日本は外国人が「働きたくない!」と思う国の下から6番目・・・
衝撃の結果だが、多くの日本人も「そうだよな…」と納得してしまうのではないかと思うのがさらに悔しいところ。
キャリアコンサルタントとしてこれを変えるのが使命!
どうする日本人!?
日本は働きたくない国!?
外国人が働きたい国ワースト6位
「なんてこった」という結果だけど、おそらくほとんどの人が「だよな」とも思っているのではないでしょうか。
この調査は、海外に住む外国人のためのコミュニティ形成支援サイト「インターネーションズ(InterNations)」が、毎年まとめているランキング「外国人が住みたい・働きたい国ベスト・アンド・ワースト」の2021年版です。
ワースト10を見ると、
10位 マルタ
9位 インド
8位 トルコ
7位 キプロス
6位 日本
5位 エジプト
4位 ロシア
3位 南アフリカ
2位 イタリア
1位 クウェート
となっています。
多くの日本人の中で「認めたくないけど、たぶんそうだよな~やっぱり」という感覚ではないでしょうか。
よかった時代があっただけに、この変化を直視していない状態かもしれませんね。
何がいけないの?
では、何が特に悪かったのか。
調査項目はこちらです。
「生活の質」「定着の容易さ」「仕事環境」「家計の状況」「生活費」
まず、「定着の容易さ」が世界58位でワースト2位。
これは外国人から見た日本での定着なので、日本独特の文化に馴染むのが大変ということ。
日本人は気にしていないことが、外国人にとってはやりにくさになっていることが多くあるんですね。
それから、「仕事環境」が世界50位でワースト10位。
たぶんここが多くの日本人の共感を呼ぶところでしょう。
「日本人は働きすぎ」という今までのイメージに加え、さらに経済的豊かさも失われつつある。
「なんでこんなに働くんだろう」と働き甲斐を失ってしまう人も多いでしょう。
首都圏への一極集中、豊かさの2極化、働けど働けど・・・
問題を感じている人は本当に多い所だと思います。
そして「家計の状況」が世界54位でワースト6位。
ただ「生活費」は世界38位なので、そんなに高くない。
ということはです。
単純に考えると、「たくさん働いているのに給料が安い」ということですよね。
つまり日本人にとっての大きな課題はこの2つ。
働く環境をよくすること。
経済的に豊かになること。
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どうする日本人!どう働く日本人!
働く環境を変えよう
日本ではこの構造を変えないといけない。
「働きすぎ」+「学ばな過ぎ」
1社で働くことに一生懸命で、その他の自己啓発ができていないんですね。
とにもかくにも『学ぶ』ことです。
社会に出たら会社の歯車として働くという時代は終わりました。
これからは自分のキャリアは自分で守らないといけない。
まず学ぶことでキャリアを優位にし、時間的余裕を持てるようにし、さらに学べる時間を生む。
この好サイクルに入ることが大切だと思います。
先に働く時間を短くしても、学ばないとキャリアは切り拓けない。
それから日本人が苦手なことは、『自己理解』です。
働く環境が悪いと思われる要因のひとつに「自分に合った働き方ができない」事があります。
どんなに忙しくても、楽しそうに働いている人がいますよね?
それは自分に合った働き方が出来ているからです。
そしてそんな人は、日本を働きにくい国とは言わないでしょう。
でも今は、働き方に多様性がないと言えますね。
経済的に豊かになろう
この目標はとても大事です。
儲けること、稼ぐこと。
若い人達こそ、ここから目を背けたら余計に経済は回らなくなる。
持っている力も発揮されずに終わってしまう。
「どうしたら稼げるか?」をみんなが考える国へ。
稼ぐことに対して工夫をすることです。
会社に入って固定給を得るだけでなく、どうしたらもっと増やせるのか?
もっと時間を使わずに効率よく収入を得るにはどうしたら良いのか?
自分はいったいどこの部分でどのように働きたいのか?
経済的な豊かさは、どんどん2極化が進んでいます。
中間のそこそこ裕福な人が減っている。
でもそこには、工夫と努力次第で誰でも行けるんだということを知っておかないといけませんね。
文化は競争力でもいいじゃない
日本は外国人の方から見たら定着しにくい。
これ、日本人としてどう捉えますか?
僕は『日本には独自性がある』と考えることも出来ると思います。
グローバル社会になったからこそ、日本の独自性には可能性が生まれるのではないでしょうか。
京都など日本人独特の繊細な感性は、多くの外国人を魅了しています。
ものづくりも経済のトップを取ることは難しいですが、その伝統や文化は何かに生き続けることができるのではないか。
日本人の日本人らしさが文化をつくったのだとしたら、そのらしさを失うべきではないのだと思います。
せっかく『他者(外国人)が真似しづらい独自性』を持っているなら、それは活かしていきたいですよね。
個人でも、地域でも、国でも。
それがキャリア形成の基本ではないでしょうか。
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