デキル図

キャリアアップしたい

使わない能力を遊ばせておけ『学習歴・訓練歴』をあなたのデキル図へ

「あなたは何を学んできましたか?」

「あなたが出来ることを全部教えてください。」

そう聞かれて、すぐに答えられますか?

人間は忘れる生き物。

1年もすれば、教わったことはだいたい忘れている。

これはもったいない

きっと答えられる人は、「振り返り」と「記録」をしています!

すぐに使わない学習は、すぐに忘れる。

だから振り返りと記録が大事。

あなたの『デキル図』を作ってチャンスに備えよう!

職業能力証明『学習歴・訓練歴』

経歴と分けて記録

よく「職務経歴書」という言葉は聞きますよね。

履歴書よりも職務の内容を詳しく記入。

社員として応募する際などによく使うものです。

 

しかし、職務経歴だけでは自分が今までしてきたことを

すべて無駄なく記録するには不十分なんです。

個人向けの「キャリアコンサル」ではさらに多くの切り口でスキルの棚卸をしていきます。

ジョブ・カードの重点

  • 職務経歴
  • 免許・資格
  • 学習歴・訓練歴

今回は3つめの『学習歴・訓練歴』について触れ、おすすめの使い方について解説していきます。

 

そもそも、職務経歴書は応募用の書類。

応募先の企業にとって必要な情報だけを書いて提出するものです。

キャリアコンサルの「ジョブ・カード」は、

あなたの今までのキャリアを財産として記録しておくものです。

応募時はその中から抜き出して使い、

自己理解を深める時には自分の全体像を具体的に明らかにします。

職務経歴とは分けて考えましょう。

 

あなたの『出来ることリスト』

そして、「学習歴・訓練歴」はあなたの『出来ることリスト』にもなります。

使っていないこと、実際やったことがないものも含めます。

「出来る」と「知っている」は違うと言うのはその通りですが、

ここでは「知っている」だけのことも無駄にしないように記録していきます

(後で経験と知識を分けていきます)

知っているだけで成果につながることもありますよね?

例えば、営業企画ミーティングをするときに、「自分は製造部門なんだけど営業セミナーを受けたことがある」という人がいたらぜひ参加してほしい。

自信がある・ないは置いておいて、事実を書いていきます。

 

リストにすると、必ず気づきがあります。

驚くほど自分がたくさん学んでいたこと。

何も学ばずに過ごしてしまったこと。

自分の脳を信用しすぎてはいけません。

人間は忘れる生き物。

脳は生存に関係のない情報を積極的に排除しようとしてしまいます。

書き出してみると気づきがあるし、そこからまた思考を広げられます。

そこにコントロール可能な自分の脳を作るようなものです。

 

毎年の振り返りと記録

振り返りをしないと「ムダ」になる

これが一番大事かもしれません!

人生で一度ぐらい、「職務の棚卸」や「学習してきたことを書き出す」ことをする人はたくさんいると思います。

しかし

定期的にそれを振り返る週間を持つ人は圧倒的に少ない!

定期的にやらないと、せっかく書き出した情報を引き出せなくなったり意味がないものに感じてしまったりします。

 

毎年か半年に一度、学んだことを書き出してリストにする。

過去にリスト化したことも振り返ることが大事!

過去のリストから、今必要なものが引き出せるかもしれません。

自分自身の全体像を俯瞰してみる機会を意図的に作る。

少しづつ膨らんでいくリストをつくると、とても大切なものに見えてくるはずです。

それはあなたが歩んできたキャリアそのものとも言えるからです。

 

年に1回ぐらいは、じっくり自分に向き合う時間を作ってみてはどうでしょうか?

それから、リストが膨らんできたら過去のものが埋もれてしまいます

そこで、もう一つおすすめのやり方!

 

リストを体系図『デキル図』に

体系的な図にしてみましょう!

