納得のいく転職

就職・転職ノウハウ

転職先の決め手4つのタイプ『納得できる転職』は思考タイプで異なる

「内定をもらったけどなんか不安で…辞退か…妥協して入社か…」

そんな時は自分の思考タイプに合った判断が出来ていないかもしれません。

納得のいく転職のためには、自分が納得できる情報を集めることが大切。

大きく4つに分かれる転職の決め手のタイプとは?

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偏っていませんか?転職活動中の情報収集

転職活動の終盤。

「やっと内定が出た!だけど本当にここで働くのかと思うと、色々疑問が湧いてくる…」

内定ブルーともいうべきこの症状。

 

決められる人はすぐに決められるのに、決められない人はいつまでも決められず、妥協して入社してしまうことがしばしば。

なぜこの差が生まれるんでしょうか?

それは

転職活動中の情報収集に偏りがある。

自分が納得するために必要な情報を集めきれていないから。

 

何に納得して決めるかというのは、人それぞれですよね?

今日の晩御飯でも同じ。

「おいしいものが一番!」と思う人もいるし、

「味は我慢して、美容にいいものにしよう。」という人もいます。

「食事は筋肉をつけるための作業だ!」なんて人も増えてますね。

「これでいいんだ!」と思える条件は、人の価値観によって異なる。

 

転職活動において、意識していないと情報は偏ります。

「社長がどんな人なのか?」という意識がないと社長について質問できないし、

「将来性を見極めるに、離職率と過去の売上推移が知りたいな」と意識していないと、まずそんな情報は得られません。

 

ポイント

自分が欲しい情報は何か?

転職活動はそこからスタートしましょう!

 

転職の決め手4つのタイプ

あなたはどのタイプに当てはまりそうですか?

 

データ収集型

とにかく論理的な結論でないとムリ!

気合とか仲間などの根拠のない利点より、裏付けの取れた疑いようのないデータで決定します。

 

それからデータ収集型の人は、「スマートな会社」「有名な会社」に惹かれる傾向があります。

どこかの小さな会社の社長の言うことは信じないけど、大手企業の幹部の言うことなら信じるなど。

会社を分析して答えを出す。

メリット・デメリットを見分け、矛盾や納得できないことは残したくない。

 

こんなタイプは、あらかじめどのデータを集めるか決めておきましょう。

離職率?資本金?売上推移?インセンティブ?賞与?

分析する数字や事実を決めておき、常に会社を比べられる準備をしよう!

 

条件クリア型

知りたいことがまだ分からないのに入社なんてできません!

心配の種を全てつぶしてから決定します。

 

現実的で、実際に働いたらどんな状態になるのかが知りたい。

リスクの高そうな仕事や会社には入りたくないですね。

自分が働くための満たしたい条件がある。

情報を構造的に並べて、安心したうえで決めたい。

 

このタイプは詳細の情報が必要なので情報量は多いですが、リストか何かにして記録しておきましょう。

通勤は?残業は?休日は?休憩は?有給は?人数は?仕事内容は?

 

企業との接点は限られているため、情報が集められなかった時に不安が残りがちです。

勇気を持って情報を自分から取りに行くことが大切です。

「どんな状態で働くのか」を知るための情報を、少ない接点の中でしっかり拾っていこう!

 

人重視型

どんな人がいるのか分からないと不安!

共感できる人がいるかどうかで決定します。

 

人に対する直観が働き、どんな人がいるのかで多くを選択する。

逆に受け入れられない人がいる会社は、どんなに条件が良くても無理。

人で会社を選ぶ。

嫌なヤツがいないか、良い人そうな仲間がいるかが基準。

 

このタイプは、最初から「人で選ぶ」と意識出来る人は少ないです。

転職活動の中で、「自分は人が選択の基準なんだ」と理解することが必要ですね。

 

しかも人って、一番見えない部分ですよね。

入社してからでないと分からないことも多い。

いい職場に巡り合うまで、ある程度の転職回数は踏む覚悟も必要です。

面接官や社長など、社内の人と会える機会を積極的につくっていこう!

 

コンセプト型

思い立ったが吉日!

「おもしろそう!」「いいじゃん!」と思ったら、その好奇心を優先して決定します。

(僕はこのタイプです)

 

細かいことは後でいい。

新鮮な驚きのある会社や、面白そうな事業内容に惹かれます。

他の人があまりやらないような仕事も大好き。

気が付いたら、自分の直観を信じて決めている。

細かい条件や他人の意見には左右されたくない。

 

このタイプは、後で「直観を信じよう」と思うよりも先に結論が出ていたりします。

その直観を信じるためにあとの情報を付け足していく。

 

だから実は、そんなに情報は必要ではありません。

とにかく「やってみたい」「やってみないと分からない」と思っています。

行動あるのみ!直観を信じて飛び込んでいこう!

 

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納得の結末を!

転職活動を納得して終わらせるには、自分がどんな情報を求めているのかを知る事からなんですね。

実は、意識出来ている人はほとんどいません

 

だって転職活動って、求人情報見てホームページ見るぐらいしか、普通は思いつきませんからね。

だけどそれだと、いつまでも悩む羽目になったり、納得のいかない結末を迎えたりすることになります。

転職活動前に、集めたい情報のアンテナを立てることが大切!

 

そして、エージェントにはあらかじめ「私はこういう基準で会社を決めます」と伝えましょう。

かなり精度の高い転職活動ができるはずです。

 

また、新卒採用と違い転職活動は時間も短く会社との接点も少ない

面接などの機会は最大限活用し、まだ足りないと思ったら積極的に機会をつくれるように働きかけましょう。

 

限られた時間、限られた回数で必要な情報を得るために、準備が肝心ですよ!

 

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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