新入社員研修が終わり現場に配属されると、先輩と一緒に仕事をするようになる。
どんな現場にもいるものです。
『デキる先輩』が。
かっこいい先輩のように、どうしたらなれるのか?
実は、新入社員が陥りがちな勘違いがある!
先輩は仕事が速いわけじゃなかった?
「デキる先輩」は何が違う?
仕事ができるビジネスマンのイメージ
かっこいい先輩のように、早く自分もなりたいですよね。
どんなイメージに憧れますか?
- テキパキと仕事を処理する姿。
- あっちにもこっちにも、的確に指示を出す姿。
- カタタタタッ!とタイピングする姿。
- トップの成績を軽々と叩き出す姿。
だいたい、仕事がデキるビジネスマンのイメージはこういったところでしょうか?
スマートに、正確に、とにかく仕事が早い。
だけど、自分が同じようにやろうと思う時、ちょっと注意してください!
イメージと実際の行動は、違う場合があります!
今回お伝えしたいのは、コレ。
『仕事が早い』の勘違い
勘違い!処理自体のスピードは?
『仕事が早い』先輩。
たとえば、
- タスクの量が半端じゃない。
- 成績が桁違い。
- いつのまにか仕事が終わっている。
「自分ではどうやっても、そんなに処理できそうにない!」
そんな先輩はいませんか?
同じ人間なのに、なんでこんなに出来るんだろうと・・・
そうです。同じ人間なんです。
これが結構ポイントだったりします。
人間の処理能力には限界があり、出来ることにはそこまで差がない。
つまり、やり方にコツがある。
「なんでこんな成果が出るんだろう!?」
そんな風にびっくりする力の裏には、まだ気づいていない方法があったりするものです。
“目からウロコ”なやり方があると思え!
仕事が早い人。
もちろんここにも、多くの人のイメージとは違う理由があります。
速いではなく、早い、なんです。
経営者は「デキない」が多い!?
経営者の人たちを思い浮かべてみましょう。
パソコンできない人、多くないですか?
「デキる」を通り越した存在の社長、経営者たち。
パソコンをずっと打っているイメージはない。
そればかりか、自分で営業に行きまくるイメージもないですよね。
書類整理をしているイメージもないし、スケジュールは秘書が管理してるイメージじゃないですか?
- ITできない。
- スケジュール管理できない。
- 細かい書類読むことができない。
それでも、超優秀な経営者なんです。
そんな出来ないことづくしの人達にも、9割がた当てはまる特徴があります。
すぐにやる。
思い立ったらすぐにやる。
- すぐに電話して聞く。
- その場で決めて、その場で指示を出す。
- 今やらないことは、やらないと決めている。
他の人と何が違いますか?
ほとんど何も変わりません。
ただ、早く取り掛かるだけです。
人はこれを、『決断力』と言ったりします。
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サクサク・テキパキ人材
早くやり始める
一番正してほしい勘違いはここです。
仕事が“速い”ではなく、“早い”。
『デキる人材』は、早くやり始める。
すぐにやらないことは、ずっとやらない。
何にも難しく考えない。
とにかく、すぐにやるだけ。
新人のうちに、どんな成果を上げられますか?
スキルもない。経験もない。知識もない。
それでも、すぐにやることはできます。
悩んでいる時間はもったいないです。
考える時間を削減したと思えば、
自分にかかる人件費が効率化され、生産性が上がる。
それだけで、利益UPなんです。
やらないことを決めるのも“早さ”なんですが、新人のうちはその判断は難しいでしょう。
だから、
言われたことを、今すぐにその場でやりはじめる!
主体性の要因になったり、具体性持つことになったり、成功率が上がったり・・・
色んな理由はあるんですが、この意識を持つだけで本当に『デキる人材』に近づいていきますよ。
自分がやらない
これも新人のうちは難しいかもしれませんが、先輩をよく見てみましょう。
全部自分でやってますか?
周りの人たちに、たくさん仕事をお願いしていませんか?
『デキる人材』は自分で全部仕事をしない。
協力しながら、複数の仕事を同時に進行させている。
「ひとつの仕事が終わってから次」ではなく、同時に進行しているから結果的に全部が早く終わるんですね。
『デキる人材』は、よくその複数の仕事の中心にいます。
だから、仕事が“速い”なんて勘違いです。
- 早く決め、
- 早く仕事を振り、
- 早く次に取り掛かる。
電気の回路で言えば、電池ではなくスイッチ。
仕事をたくさん抱えるんじゃなく、どんどん次に流しているんですね。
もちろん、ただ自分仕事を部下に丸投げして楽をするのとは違います。
ちゃんと全部を把握しているんです。
デキる人材は仕事がない
結果、どうなると思いますか?
なんと、仕事がなくなります。
めちゃめちゃたくさんのタスクをこなしているのに、余裕に見える。
『デキるビジネスマン』の出来上がりです。
ただ人に仕事を投げるだけではダメです。
こういった人は、仕事を自動化するのが得意なんです。
- どういう仕組みを作れば、より効率化できるのか?
- わざわざ、やらなくてもいいことをやっていないか?
- 誰がやるのが、一番速くて正確か?
こんなことを、常日頃から考えていたりしますね。
「何やってるんですか?」と聞かれた時に、「そういえば何やってんだろ?」と答える人が多いものです。
どうですか?
こんなビジネスマンに、早くなりたいものですね。
そのための新人としての一歩は、『すぐに取り掛かる』ことです。
そして最後に、ワンポイントアドバイス。
終ってなくても報告しよう!
早く始める。
だけど、早く終わらせなくていいです。
そもそも新人に、そこまでのクオリティを求める会社は少ない。
クオリティを上げようと努力するより、終わってなくても「ここまで出来ました!」と報告した方が高評価の場合が多い。
そう。
とっても簡単!
報告したら先輩がアドバイスをくれるから、結果的にクオリティもあがりますよ。
早く始める。
早く報告する。
この2つをやってみましょう!
きっと気が付いたら同期でナンバーワンになっています。