誰しも『ホワイト企業』に入りたい。
だけど、その“白さ”は人によって違うことを理解しておかないといけない。
せっかく誰かの言うホワイト企業に入ったのに、全然自分に合っていなかったらすごくもったいない!
あなたにとってはどのタイプがホワイトですか?
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【ホワイト企業】の『白さ』は様々
求める白さとは限らない
ホワイト企業は誰でも入りたいと思いますよね。
でも、じつは一口に『ホワイト企業』と言ってもそのタイプは様々。
せっかくいい会社に入っても、自分が求めるものがそこになかったら結局辞めたくなってしまいます。
ホワイト企業にも、自分に合った白さがある。
自分に合った白さを探そう!
今回は人の価値観を大きく4つに分けて、それぞれの“ホワイトの条件”について書いていきます。
複数のホワイトも持つ会社もあれば、単色ホワイトの会社もあるでしょう。
でも一番大切なのは、『あなたがどんな色を求めているか』です。
自分の特性を理解することから
つまり、ホワイト企業を探す前に自分がどんな価値観を持っているのかを知ることが大切なんです。
このブログでは度々、『4つの思考特性』と『3つの行動特性』を紹介しています。
特に求める白さに影響してくる価値観は、『4つの思考特性』のほう。
- 分析型
- 構造型
- 社交型
- コンセプト型
このうち、どのタイプが優勢になっているのか、どんな組み合わせなのかが影響します。
今回は、単純にそれぞれの思考特性だとしたら、どんな白さを求めるのかを紹介していきます!
ちなみに。
分析型は論理的で白黒はっきりさせたいタイプ。
根拠を求め、「なんで?理由は?」とよく聞きます。
効率的でスマートな働き方をしたい思考です。
構造型は積み上げタイプの思考で、慎重さや堅実さがウリ。
将来の予測が立つことを好み、詳細のスケジュールや物事の手順や構造が気になります。
安心・安定した働き方がしたいと思っています。
社交型は人が判断の中心にあります。
人の感情に敏感で、直観的に感じ取ることが出来ます。
ということは、働く仲間が何より大切になってきますね。
コンセプト型は変わっていることや斬新なものが好き。
大きな夢を描いてガンガン突き進みたいタイプです。
仕事にはやりがいや楽しさがないと退屈してしまいます。
あなたはどの思考が優先になっていそうですか?
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【ホワイト企業】基本の4要素
『収益・将来性』ホワイト
では、まず分析型の人が求めるホワイトからいきましょう。
分析型思考の人は、『収益・将来性』の白さが大切!
分析型の場合は、就職活動の段階から“有名な会社”や“スマートな会社”を探していることが多いです。
会社の財政状況なども調べたい人が多いですね。
- 利益が出ている会社なのか?
- 将来性があるか?(自分の選択が正しいか)
- 世間体がいいか?
- 所属していることで満足感を得られるか?
- 最新の働き方を取り入れているか?
- 必要のない面倒なことをやらされないか?
- 成果を正当に評価してもらえるか?
こんなところが気になるんですね。
逆に人間関係を必要以上に求められると、上手く自分の持ち味を活かせなくなる場合があるから注意です。
分析型は人間関係を軽視する傾向の人が多いのも事実だからです。
また、自分の仕事が成果を上げた時、十分に評価や報酬をもらえなかったりすると仕事の意義を失います。
いくら働いても何も変わらなかったり、仕事上の数字以外のことばかりを重視されると辞めたくなってしまいます。
評価制度や報酬面が整っている会社を選ぶといいでしょう。
『労働条件』ホワイト
次に、構造型が求めたくなるホワイト。
構造型思考の人は、『労働条件』の白さが大切!
構造型の場合は、安定や安心が何よりの価値観です。
特に現実的部分を非常に重視するので、働き始めてすぐの条件面を慎重に検討しているでしょう。
- 給料が生活と照らして適正か?
- 休日・休暇はもらえるか?
- 手当は何がつくのか?
- 保険は全て整っているか?
- 求職を出来る環境は整っているか?
- 自分に出来そうな仕事か?
- ギャンブル要素の強い経営をしないか?
といったところでしょうか。
逆に、夢ばかり追っていて抽象的なことしか伝わってこないと不安でしかたない。
慎重さがウリなのでどちらかと言えば保守が強みとなり、チャレンジングな行動や方針が苦手だからです。
現実的な労働条件が分からない場合はまず入社まで至らないでしょう。
仕事を一旦始めたら長く続くことが多いので、入口は非常に慎重です。
また、異動や変化が激し過ぎたり、ルーティンがないような職場環境だと辞めたくなります。
長く続きそうな会社で、じっくりと取り組んでいく仕事を選ぶといいでしょう。
『人間関係』ホワイト
社交型にとって大切なホワイトはもちろんこれ。
社交型思考の人は、『人間関係』の白さが大切!
社交型の人は、いつでも人のことを気にしています。
優しさや思いやりなどの、人間関係での環境面が結局は一番効いてきます。
- どんな社長なのか?
- 職場の人はいい人か?
- 面接官の雰囲気はどうか?
- コミュニケーションの取りやすさはどうか?
- 職場の人たちは仲が良さそうか?
- 人を大切にしているような福利厚生があるか?
- 働く人達の表情はどうか?
などです。
多少条件が悪くても、多少仕事がやりづらそうでも、“いい人がいる”と思ったら頑張って働くことが出来ます。
逆に、数字ばかり追わされることは苦手です。
「人の事をないがしろにしている」という反感にも繋がりかねない。
一言もしゃべれないような環境や気の合う人がいない環境には耐えがたいストレスを感じます。
人間関係を円滑にするための施策に多く取り組んでいる会社を選ぶといいでしょう。
『やりがい・楽しさ』ホワイト
最後に、コンセプト型が求めるホワイト?はこんな条件です。
コンセプト型思考の人は、『やりがい・楽しさ』の白さが大切!
コンセプト型は人と違ったことが好きで、特に条件や仕事ないようにこだわりはない。
ただ、やりがいや興味など、面白くないとやってられないタイプです。
- 楽しそうな仕事か?
- 興味の湧く仕事か?
- 他ではやっていないような取り組みをしているか?
- 斬新な経営手法か?
- 社長はすごい人か?
- 新しいことが出来るか?
- 退屈しないか?
こだわりがそこまでない分、表現が少し難しいですね。
ちなみに僕はこのタイプです。
逆に、毎日同じことの繰り返しだと感じると、今すぐにでも飛び出してしまいたくなります。
急に熱が冷めることもあり、「全然やりがいないな」と興味が切れると辞めたくなります。
決まり切ったルーティンや型にはめられすぎるとかなりのストレスを感じます。
ワクワクするようなことがいつも起こりそうな会社を選ぶといいでしょう。
さて。
あなたのタイプはどれでしたか?
どれか一つとは限らず、複数の価値観を持っている人の方が多いですよ。
再度書きますが、大切なのは『あなたはどの色を求めているか』です。
他人の言うホワイトが自分のホワイトとは限りません。
自分の白さを見つけていきましょう!