キャリアは2択じゃない

仕事辞めたい

「会社に残るか、独立するか」2択の必要なんてない。自由なキャリア

「この会社にいて大丈夫かな?」と将来を不安視し、転職やフリーランスへの転身を考える人が増えている。

でもこれからのキャリアは『辞めるか・辞めないか』2択では選べない

元人事部長キャリアコンサルタントが考える、新しいキャリアの形とは?

「会社に残るか、独立するか」2択の必要なんてない

「ふたつにひとつ」はもう古い

将来のキャリアに悩む時、新しい仕事をはじめるなら今の仕事を辞めないといけない。

と、思うのはもう古い。

 

どうしても今までの常識だと、独立するなら会社を辞めないといけないと思っている人はいると思います。

まず、会社を辞めることが独立ではありません

会社の力に頼らず稼ぐのが独立です。

 

副業を政府が推進している今、会社に在籍しながら違う稼ぎを得ていくことはむしろ当たり前になるべきことです

そして副業が本業の稼ぎを超えることはないと思うのもちょっと違う。

「副」とか「本」とか言ってしまうのがいけないのかもしれませんが、そもそも稼ぎ方が全く違うんだから副業の収入の方が多くなることも当然あり得ます。

会社を辞めないと次の仕事が出来ないわけではない。

会社を辞めたからと言って独立したことになるわけではない。

会社に在籍していても収入は無制限に増やしていけるチャンスがある。

「会社に残るか、独立するか」という2択しかないと思っているなら、それは凝り固まった考えかもしれません

キャリアはもっと自由です。

 

【退職・副業】裏切りでもなんでもない

それから、今までの常識だと会社以外の場所で稼ぐことは裏切りだというような風潮がありました。

この価値観はすでに大きく変わりつつあります。

 

違う仕事をやっていたら、方向性が全く違ってしまうのではないか?

本業に身が入らなかったり、パフォーマンスが落ちたり、ノウハウを持ち出されたりするのではないか?

確かに!会社側にとってその危険性はあります。

それでも、今後の人生100年時代を考えてみましょう。

 

日本は『働き方改革』を進めています。

人口が減り、生産人口を増やすには働き続けてもらわないといけない。

では会社が今後増えていく高齢者に給料を増やし続けてくれるのか?

くれません。会社は個人を守れないし、それでは経済を回せません。

今の時代、個人側にとって会社にすべてを捧げるリスクはとても大きなものです

会社にその責任が取れない以上、個人に時間を与えないと超ブラックです。

 

とはいえ会社もすぐに止められたり、会社を利用するだけ利用されるというデメリットを感じるでしょう。

でも、お互い様。

利用し利用される『契約関係』が本来の在り方です。

例えば前述のノウハウの持ち出しは禁止したり、必要な措置がいくつかあると思います。

 

この契約に会社は不利な感覚を覚えると思いますが、それは正しい感覚です。

今までは会社が優位でしたが、これからは個人と会社は対等に近くなっていきます

ここは会社が価値観を改めないといけない部分です。

退職は契約の終了であり、副業は個人が生きるために“会社がしてくれない部分”の行動である

裏切りでもなんでもないんです。

 

「吉本・ジャニーズ」個人と会社の契約関係

最近のそのような動きとしては、例えば「吉本興業」や「ジャニーズ事務所」などで見られると思います。

 

吉本では個人が会社外の収入を得ていること自体も“闇”と言うぐらいなので、会社への裏切り行為に近い言われ方をしていました。

しかし当の働いている方は、会社の収入だけでは足りないから外で収入を作っている。

一般の企業で働いている人ももし同じ状況になったら、きっと副収入を得るために行動すると思います。

体制にムリがあるため新しく雇用ではなくエージェント契約にしたり新しい形を試みましたが、どうも一般企業よりは働き方の体制を整えるのが遅れているようです。

外の世界はすでに変化しているのに、この変化に取り残されてしまうと人が離れていきます。

 

ジャニーズ事務所はどうでしょう?

やはり退所する人が増えていますね。

様々問題はあるかもしれませんが、『個が強くなった』と言えないでしょうか。

それが会社やファンにとって問題行動となる場合がある。

これは吉本も同様です。

 

仕事を取ってくるために必要だった会社。

会社には資源がたくさんあり、個人がそれを得るのは困難だったからです。

でも今は違う。

資源は共有のものになり、個人がインターネットでいくらでも仕事を取ってこれます。

それに芸能人ならすでに知名度があり、会社はもう必要のない存在です。

それなのに会社に居るのは、今まで育ててくれた恩や売れるまで販促費をかけてくれた、いわば“借り”があるからではないでしょうか

 

この掛けてくれた販促費にしても、今の時代なら会社の力を借りずに出来てしまうので価値が下がっています。

そう、すでに個人と会社の立場が大逆転している世界です。

 

でも社長や上司が冷たくなるから…?

でも、退職をほのめかしたり副業をすると、周囲の目が冷たくなる…

特に社長や上司に目を付けられたら、評価に影響してしまう…

 

もしそんな風に感じるなら・・・

そんなところは早く辞めちゃってもいいと思います

働き方改革は、個人の時代に備えて会社の外で勉強するために与えられた時間というチャンスです。

個人の将来に責任を持ってくれるわけでもないのに、そんなことを言う会社は勉強不足だと思ってください。

未来が見れていないので、近い将来変化対応できなくなる危険が高いです。

 

僕がキャリアコンサルをするときも、必ず「自分でしっかり勉強してください」と伝えています。

自分で勉強する機会を奪われてしまう環境だけは避けたほうがいいでしょう

 

『螺旋を描くキャリア』もっと自由に

終身雇用が崩壊したいま、働き方はどんどん自由度を増しています。

退職するのは個人のキャリアのため必要なことだし、副業をやって悪く思われるいわれなんてありません。

この価値観は数年で劇的に変わっていくでしょう。

キャリアは自由。螺旋を描くように尖らせていく

 

人生100年時代、いつ会社に頼れなくなるか分かりません。

働きながらでも、必ず今の仕事以外の勉強はした方がいいんです。

社外に目を向け、本業以外のことについて学び続け、社外の人と人脈を作りましょう。

 

本業が元気なうちに、色んなことに手を出して出来ることを増やす。

それが出来ない不自由な環境が最も危険です。

会社に残るか辞めるかの前に、もっと自由に広がる自分のキャリアを想像してみてはいかがでしょうか。

 

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宮内 利亮

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