結婚前に2回転職

就職・転職ノウハウ

結婚前に【2回転職】した方がいい理由~男女のタイミングはいつ?

2019年11月18日

明確なプランはないけど、転職のタイミングはいつがいいんだろう?

そんな方は【結婚】という一大転機から考えてみましょう。

  • 結婚したら仕事にどう影響する?
  • 男性も女性も結婚前に2回の転職をすすめる理由は?
  • おすすめのタイミングは?

元人事部長が教えます。

 

この記事は

  • 結婚前に転職した方がいい理由
  • 2回転職することによるあなたの社会的成長
  • 転職のタイミングを考える参考情報
  • レベルを引き継ぐ転職について

転職は結婚前なのはなぜ?

出産のリセット

まず、産休・育休を取るとこで仕事がリセットされること。

女性は誰しも考えますよね?

会社がいくら復帰の制度を整えたところで、当人はどうしても“後れを取った”気持ちになってしまうのがほとんどの会社の現状。

それから男性も必ず仕事が停滞します

その理由は以下のことがメインですが、本当に軽く見ていると後で大変です。

今までと同じように仕事が出来ると思ってはいけない!

 

時間がなくなる

圧倒的になくなるのがこれ!

特に子供ができると、寝る時間もなくなる。

少子化の大きな要因のひとつになっていると思います。

働いていたら時間がない。働かないとお金がない。

なかなか子供を増やせなくても仕方ないですね。

『思っているよりも!』と覚えておいてください。

誰かが必ず、自分の時間を減らしています。

核家族が主体の現代の若い夫婦世代は、とにかく時間がない。

 

お金が使えなくなる

また、当然お金も自分だけに使えなくなります

しかも、結婚したからといって給料は増えません。

どんな変化が起こるかしっかり想像しておかないといけない。

お金が使えなくなることで出来なくなることは何ですか?

仕事面でデメリットになることは何ですか?

セミナーに行くお金も、スーツを買うお金も、本を買うお金も。

簡単に部下を食事に連れていくことも。

自分のためだけに使えるお金がなくなる。

 

可能性は絞られてしまう

時間とお金がなくなると、自分の可能性は絞られていきます

ただし給料は減らないので生活水準が上がります

結果、自分のレベルは大して上がらない

お金だけがかかるようになっていく

その会社でやっていくしかなくなってしまいます。

僕はこの点、本当に失敗したと思いました。

積極的に生活水準を下げる努力をするべきだった。

これからの社会、リスクだけ大きくなり自分の可能性を狭めることは本当に危ない。

 

結婚前に【2回転職】するメリット

その会社での目的を持てる

転職を視野に入れながら会社に行く。

そうすると『いつ退職してもいいように』日々を送ろうとします。

もし考えなかったら“何も得られず退職”する日が来るかもしれない。

その会社での経験を少しでも次に活かすにはどうしたらいいか考えることが大切。

期間を設けることで目的を意識する。

 

『ポータブルスキル』を得る

そうすると、『ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)』を得ることを意識できるようになります。

会社に流されるだけでは、その会社でしか使えないスキルで給料が増えてしまう。

転職したら使えないということは、社会的な成長ではなく会社的な成長です。

社会的な成長を意識して、『ポータブルスキル』を得る努力をすることが大切

『どこでも使えるスキル』を身に付けて、社会的自分に自信を。

 

会社に頼らない社会人になれる

僕が一貫して思っているのは、「会社に頼ると危ない」ということです。

まだここに気づいている人が少ないのが、日本のキャリア問題です。

日本が目指している個人の主体的キャリア

今稼いでいる人たちが一様に警笛を鳴らしていることと同じ。

自分のキャリアは自分で考え切り開く必要がある。

自分の力で社会を生き抜くことが出来るようになる。

 

