校で「みんなでトイレ掃除をしよう!」と取り決めたとします。

「オレ毎日ちゃんとやってるよ!」と言う人が掃除するところを見たら、便座を拭いてブラシでこするだけだった。

一方何も言わない人が毎日やっている。掃除するところを見たら、便器のスキマや裏側の匂いのもとを綺麗にし、床やドアノブまで丁寧に拭き上げていた。

どちらを信用しますか?

『百聞は一見に如かず』

口は災いの元とも言いまずが、結局最後は目で見える事実しか信用されないということを覚えておきましょう。

 

『頑張ります!』は自分との約束

とはいえ、『頑張ります!』という言葉を使うなと言うわけではありません。

使い方や意味を考えて使っていきましょう。

『頑張ります!』は自分との約束。

 

ただその場しのぎの評価を得たいからではなく、自分に言い聞かせるような使い方がいいですね。

客観的に考えて、無謀ではないし頑張れば出来ると思う。

ちゃんと時間もあるし、やれない理由はない。

ちょっと怖い気もするけど、ここで勇気を持ってやらせてもらおう。

絶対やるんだ、必ず成功させる。

そのための努力は惜しまない!

真剣に考えて絞り出した『頑張ります!』は、相手ではなく自分にこそ向いたものですね。

 

期待してもらうということはとてもいいことです。

そこから逃げるととても楽なんですが、同時に成長もしません。

言ったからにはやるぞという責任を伴う言霊は、きっと自分を成長させてくれるでしょう。

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

宮内 利亮

はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

-会社で起きる問題

Copyright© ヒカリカタ!あなたの町の人事屋さん|元人事部長キャリアコンサルタントによる・働く悩み応援サイト , 2021 All Rights Reserved.