新卒危うし?

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【3月1日就活解禁】新卒危うし!?中小企業の新卒採用離れの実感値

今日は3月1日、2022年度新卒採用の解禁日と言われています。

リクナビの登録社数が大きく減った?あさがくが伸びた?

まずは根本的なところに目を向けてみよう

『企業側は新卒をどう思っているのか?』そして、『新時代の新卒はどう立ち回るか?』です!

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中途を求める中小企業

リクナビの登録者・企業側の実態

今日は3月1日ということで、新卒採用に関わることを書いていきます。

リクナビの登録社数が大きく減って、あさがくが伸びて・・・

リクナビよりマイナビだな!と思っている人も多いかもしれませんね。

 

でも、中途の方を見てください。(ググってみてください)

リクナビネクストの登録社数はマイナビより多く、中途に力を入れていることが分かります。

 

また、企業側の実態はどうでしょうか?

これは完全に僕が1次情報として持っている主観的だけど信用できる情報です。

「新卒は常識がなくて戦力にならない…採用は中途だけにするよ」

「ウチももう中途しか採ってないよ」

そんな言葉ばかり。

 

そう。時代が変わり、転職が当たり前になっていきます。

終身雇用の神話は過去の話になり、新卒人材自体の価値を企業は感じづらくなっている

こんな時代に、新卒はどのように立ち回るべきなんでしょうか。

 

新卒には常識がない!?

企業が気にしている問題の第一として、「新卒には常識がないから大変」というものがあります。

個性の面で言えば常識がない事は強みにもなり得ますが、企業で働くとなるとそういう訳にもいきません。

 

これ、どういうことでしょうか?

特に中小企業には、いちいち社会人としての心得を教えている暇はないということです

新卒は「教育してくれるのが当たり前」と思っているかもしれない。

でも企業側にそんな都合は関係ない。

他で常識を身に付けた人を中途採用すればいいからです。

 

しかも一生懸命教えたあげくに早期離職されたり、能力が開花しないかもしれないというリスクが付きまとう

多くの中小企業からすれば、予算も手間もかからない中途採用に力を入れる方が効率がいい

 

戦力化している余裕はない

企業側としては、戦力としての人的資源を増やすために採用をしています。

決して立派な社会人を育てる慈善事業をしているわけではありません。

 

今までは“他でなかなか辞めないから”早期の人材獲得をしていたにすぎません。

でもいまはどうでしょう?

大企業がこぞってリストラをしています。

そして世の中は副業や転職の志向が高まっている

つまり、人材不足の会社にとっては今はビッグチャンス。

新卒より中途の獲得に舵を切ることは十分あり得ます。

優秀な人材が溢れてるかもしれない採用市場、自社でイチから戦力化している余裕はない

 

そんなことで、新卒離れは仕方のない事かもしれません。

さらに、時代はどのように変化していくでしょうか?

僕は元人事部長ですから、企業側の視点で考えてみました。

 

個人の時代~流動的な人事戦略へ

人生100年時代、個人の時代と言われるこれから。

人事戦略は『対外的』である必要があると思っています。

 

「企業が個人を定年まで会社で面倒を見る。」

これは終身雇用の価値観なら聞こえがいいですが、今は違いますよね。

「縛り付けられる」というイメージになるのではないでしょうか。

 

個人としての成長を遂げられる環境でないと、社員にとってリスクが非常に大きいんです

長い職業人人生、いざ転職となった時に、会社は責任を持てません。

企業としては個人を縛り付けず、かつ人材を確保しないといけない難しいところ。

だから『外部の人材活用』が必要になってきます。

フリーランスとの契約や他社との協働ですね。

そして内部の社員という人材はより流動的になっていきます

であれば、ゆっくり新卒を教育する価値は減っていくということです。

 

時代はこのように、『新卒離れ』をせざるを得ないでしょう。

『新卒離れ』は新卒にとってデメリットでしょうか?

僕はそうは思いません。

正しい方向で社会人生活を送るためには、そのつもりでいた方がいいと思います。

若いうちに準備ができますから。

 

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早期の強み発見・主体的戦力化

自分を知り、自ら戦力へ

では、こんな時代にどう立ち回ればいいでしょうか?

