社会人の信用

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「信用できない」社会人の行動!社内でも取引先にも距離を置かれる?

「この人は信用できない!」と一度レッテルを貼られてしまうと、“そういう人”として記憶されてしまう。

社内では協力者がいなくなるし、取引先からは仕事が来なくなる。

では、どんな行動が積み重なると信用されなくなってしまうのか?

『信用』って何?

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「信用できない」社会人の行動

「こいつは信用できねえ!」と感じた会社の仲間や取引先はいませんか?

ウソをつくとか悪いことをするとか、基本的なことは置いておきます。

意外と気付かずやりがちなことは?

自分がそんな行動をしていないか、改めてチェックです!

 

タスク管理できない

自分は仕事ができるつもりでも、実はタスク管理が出来ていない人です。

バンバン仕事はやるんだけど、安請け合いが多くて“やっていない仕事”がたくさんある。

誰かに催促されることが多い。

忙しくしているようでも、仕事の管理ができていないので一部しか完了していないんですね。

催促されるまで忘れていた仕事があったら要注意!

 

こんな特徴があります。

  • 自分の限界を超えて仕事を受けてしまう
  • 他人のタスクを軽視する
  • 一部だけやっていることに満足する

 

自分だけで完結する仕事なら、自分が怒られるだけなのでまだいいでしょう。

しかしチームのタスクや他人の仕事が進まなくなるタスクを軽視して忘れるのは最悪です。

他の人にとっては重要な仕事なのに、その認識が甘い。

 

「やってくれない人」というレッテルが貼られます。

次から絶対その人には頼みたくないですよね。

 

遅い・後回しにする

また、忘れていなくても“遅い・後回しにする”人にも、優先して仕事を回そうとは思いませんよね。

行動が遅く、いつも期日ギリギリで完了する。

「違う人に頼めばよかった」と思われる。

もっと早く出来たはずなのにやってくれない人がいたら、あなたならどう思いますか?

いつも期限ギリギリに仕事を終えている人は注意!

 

こんな特徴があります。

  • 期限までに出せばいいと思っている
  • 簡単な仕事から始める
  • 相手によって優先順位を決めている

 

期限は“そこを過ぎたらヤバい”ものであって、早いに越したことはないですよね。

信用される人は、すぐに取り掛かって7割できたあたりで報告するような人です。

 

また、仕事自体に逃げ腰で後回しにするのも、何度もやると相手に伝わります。

それから、上司からの指示は最速でやるのに同僚からの仕事は軽視するのも、信用には値しない。

 

一度でいきなり信用を失うことはないですが、何度もやってしまうと

相手に「ないがしろにされている」感覚を与えてしまいます。

 

自己都合タイミングの連絡

これは気付いていない人がかなり多いです。

自分が空いている時だけ、バンバン仕事の連絡をしてくる。

時間管理が自分中心。

この間既読スルーしたくせに、一定の曜日だけやけに支持を飛ばしてくる上司など。

自分は忙しいから、空いた時に連絡すればいいと思っていたら注意!

 

こんな特徴ですね。

  • 相手の都合を考えない
  • 急に打合せや仕事を入れてくる
  • 根回しがない

 

とにかく相手にタスクを投げてしまえばいいと思っている。

自分が仕事を抱えないことだけを考えていると、相手の都合を考えられなくなり信用を失います。

 

『相手のことを考えない』思考は至る所に行動となって現れます。

 

急に「今から会議するぞ」とか、「今日の夕方に先方に伺うと言っておいたから」とか。

また、だいたいこのタイプは“根回し”をしてあげません

「とにかく行ってくれ」とか「やればわかる」みたいな感じですね。

スピードしか考えず、相手のやりやすさを考えずにいるとやはり信用を失います。

 

与える情報が少ないことにも気づかず、

「それだけで分かるわけないだろ」といつも思われています。

 

「使われている」感覚を相手に与えてしまい、人は離れていきます。

 

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社会人の『信用』とは

では、社会人の『信用』とはなんでしょうか?

 

利害関係の一致

社会人は基本的に、自分に利益をもたらす活動をしているものです。

この利害関係が一致していると分かることが、何よりの信頼になります。

 

だから、上に挙げたような

  • 「やってくれない」
  • 「ないがしろにされている」
  • 「使われている」

こんな感覚を与えてしまうのは致命的です。

 

いかに優れた人間なのかが仕事の信用に当たるわけではありません。

優先順位、利益の量、重要度が同レベル。

同じぐらいの温度感で仕事をしてくれる人同士が信用し合える関係になる。

 

どちらか一方にとって利益を阻害するような関係は長続きしないですよね。

後回しにしたり、やってくれなかったりするのは、仕事の重要度が違うことによって起きてしまいます。

どのぐらい自分と同じ重要度を感じているかがポイント。

 

情より行動

社会人の信用では、“いい人”である以上に大事なことが“行動”です。

ドライでもいい。

嫌なヤツでもいい。

実行があり、実績が伴うかどうか。

 

もちろん嫌なヤツと一緒に仕事したくないという人もいるかもしれません。

しかし、

『嫌なヤツだけど長く自分に利益をもたらしてくれる人』

『良い人なんだけど自分の利益を食いつぶし続ける人』

どちらを選びますか?

結局、どんなに口が悪くても利益をもたらしてくれる人が良いヤツ。

 

自分の行動は、相手の利益に繋がっているか?

良い人だけど、実は自分の不利益に繋がっている人はいないか?

真実は行動の中にだけあるのかもしれませんね。

 

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宮内 利亮

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