「会社で出世したい。」
「どうせ働くなら人よりたくさんお給料がほしい。」
「同年代の中で一番になりたい。」
そんな若手の人は必見!
僕は同じ会社で17年働いていました。
後半10年は本部の人事。その前は現場で。
アルバイト気分で入社したのに、そこそこ若いうちに昇進。
気が付いたら人事のトップに。
入社3年程度の“若手時代”に僕がどんな思考で働いてきたか紹介。
元人事部長の『7つの成り上がり思考』を教えます!
この記事の内容
- 元人事部長の7つの成り上がり思考
- 出世したい人が持つべきマインド
①ひとつひとつ全力
仕事はとにかく手を抜かない。
どんなに小さなことでも、“くだらない”なんて思わないこと。
ゴミ出しでも、荷物運びでも
1分でも早く終わらせることを考えながら全力でやる。
ひとつひとつのプロフェッショナルになるつもりで、自分のものにする。
そして分からないことがあったら、そのままにしない。
自ら教えてもらいに行く。
自分で学ぶ姿勢を持っていることです。
僕も新人時代は、とにかく何も考えず与えられたことをやり抜いた感じ。
「やります」「教えてください」ばかり言っていました。
小さなことにも全力で取り組む姿は、必ず誰かが見ていてくれます。
②ミスは倍リカバリー
で、どうしてもミスはしてしまうもの。
僕もけっこうな額の損害を出したことがあります。
落ち込む気持ちは仕方ない。
引きずってでもいいから、とにかく挽回する。
取り戻すだけでは足りない。倍の行動をする。
反省というのは、言葉で「ごめんなさい」ということではないと思っています。
僕はいつも前向きでいたかったので、ずっと引きずっているのがすごく嫌でした。
すぐに忘れたい。忘れるには“クリア”にしてスッキリすることが大事。
本気で「もう二度と起こさないぞ」「本当にすみません」と思っていたら、自然と倍の行動をしていた感じです。
他人というよりも、自分が納得するまで挽回行動をするとスッキリする。
③人に敬意を払う
社内のすべての人に対して、その人を尊重する気持ちを持つことです。
自分が上とか下とか考えない。
バイト、社員、役職、年下など関係なく
絶対に誰もバカにしない。
仲間が誰かをバカにしていても、自分は乗らない。
これはけっこう強い気持ちが必要です。
プライド同士の戦いに乗らないことも大切。
すべての人に平等に接することが、後々信頼に響いてくると思います。
特に、「先輩として偉そうに見えない」ように気を付けていました。
人をバカにすることは、口だけで自分を高く見せようとする行為。
人をバカにした分、自分が努力を怠った証拠。
④特定のグループに所属しない
俗に言う“派閥”に属さないことです。
一方の派閥にいると、当然もう一方の派閥から疎まれる。
個人的に派閥に属するのが嫌いだったことが強いかもしれません。
以前アルバイトで両方のグチを聞いて疲れて退職したことがあり、それはもう嫌だった。
敵も仲間も作らない。
全員仲間だという前提を崩さないイメージですね。
僕は派閥を壊す行為ばかりしていました。
わざと仲の悪い人同士が協働しないといけない状況を作ったり、誰かの悪口に対しては「何か理由があったんですかね~」などフォローしたり。
とにかく、一緒になってグチを言わないこと。
⑤人が嫌がる仕事を取りに行く
誰もがやりたがらない仕事こそ、チャンスだと思いました。
ちょっとだけ勇気を出してやってみれば、その仕事ですぐに抜き出ることができる。
だけど、簡単な仕事やみんながやりたがる仕事は譲っていました。
なんでもかんでもガツガツ仕事を取りにいっていたわけではありません。
意外と「花形」に見える仕事で“上から”評価されるより、「裏方」の仕事をきっちりやって周囲から信頼された方が出世に効いてくる。
当然上司から評価されることは大事なんですが、それだけ意識していたら部下ができたときに部下は支えてくれません。
一方からしか評価されず、“妬まれる”ようなことをわざわざする必要はない。
僕が昇進し続けることができた要因の大きなひとつが、同僚や部下が支えてくれたことです。
自分だけの力で昇進できるところなんて、たかが知れているかもしれません。
嫌な仕事をしない人を、上司にしたい人はいない。
⑥常に胸を張れることをする
これは、すごーく大事な基準でした。
逆に言った方がいいのかもしれません。
『胸を張れないことはしない。』
ウソをつかない。
卑怯なことをしない。
ズルをしない。
人を陥れない。
すぐに逃げない。
必ず、どこかで誰かが見ていることを忘れないようにしていました。
何よりズルをしてしまうと、自分自身が忘れられないですからね。
損をしているとは思ったことはありません。
ズルい人が上司になったらどうなりますか?
たぶん、全員からスッキリ協力してもらえることはないんですよね。
昇進を急いでズルをしようと思ったら、逆に足を踏み外すと思います。
自分自身が正しいと思える自分でいることが大事。
⑦迷わず「GO」考えるのは後
『やる』『やらない』の二択が来たら、もう答えは決まっている。
『やる』しかない。
迷わず「GO」です。
若いうちの特権かな~と思います。
「やるやら」の選択は事前に決めておく。
考えるのは後にしないと、チャンスを逃すかもしれない。
ミスをしたなら、後で倍リカバリーすればプラスになる。
時の運というのも絶対にあります。
特に昇進と言うチャンスは、そう何度もあるわけではない。
いつでもチャンスを拾う習慣がある人が、やっぱり社会ではのし上がっていくな~と思います。
僕も色んなチャンスをもらいました。
そのうち“結果的に良い転機だった”と思えるのは一部です。
しかし、宝くじと一緒で“買わないと当たらない”。
何よりも行動を止めてはいけないと思います。
ちりばめられたチャンスをできるだけ多く拾う。
ということで、いかがだったでしょうか?
元人事部長の成り上がり思考
- ひとつひとつ全力
- ミスは倍リカバリー
- 人に敬意を払う
- 特定のグループに所属しない
- 人が嫌がる仕事をする
- 常に胸を張れることをする
- 迷わず「GO」考えるのは後
なんだかすごく地道ですね。
若手のうちは、地道な努力ができるものです。
僕も仕事関係に使える時間が本当にたくさんあったし、それでもまだ余ってゲームもやってました。
子供ができたりすると、自分だけのために使える時間はなくなっていきます。
若いうちが地道チャンス。時間も労力も必要だと思います。
楽をしたらした分だけ、当然昇進は遠ざかる。
だけど無理は禁物。
自分を失ったら、それでも昇進は遠のきます。
最後にひとつ、大事なことを付け加えると
“僕が”昇進ができる会社にいた。
思考はどこにいても変わらなかったかもしれない。
だけど、それで昇進できる会社できない会社があるんじゃないかと思います。
ポイント
会社が僕に合っていたことが昇進できた大きな要因です。
合ってさえいれば、地道な努力が報われる。
自分らしく昇進できそうな会社を探す努力も忘れないようにしましょう。
あとは地道に!自分に正直であることかもしれないですね。
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