向いてる?向いてない?

就職・転職ノウハウ

【転職マインド】「この仕事向いてない」と思う瞬間と、退職判断方法

誰しもが一度は思う「この仕事、向いてないのかな・・・」の問題。

続ければ芽が出る可能性があるのに辞めてしまったり、本当は向いていないのにズルズル続けてしまうこともある。

一体どうすればいいの?

ポイントは・・・?

「この仕事向いてないのかな」と思う瞬間

まず、どんな時に「向いてないなあ」と思ってしまうのか?

あなたにもきっと、経験があるんじゃないでしょうか?

代表的なものを挙げていきます。

 

上司に怒られた時

上司から、

「何度言っても出来ないなあ!」

「お前はほんとダメだなあ」

と言われた時。

 

もしくはもっと直接的な言葉。

「お前、向いてねえよ!」

などと言われた時。

 

自分より長く働いていて、結果も残している人に言われるんだから、

「そうなのかな・・・」と思ってしまいますよね。

 

だけどちょっと待って!

今、怒られてがっかりしている瞬間は、正しい判断のできる自分ではありません!

真に受けている自分は、自分の基準ではなく上司の基準で判断をしてしまいます。

 

お客様に怒られた時

実は上司より堪えるのが、お客様から怒られた時です。

「お前使えねえな!」

「別のやつ呼んで来い!」

ほんとに聞きたくない言葉ですね。

 

お客様に喜んでいただくために仕事をしているのに、そのお客様に言われてしまうのはとても辛いですね。

「お客様が言うんだから、間違いないんじゃないの?」なんて思わないでください。

お客様も感情的になって言ってしまったこと。

その感情を受け止めてあげただけです。

この時も、自分なりの判断がしっかりできるようになるまで待ちましょう。

 

結果が出ない時

しばらく続けても、なかなか結果が出ない。

周りのみんなが先に行っているのに、自分だけ取り残されてしまった

そんな時も我慢のしどころです。

 

仕事には、ある程度大きな波のようなものがあります。

それこそ何年単位で、上手くいかない時がある。

逆に、不思議と波に乗ってとんとん拍子に進む時もあります。

今は波に乗れていないだけかもしれない。

じっくりと時を待つ時期も、人生の中にはあるんです。

 

代表的な「向いてない」と思う瞬間を書きましたが、全てに共通して言えることはこれです。

落ち込んだ気持ちで「向いていない」と判断するのはやめましょう。

 

まだ辞めない方がいいのは・・・?

辞めた方がいいのか、続けた方がいいのか?

どうやって判断すればいいんでしょうか?

 

【外的要因】か【内的要因】か

結論から言います。

【外的要因】で決めちゃダメ。

【内的要因】で決めること。

 

外からの刺激によって落ち込んだ時の「向いてない」は、本当の自分の声ではありません。

辛い気持ちはありますが、本当の自分の答えを出すことを優先しましょう。

 

自分の状態を確認して、

  • 感情的でない
  • 落ち込んでいない
  • 論理的に考えられている

という状態なら大丈夫。

正しい判断ができていると思います。

 

また、そんな論理的に考えるよりも

「直観を信じたい」と思う人もいるかもしれません。

だけど、直観を信じるのはあくまで自分がナチュラルでいられる時です。

外的要因で落ち込んだ状態の自分の直観は偏りがあるので注意しましょう。

 

何を目指しているんだっけ?

そもそもの目的に立ち返ることも大切です。

自分は最初に、どこに向かって走り出したのかをもう一度確認する。

今の状況は乗り越えるべき苦難だと分かる可能性がある。

そんなに簡単に手に入る目的ではなかったんだと。

 

当初の目的を変えるのか、そのまま頑張って進むのか?

まず問題はそこです。

 

目的の修正をしないまま仕事を辞めたり、違う道に進んでしまうのが「後悔のもと」です。

辛い時には最初に戻る。

歩き始めたところからもう一度今の自分を見てみましょう。

 

諦めるタイミングは決めておいた?

一番、「向いてない」と判断するべきはどんな時でしょう?

あらかじめ決めておいた基準を満たした時です。

 

「もし、3年間芽が出なかったら辞めて次のことをやる」

とか

「3回目のテストで受からなかったら諦める」

などです。

 

計画的であり、自分を納得させる材料になりますね。

この時に大切なことは、次のプランも考えておくことです。

 

例えば、次に何も計画がないのに仕事を辞めるのは無計画ということになってしまう。

辞める意味は?ということになってしまいますね。

ただ楽をしたいだけの諦めの材料にはしないようにしましょう。

 

そしてもう一つ。

やっぱり辞めたくないという直感には従ったほうがいい。

「こうなったら辞めるぞ」と決めていたのに、まだ頑張りたい自分がいる。

そこには必ず理由があります。

その自分としっかり向き合いましょう。

新しい何かに目覚める瞬間かもしれません。

 

必ず確認『キャリアアンカー』

キャリアコンサルタントっぽいことを言いますが、「向いてる」「向いてない」を考える時の大切な基準があります。

それが、『キャリアアンカー』です。

キャリアアンカー

  • 専門・職能別能力
  • 全般的経営管理能力
  • 自律・独立
  • 保障・安定
  • 起業家的創造性
  • 奉仕・社会貢献
  • 純粋な挑戦
  • 生活様式(ワークライフバランス)

人の仕事に対する価値観は、大きくこの8つに分かれるという理論です。

一度でも仕事をしたなら、この基準が少し出来ているのではないでしょうか?

 

キャリアアンカーはひとつだけというわけではありません。

2つ以上「いいな~」と思うものがあるかもしれません。

まずは「この価値観は絶対ないな」というものがありませんか?

そしてそれは、今の仕事に当てはまってしまいませんか?

感情に左右されず、根拠のある結論を導き出して、後悔しない判断をしましょう。

 

キャリアアンカーについて、詳しくはこちらで書いています。

【転職者必見】あなたの『キャリアアンカー』は?才能・欲求・価値で適職に

続きを見る

 

「今の仕事、向いてないのかな・・・」

と思ったら!

すぐに結論を出さないで冷静に結論を出しましょう。

本来の目的に戻って考え、今の価値観を確認すれば、正しいあなたの判断ができる。

納得のいく判断ができるはずですよ。

 

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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