アイデアマンと常識人

キャリアアップしたい 会社で起きる問題

【人間関係】が及ぼす生産性!『アイデアマン』と『常識人』

洗濯物を干していたら、あることを思い出しました。

以前、研修で受けた「チームビルディング」での出来事。

『アイデアマン』

『常識人』

人間関係を大きくこの2つに分けた時、

その人の在り方によって生産性が大きく変わる!

この記事は

  • 『アイデアマン』と『常識人』それぞれの長所・短所
  • 活かし合うチームであるために

洗濯物を干していたら

洗濯物を干していたんですよ。

そしたら、急に「早く干す方法」を思いついたんです!

今まで何百回いや、何千回と干してきたはず。

だのに・・・「やっと今か!」と思いましたよ。

たまにないですか?

ある時急に、パッとひらめくこと。

 

僕はこの時思いました。

チームなら、もっと早く思いついたのに!

チームで洗濯物の干し方を真剣に考えるなんてこと、まずない状況なんですけどね。(笑)

 

独りでやらないといけないことって、本当に損だと思います。

みんなの知恵が借りられないから、いつまでも“損なやり方”を続けてしまう。

知恵を出し合えば、誰ひとり思ってもいなかった方法に辿り着くこともあるのに~。

こんな経験をたくさんしました。

例えば、ある研修でのことです。

 

【チーム力・人間関係】ある研修で

消えるアイデア、復活するアイデア

10人ぐらいで手を繋いで輪っかになる。

フラフープを誰かの腕に引っ掛ける。

手を繋いだまま、全員がフラフープをくぐるまでの時間を測定!

という面白い研修。

 

最初は一人ひとりがいかに早くくぐれるか頑張ります。

しかしある時僕が、

「誰かが固定すればいいんじゃない?」と言いました。

反応は、

「いやいや、ダメでしょ」と一瞬で終わり。

僕もそこで具体的に伝えるのを諦めてしまいました。

 

で、しばらく同じ方法で頑張るがタイムが縮まらない。

ある時「作戦会議」が入ります。

作戦会議

結果を受け止める。

目標まで足りないことを共有し、「変えなければいけない」という意識が芽生える。

上手くいかなかった方法をやめ、新しいことをしようと思い始める。

全員が意見を出し合う。

ここで、なんと最初に出した僕のやり方をやろうという結論に

 

僕はこのプロセスを無視していきなり“みんなを勝手に巻き込もうとした”から一瞬で却下された。

まさに独りよがりだったんですね。

“受け入れるチーム”になってやっと、具体的にどうするかを話すことができました。

チームの生産性は、メンバーの在り方で全く違う!

 

アイデアマンと常識人

では、大きく2つの種類にメンバーを分けてみましょう。

アイデアマン

上の例でいえば僕のようなタイプ。

新しい方法が好きで、思いついたことを発言する。

常識人

上の例でいえば最初に意見を却下するタイプ。

具体的で現実的。失敗しないようにリスクヘッジしている。

 

チームにとってどちらが有益なのか?

答えは

どちらも有益で、どちらも害になる可能性がある。

チームの結果は在り方ひとつで変わる。

 

アイデアマンは常識人に消される

あなたの職場でも考えてみてください。

よくアイデアを思いつく人は、「また勝手なこと言って」とか「いつも的外れだなあ」と言われていませんか?

アイデアマンの立場が弱いと、すぐに意見を潰されてしまいます。

プロセスを無視して言ってしまうので、現実的な人には伝わりづらいんです。

でも実は、苦しい時ってどんな意見でも欲しくなるんですよね。

どんなに小さな意見でも常に拾えるチームはすごく成長する。

「適当キャラ」の人の中に、意外とアイデアマンが隠れているかも! 

 

アイデアマンは失敗する

では、アイデアマンが独りよがりで進めてしまうとどうなるか。

  • たくさん失敗することになる!
  • 失敗からの学びが少ない!