先に言っておきます。

この状況は絶望ではありません。むしろ超ラッキーです

先代の人達は、何の準備も出来ないまま時代に翻弄されるんですから。

 

企業で教育を受けられる機会は減ります。

ということは、自分自身で成長しないといけないということです。

(先代はこれが恐ろしく苦手だと思ってください)

 

『セルフブランディング』や『主体的キャリア形成』が重要です

そのためには、ただやみくもにスキルを磨けばいいというものではありません。

それでは転職不能な表面上のスキルになってしまいます。

自分を知り、“そうじゃない人”には真似ができない特性を強みとして自覚する

その軸を持って自らを戦力として表現する

※これはちょうど昨日書いた記事とも関連するので、よかったら見てみてください。

 

詳しくは昨日の記事の方がいいと思うので省きますが、ひとつだけ重要なことを書きます。

いますぐ勉強を始めましょう。

 

自己分析をして特性を割り出すことはめちゃくちゃ大切です。

それはそれでやりましょう。

ただ、「自分が何をしたいか分からない」という壁にぶち当たるでしょう

はっきり言うと、仕事や社会に関する勉強もせず、自分を探そうとしても、絶対に見つかりません

楽しいことをしたい自分しか見つかりません。

だから、今はやりたいことを見つける必要はそこまでない

 

その前に、社会の中での自分の特性を理解すること。

新卒であれば、十分その中から強みは見つかります。

そして、会社以外でも経験や知識を積み上げることです。

 

「好き!」と言えることを決める力

「自分は何がしたいか分からない」という問題。

このまま一生続ける仕事を選ぼうとすると、とても苦しいですよね。

でも、そんな必要はありません。

一生続ける仕事なんて、これからの時代ないと思ってください。

 

もっと正しく言うと、同じ仕事をしているつもりでも職業の形はどんどん変わっていきます

だから新卒での選択が全てではありません。

最初の経験をどこで積むか程度の選択です。

 

やりたいことを見つけるために、最も大切なことは何でしょうか?

それは、何が「好き!」なのかを見つけること。

でもどんな仕事をやっても楽しくない、つまらない、辞めたいとなるの人がいるのも事実です。

なぜか?

『決めないから』です。

好きなことは見つけるものではない

決めるものであり、決めること自体が能力と言える

 

「好き!」というのはどこまで行っても主観的であるべきですよね。

誰かが決める好きじゃなく、自分が決める「好き!」です。

そしてこれは、スポーツが好き!とか、ゲームが好き!という表面上のものより、もっと深く。

自分の特性の中にあります。

確かめたい方はぜひ、僕たちのようなキャリアコンサルタントを頼ってみてください。

 

「根性で決める」と言うよりも、「もうすでに持っているものに確信を持つ」の方が近いかもしれません

それが将来の仕事や生活に直結していくには、もう少し経験と努力が必要です。

「好き!」の中から強みが見えてきて、経験・勉強と共に強烈な個性になっていきます。

 

大企業でチャンスがあるなら!

ちなみに、新卒で就活をしているなら“大企業で働くチャンス”があるかもしれませんね。

新卒を募集している大企業なら、中小企業ほど顕著に新卒離れをしていません。

教育を受けられる機会としてはとても良い環境でしょう。

機会は十分に活かしてください

 

また、さらにメリットがあるのはネームバリューです。

転職や独立をするときも、前職の企業が有名なほど「おっ」と目にとめてくれることは間違いありません。

 

絶対に大企業が良いという話でもなく、いきなり実践を積みたいと思ったらベンチャーでも全然いいんです。

自分がいま「そうしたい!」と思える方向で就活をすればいいと思います。

思っているよりも、未来は柔軟です。

 

キャリア形成は子供の頃から始まっている

新卒離れをしているのは、新卒を即戦力として見れないからです。

今までよりも早期の戦力化を、自分自身でしていく必要があります。

 

まだ社会経験がないのはどうしようもありません。

だけど今の新卒には、自分を知る機会が多く溢れています

キャリアコンサルタントの存在や、自己分析。

それを信じるかどうかは、考えた量、比較した量、そうじゃない人を認識した量に比例します。

 

自分の特性が見つかれば、強みが見つかったも同然。

あとは企業にとっての戦力となり得るようい変換して言語化するだけです。

 

じつは子供の頃からキャリアは形成されている

そんなことを言うと、「もう遅いのか」と思うかもしれません。

それは違います。誰しもこれから確認し、言語化していくんです。

これは絶望ではない。そこにはすでにキャリアが存在し、表現できる強みがあるということ

 

現代の新卒であれば、僕たち先代のように“自分探し”や“キャリア迷子”で悩むことは減るでしょう。

自分を知ること。

これがやりやすくなっている現代、少なくとも個人にとって時代は良くなっているに違いありません。

 

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宮内 利亮

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