転職のおすすめタイミング

男性【3年スパン】社会的スキル重視

女性であっても“キャリアアップ志向”の人はこれを重視したほうがいい。

なぜ3年なのかというと、『社会的スキル』の習得には少し時間がかかるから。

僕の考える『社会的スキル』とはこのようなことです。

  • 周囲の人を巻き込む力
  • 部下を持った時にあるべき姿
  • チームの生産性を上げるために在り方

特に組織をまとめる立場になることを目標としている人には、この経験は必要です。

ある程度部下を持った時の失敗経験を積めるとベスト

(責任を持ちすぎると転職はしづらくなります。)

 

女性【2年スパン】営業的スキル重視

男性であっても“会社を転々としてもいい”とか“個人でやりたい”という人はこちらを重視。

スピードで『お金を生むスキル』を付けることです。

僕の考える『お金を生むスキル』とはこのようなことです。

  • 商品価値の高め方
  • 販売経路を作る
  • 営業活動のノウハウ

特に受け入れられやすい女性にはおススメ

男性も「人の力を借りずに自分の力で売れる」という自信があればいいと思います。

結局は誰かがこのスキルを持っていないとお金は生まれない。

この力を養うには、会社という訓練場が最適。

色んな会社で色んな理論や方法を学びたい。

 

【結婚直前】今の安定より先のことを

結婚を考えた時でもいいと思います。意外ですよね?

だいたいの人は、“結婚ができる状況”になったら結婚を考える。

しかし、すでに経験した僕はそうは思いません。

結婚前に方向修正するラストチャンスです。

 

“今、安定しているから結婚する”というよりも

“どんな将来にも柔軟に対応できる”方法を選んでください。

ポイント

今のままだったらどうなりそうか?

ラストチャンスをどう選択したら、将来的にベストなのか?

を基準に考えましょう。

 

レベルは引き継ぐ

転職して毎回すべてをリセットしたら意味がありません。

成長していくことが大事です。

時間のあるうちに自分のために使う

時間はいつか他の人のために使う日が来ます。

自分のために時間を使えるうちに、自分の成長を促す時間を作りましょう。

『ポータブルスキル』を得る時間を作る。

 

今の時代、学習方法はたくさんあります。

メモ

マインドなどの普遍的な勉強は本で。

手法などのタイムリーなものはネットで。

など

会社が与えてくれるものだけで満足してはいけない。

ちゃんと“転職しても使えるのか”をチェックしましょう。

 

自己投資を惜しんではいけない

無料の学習もたくさんありますが、本当に有益な情報にはお金がかかると思ってください。

自分の成長にお金をかける習慣は、お金があるうちに作りましょう。

身銭を切らないと本気にならない。

 

人間はやはり自分でリスクを負った時にこそ主体的になれます。

与えられた情報はいくらインプットしても自分のものになりづらい。

これが転職しないことの最大のデメリットかもしれませんね。

 

会社に守られて安心してはいけない

誰しも安心はしたい。

しかし、「安心したい」=「努力したくない」であってはいけない。

すでに「会社が守ってくれる」社会ではない。

 

もっと言うとこうです。

会社がやってくれていることに気づかないことがマズイ。

いざ、その会社に居れなくなった時、『何もできない自分』になってしまいます。

本来自分が社会に居るために何がどうなっているのかを知ることは、自分の責任です。

 

必ず毎年『転職視野』の振り返りを

『転職視野』の振り返りとはこのように考えています。

『転職したほうがいいか?まだ在籍したほうがいいか?』

そのための材料

『この一年どんな力が付いたか?』

『来年はどんな成長をしたいか?』

『この会社でまだ学べることはあるか?』

 

転職を視野に入れないと、会社にいることで安心してしまいます。

転職を視野に入れることで、社会的な自分の成長を考えることができる。

たくましく社会を渡り歩く力が付きます。

 

変化していく世の中を有利にするために、自分自身に働きかけましょう!

 

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宮内 利亮

《『ココナラ』のキャリア相談実績No.1》 はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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