 

例えば僕が無理やり、最初の意見を出した時に全員にやらせてしまったらどうなるか。

実は失敗する可能性がとても高い。

本人はイメージが出来ていても、

メンバーに伝わっていない。

言語化・共通認識が出来ていないので、他者が再現することが難しい。

 

また、アイデア勝負だと思っているので、プロセスを重視しません。

ちゃんとプロセスを踏めば成功したかもしれないことも、

結果的に「ダメだから次!」と捨ててしまうことが多い。

プロセスを軽視すると、

失敗の原因が分からない。

修正することもなく、次回改善することも難しい。

 

常識人はアイデアマンに振り回される

常識人もいますよね。

よく「もっと目標高くいこうよ」とか「慎重すぎるよ」と言われていませんか?

常識人の立場が弱いと、防げるミスを防ぐ前に問題が起きてしまいます。

時間がかかりすぎてしまうんですね。そしてアイデアマンはすぐに取り掛かろうとする。

行き当たりばったりの結果、アイデアマンに振り回されてチームは失敗する。

でも、常識人はおとなしい人が多いからあまり意見を言えないことも事実です。

おとなしい人から意見を聞けるとチームは強くなる!

 

常識人はブレーキをかける

では、常識人の立場が強いとどうなるか。

  • 変化に乏しく成長しない!
  • 時間がかかりすぎてしまう!

 

挑戦よりも安定、継続を重視する。

すると、せっかくの成長機会を損失してしまいます。

新しい方法を聞くと、リスクばかりを考えてしまいます。

代替え案を用意するのも苦手なので、

結果「やらない方がいい」となる。

 

何かを決断するときに、

「あれはすべきでない」という前提があります。

「こうなったらどうしよう」という危機管理もしている。

説得するためには多くの情報を必要とし、時間がかかりすぎてしまう。

組織全体のブレーキになってしまう。

 

話し合うこと、認めること、疑うこと

優秀で他人をバカにする人は一人でやれ

ポイント

組織にとって、話し合う姿勢がない人がいることがマイナスです。

たとえ優秀な人材で一人で大きな功績を上げる人であっても、他の人の成長を奪うなら長期的に大きな損害を生みます。

 

優秀な人から見れば稚拙に見えてしまう考えの中に、思ってもいなかったアイデアが隠れていることがある。

社長として優れた人は、そういった部下の力を引き出すことに長けているんです。

そこに宝が眠っていると思ったら、バカにするわけがない。

他人をバカにするなら、一人だけでできる仕事をしたほうが効率的なはずです。

 

他人を認めること

  • 「アイデアマン」がアクセル
  • 「常識人」がブレーキ

どちらか片方無くてもいいか?

そんなの絶対ダメですよね。

 

高速道路ではアクセル全開。

信号がある道ではちょいちょいブレーキです。

 

互いを認め合う状況にするには、共通の体験・共通の認識があればいい。

共通の体験

  • 一緒に失敗する
  • 一緒に成功する
  • 同じ情報量で見る・聞く
  • 一緒に数字で振り返る

ポイントは、「良かった」「悪かった」を感情抜きに確認し合える

振り返りの場をつくることです。

 

共通の認識

  • 結果を数字で受け止め
  • 「目標まであといくつ足りない」
  • 「このままじゃダメだ」
  • 「変えなければならない」
  • 「今までの方法をやめよう」
  • 「新しいことをしよう」
  • 「何かアイデアが必要だ」

ここまで共通認識が生まれたら、

どんな意見も真剣に聞くチームになっています。

 

ポイント

この在り方が、全く違う特性の人同士で強みを引き出し合うチームです。

 

そのためには、必ず作戦タイムを設けることです。

  • 話し合いの場
  • 振り返りの場
  • 改善の場
  • 作成会議

ここに時間を割けなければ、いつまで経っても同じことの繰り返し。

多少他の業務を整理してもやる価値はあります。

 

自分を疑うこと

最後に、一人ひとりが持つべき心構え。

優秀で他人をバカにする人の反対です。

自分“だけが”正解でないことを知る。謙虚であること。

これが自分を疑うことです。

自信を持たないこととは全然違うので注意。

自分にも他人にも「信」を置くこと。自信と他信です。

全員が正解を持っているんだ。

もっと他にいくらでも方法はあるんだ。と信じることです。

 

謙虚な人が集まるチームは、お互いを高め合い活かし合う。

自分らしさを発揮しながら、仲間の仲間らしさも活かす謙虚さを持てるといいですね。

 

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宮内 利亮

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