食品ロスから考えるキャリア

キャリアアップしたい

【キャリアの方向性】食品ロスから考える「売れる物」と「職業選択」

地球規模の問題に目標を定めるSDGs。

この流れに乗っていないと取り残されるのは企業でも個人でも同じこと。

エコバッグがあっという間に当たり前になったように、常識はどんどん覆り新しい価値・新しい商品が生まれていく

あなたはどうキャリアを考える?

食品ロスと世界・日本の方向性

年間612万トンの食品が廃棄されている

今回はSDGsでも問題とされている『食品ロス』と生活面とキャリアでの変化について考えます。

 

日本では、国民一人につき「毎日お茶碗一杯分」の食品が廃棄されているそうです。

年612万トン、東京ドーム5個分だということです。

捨てられている領域は家庭と事業が半々。年間一人当たり約60キロで中国同等です。

 

世界では年間9億3100万トン。

飢餓に苦しむ人は6億9000万人(11人に1人)。

飢えを救うために必要な食べ物は420万トンだそうです。

単純に、食品の供給をバランス良くできれば飢餓が撲滅できるということ。

 

ただ、そう言われても僕たちの食べ物が貧困の国に届くわけでもないので「何が出来るか」という点では実感が湧きませんね。

 

もう一つ、食品ロスが地球規模で与えているのが『環境問題』です。

SDGsで言うところの「CO2」問題。

“食品廃棄に関わる”生産から廃棄に至るまでの過程でCO2が44億トン排出されていると。

 

世界のCO2排出量を国別で見ると、中国93億トン、アメリカ48億トン、インド22億トン、ロシア15億トン、日本が11億トン。

食品ロスという国があったら、世界第3位。

廃棄する食品をなくすことでCO2をここまで削減できるとしたら、とても価値がある

 

事業領域ではすでに動きが出ています。

そして、一人ひとりにできることです。

 

一人ひとりにできるco2削減

SDGsは学校でも授業に取り上げられているぐらい、社会の常識になりつつあります。

大人たちが意識を向けないと、かなり恥ずかしいわけです。

 

私たちは『一人ひとりにできるエコ』を、だいぶ意識するようになりました。

エコバッグがあっという間に普及したように、食品ロス問題も企業が取り掛かるのと同時に一気に広がっていくでしょう

 

うっかり食べ残しを子供に見られたら・・・

わざわざロスが出るような買い方をしたら・・・

子どもたちから白い目で見られているかもしれません。

エコしてる人はイケてる世界

世の中は確実にそういう方向に流れています。

悪ぶってポイ捨てしたり、見栄で大量に食べ物を買ったりするのはカッコ悪い世界です。

 

もっとエコ『motteco(もってこ)』

例えば、環境省は『motteco』という取り組みを広げようとしています。

「もっと、エコ」でもってこ。

飲食店で食べ残したものを箱に入れて持って帰ろうというもの

今春5月から、デニーズなどの一部の店舗では始まるそうです。

 

小食の僕としては非常に嬉しい!

なぜ嬉しいかというと、今までは“持って帰っちゃいけない風潮”がありましたよね?

店側としては、食あたりして店舗のせいにされるのではたまらないですからね。

これを「自己責任ですよ!」と政府が念を押してくれた形です。

 

また、これも一部の小売店で賞味期限を「年月表示」にしているそうです。

「年月日表示」ではないんです

消費期限は大事だけど、賞味期限はそこまで細かくする必要はないと。

つまり、われわれ日本人は賞味期限を気にしすぎていたということなんです。

 

なぜか?美味しいものを食べてもらわないと売れないからですよね。

この常識が変わります。

非エコな売り方をしているものは売れなくなる世の中になるんです

 

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「売れる物」エコバッグのように

では、例えばどんなものが売れるようになるか?