ぼくはこれを『デキル図』と命名しましたが、いい名前が思いつかなかっただけです…。

名前はどうでもいいですね。(笑)

 

図の形は自由に書きましょう。

ですが、A4用紙1枚を横にして書くのがおすすめ!

ある程度のカテゴリーを作ってみましょう。

『経験』『知識』『得意』『不得意』などで分けてもいいし、

『営業系』『事務系』『マネジメント系』などで分けてもいいですね。

ポイントは考えすぎないことです。

また来年書くつもりで、適当に自由に書いてみましょう。

 

そうです。これは少し大変ですが、毎年書き直してみましょう。

図なので書き足していくことが難しいのと、

次の年は環境もあなたのレベルも、あなたの考え方も変わっているからです。

 

ポイント

うまくいけば図を描いていく過程で、『ひらめき』が起こります。

「あ、これとこれって、コラボできるかも!」

「ここはあの人と協力すれば、いいものが作れるかも!」

一枚に書く理由は、この『つながり』を生むことです。

あなたが歩んできた道の、すべては無駄じゃありません。

ただ『つながり』が生まれないだけなんです。

 

一枚の紙に書いてみれば、すごくオリジナリティ溢れる状態になっているのが分かるはず。

『デキル図』はあなただけの唯一のキャリア像です。

 

こちらの記事で言えば、あなたの「キャリアプロセス」を掛け合わせて「キャリアブランド」をつくるということですね。

キャリアブランド
あなたの『キャリアブランド』を見つけよう。誰かの心に残る名前に

続きを見る

 

能力は遊ばせておけ

記録は引き出し「アレどこだっけ?」

「能力は遊ばせておくのはもったいない。」

たしかに、そうですね。

だけど、その時使える能力なんて、あなたが学んできたもののほんの一部です。

 

使っている能力だけ伸ばして、あとは捨てるだけというのはもったいない限り!

だったら、たくさん遊ばせておきましょう

使っていない能力は記録し、『デキル図』という引き出しにしまっておく。

「何かできることないかな?」と思ったら、その一枚を眺めるだけ。

「何かなかったっけ?」と思ったら、おもちゃ箱を探るように見る。

 

よく“突拍子もないこと”を思い浮かぶ人って、遊び上手だったりしませんか?

僕の周りではそうです。

そういう人は、遊びを無駄にしていないんです

仕事も遊ぶように楽しもうとするから、「遊びと仕事がつながる」

遊びがある分だけ、あなたの人生は豊かになる。

遊んでいる能力がある分だけ、あなたはオリジナリティあふれる独自性のある価値を生み出すことができる。

場所を取らないものはいくら持っていても困りませんから。

 

「いつか使える」でチャンスに備える

本物のおもちゃや道具類は、使わないと邪魔になってしまいます。

しかし、能力などの目に見えないものはわざわざ捨てる必要はない

「いつか使える」ものは大切にとっておきましょう。

 

で、とっておくだけだともったいない。

ちゃんと引き出せるように、毎年振り返りをする。

チャンスはいつ巡ってくるか分からない。

いざ「あなたは何ができますか?」と聞かれたときに、引き出せる引き出しを持っておくこと。

 

あなたはキャンプにいったことはありますか?

僕は好きでたまに行くんですが、

キャンプの時だけは“無駄な物”を積めるだけ積み込みます!

実際使わないことがほとんど!

だけど、「目の前にそれがある」という事実が、新しい遊びを生むことがあるんです。

持っていなければ、思いつかなかった。

 

出来ることリストをつくり、

『デキル図』を描いたら、

「目の前にそれがある」状態になる。

 

それを見ながら日々仕事をしたら、何か生み出せそうな気がしてきませんか?

きっと楽しいはずです。

チャンスを拾えるだけ拾う環境が出来上がりますから。

 

今までのことを無駄にせず、いつか来るチャンスに活用するために

あなたの『デキル図』を毎年描いてみてはいかがでしょうか?

 

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宮内 利亮

はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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