アフターコロナの採用

就職・転職ノウハウ

コロナ後【学生】の就活【企業】の採用活動は『散らす』と『壊す』②

アフターコロナの採用市場は状況が一変。

新卒を採っても、教育している余裕なんてない・・・

そもそも採用に費用はかけていられない・・・

苦しい状況の中で、それでも未来への投資を止めない採用の在り方とは?

企業にとっては4つの『壊す』がポイント。

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前回①学生は目線を散らせ!

前回は、アフターコロナの学生はどうやって就活すればいいのか?

を書きました。

コロナ後の就活
コロナ後【学生】の就活【企業】の採用活動は『散らす』と『壊す』①

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ポイントは目線を『散らす』こと。

  • 地方へ散らす。
  • サイトを散らす。
  • 業界を散らす。
  • 軸を散らす。

 

では、企業側は?

 

②企業は採用概念を壊せ!

コロナがひとつのきっかけにはなりましたが、採用市場が変わるのは決してそれだけが原因ではありません。

ここ数年の新卒採用市場の変化はめまぐるしい。

毎年のように手法が変わりガラパゴス化していく中で、今回のコロナによって買い手市場へ逆流しただけ。

もっと前から採用市場には限界が近づいており、改革が起きようとしていたんです。

 

【一括を壊せ】戦わない採用

代表的なものは、4月に一気に新入社員を採用する『一括採用』

これは完全に、終身雇用対応です。

 

確かに効率はいいように見えるんですけどね。

一気に採用すれば採用活動時期も短く、新入社員研修をまとめてやればいい

しかし、この常識をまず壊すことです。

 

採用活動期間は、逆に長くなっています。

一括採用になったことでどんどん早期化=長期化が進んだからですね。

 

そして教育は本当に追い付いているでしょうか?

実質的は教育はOJT(現場教育)です。

集合研修に価値を感じている人は、新入社員側にも既存社員側にも減ってきている。

個別対応などの、もっと実質的な教育が求められているんです。

 

一括採用の利点は崩壊しつつある。

惰性でやっていては、学生もその流れから抜け出せない。

 

これからの市場は、転職ありき。

社員の人生に責任を持つのは社員自身だと、政府も発信している。

即戦力化できる教育体制と、即戦力を採用できる活動です。

わざわざ敵の多い時と場所を選ぶから、多額の採用費が必要になる。

 

インターンが主流になる意味。

それは、価値観重視からスキル重視へ。

終身雇用からの脱却を意味します。

それなら、一括採用は費用・工数・教育すべての面から非常に効率の悪い手段になるのではないでしょうか。

 

【教育を壊せ】学生主体性へ

次に壊したい常識は『教育』

従来は、会社に入りさえすれば勝手に会社が教えてくれるというスタイルだった。

 

この会社任せの姿勢が“当たり前”と思われているのが日本の特徴です。

これはいつからでしょうか?

 

決して最近のことではない。

一番顕著に問題となっているのが、僕のような氷河期世代

受け身の教育しか受けていない日本人は、十分な教育を受けられなくなると自分から動き出す事ができない。

やはり、終身雇用の爪痕です。

 

この解決のためには、社会人全員が主体性を持つことが大切です。

会社に対する提案とかいうものではなくて、自分の人生に対する主体性です。

キャリアへの主体性。そういう人材を育てるために、キャリア教育は強化された。

 

「ちゃんと教えてくれる会社に入社したい」と思う学生心理も、時代錯誤してしまいます。

会社は即戦力でないと困る。

教育も即戦力化を目指し始めている。

 

それに、ググればだいたいのことは学べるのが今の時代。

氷河期世代とは違う今の時代の利点を活かすことが大事です。

 

【ナビ頼りを壊せ】分散=チャンス

コロナ前から、すでにナビに頼る傾向は崩れ始めていました。

ここに来て、一気に時代が進むかもしれませんね。

 

ナビというのは、学生が企業をまとめてソートできるようにしたもの。

すると人気が集中してしまうので、実は効率が上がっているのは大手だけです。

多くの中小企業は“しかたなく”使っている状態。

 

学生がナビを見なくなったら、企業がナビを使う理由は全くありません。

そしてそのような学生は年々増えています。

就活支援サービスの多様化と売り手市場により、ナビを使わずとも就活を終える学生が多くなった。

わざわざお金のかかる市場に乗り出さないですむ環境を作るチャンス。

 

SNS採用も増え始め、急激なコストダウンを実現する企業も出始めました。

これを皮切りに、採用費用は一気に低価格化していくでしょう。

 

【コストを壊せ】金をかけない

そもそも今の採用は、金がかかりすぎる

特に新卒採用においては・・・。

 

これは人口が減っているから?

違います。集約型サービスに支払う金額が大きすぎるんです。

ナビに学生が集まりすぎるからということです。

そしてこの常識は崩れ始めている!

 

常識が崩れ始めていたところに、コロナによって買い手市場へ形勢逆転。

今が一番、採用コストを下げにかかるチャンスです。

 

ライバルは確実に減っているし、学生には危機感がある。

様々に広がった採用手法をお金のかからないところから試してみるべき時です。

従来通りの方法でやろうとしたら、アフターコロナの厳しい経済環境で採用活動をすることは困難です。

 

しかし採用は企業のまさに生命線

企業は全て人で決まってしまうからです。

 

新卒採用は続けることに意味があると言います。

企業の血を巡らすためには、本当に大切。

一括採用でなくなってもそれは同じです。

 

アフターコロナの採用で数年後の未来を明るくする。

 

そのために、4つの常識を『壊す』ことを考えてみましょう。

 

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宮内 利亮

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