考えてみると楽しいです。

 

食品持ち帰り用の折りたたみエコボックス

mottecoは紙の箱を用意してくれるようですが、デザインがどうも・・・紙であってもゴミになるから・・・など考える人はいそうですよね。

ですから、食品を持ち帰るために使えるエコなボックスがあればいいなと思います。しかも折りたたみで。

タッパーはかさばるし、なんかデザインが外向きじゃないですよね。

エコバッグと同じように、たくさんの種類のエコボックスが生まれてもおかしくはないかなと思います。

 

持ち運びエコカトラリー

また、プラスチックのストローやフォーク・スプーンなども減っていきます。

コロナもあって、使いまわしのカトラリーを使うのが嫌な人もいるでしょう。

なので、持ち運びエコカトラリーが当たり前のように使えるといいなと思います。

しかもカッコいい入れ物におしゃれな箸やフォーク。ぜひ販売してほしいです。

 

ペットボトル入れ

ペットボトルのラベルも無駄だと言われています。

自販機の中のペットボトルにラベルがついている必要はないかもしれませんよね。

でも、持ち運びする時、「これ、誰の?」「あれ、どれがお茶?」などの問題が出る。

そこで、ペットボトル入れも当たり前になればいいな~と思っています。

個人的には、サラリーマンが腰から下げてもイケてるように見えるのが欲しい!

 

という感じに、SDGsの食品ロスという問題に対する社会の動き

そこから発生する新たなニーズを考えると楽しいし、もしかしたら自作してメルカリなどで売れるかもしれませんね

僕は買うので教えてください!

 

【キャリアの方向性】~流れに乗る「職業選択」

商品~環境配慮設計が優遇される

商品としての価値が変わっていきます。

今までは過剰と言えるまでに宣伝要素が強かったのではないでしょうか。

ペットボトルも、海外に比べて本体はエコですが、ラベルは派手な印象があります。

 

日本は特に資本主義経済で発展してきたため、企業同士の競争が激しいからです。

この宣伝のポイントが、商品の良さに加えて「エコさ」になってくる。

ラベルを過剰に張り付けて「エコです!」と言っても何の説得力もないわけですね。

どんな過程でつくられたのか?産地で児童が強制労働させられていないか?CO2削減に配慮して作られたか?ということです。

 

店舗側としても、配慮のある物を置いていないとブランドイメージが落ちます。

商品は『環境配慮設計』が優遇されるようになる

 

個人のキャリアに置き換えるとしたら、上辺のスキルよりも本質的な特性の方が大切ということです。

過剰なPRが得意でも実力が伴っていなかったら、あっという間に見抜かれる。

教育の変化も助けになり、社会は本質を見る力が備わってきているのです

 

企業~健全な競走と協働を分ける

そうなると企業ではどうなるか?

『争っている場合ではない』ということになります。

自社のことだけ考えて、自社の商品を売ることだけに躍起になっていると、消費者から見放される恐れがあります。

 

だからいま、同業の大手が部分的に手を組む流れが起きています。

だって、消費者からすればこんなに物もサービスも必要ないわけです。

決済サービスはどれか一つに統一して欲しいし、化粧品だってどれが一番なのかはっきりさせてほしい

企業が争っていることが、ひと昔前までは発展に繋がっていた。

でも今は消費者の混乱に繋がっています。

 

発展を必要とする部分では競争して、むしろマイナスになる部分では手を組む。

同業他社が全ての面で敵ではないんです。

 

怖いことを言いますが、日本に会社はこんなに必要ありません。

だから同業すら敵ではなく手を組む。

つまり、個人にとって「どの会社に入るか」という価値は薄れています

 

どの会社に入るかよりも、どの分野で社会に貢献できるか。

会社がどうしてくれるかよりも、自分がどうしたいか。

目線を高く、例えばSDGsの何を解決したい人なのか?という視座を持つこと。

それさえあれば、会社という枠を簡単に飛び越える人材になっていけるはずです。

 

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宮内 利亮

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