仕事が出来る人は、朝に決まったルーティンをしていることが多い。
それに、スキマ時間を上手く確保して自分の時間や仕事の調整に当てている。
一見ムダに見えるからって、そんな時間を削っていませんか?
むしろ積極的に余裕を確保する働き方をしてみましょう!
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モーニングルーティン
出来る人は持っている『ルーティン』
『モーニングルーティン』は言葉の通り、朝決まった流れで支度をしたり心身を整える行動をすることです。
以後と前で時間のない朝は、なるべくいつも通りの支度を余裕を持って行いたいもの。
それに加え、仕事が出来る人は特別なルーティンを持っていることが多いんです。
たとえば、カフェに行ってボーっとコーヒーを飲む時間を作る人。
散歩やジョギングで朝から体を動かす人。
資格や仕事の知識向上のために勉強をする人。
掃除から一日をスタートする人。
掃除などは、会社ぐるみで15分~30分と時間を決めて必ず毎日やるところもあります。
これがただの会社を綺麗にする目的だと、みんな無意味さを感じたりバカバカしくなってしまったりする。
「大事な仕事を時間を掃除に使うなんて!」と。
でもモーニングルーティンにはもちろん意味があり、会社ぐるみでやる場合はほとんどの場合“生産性の向上”が目的です。
これを知ってか知らずか個人でやっている人はぐんぐん伸びていきます。
出来る人は何らかの方法で自分の生産性を上げる行動をしているということなんですね。
頭の冴えてる朝のうちに
なぜ朝なのかというと、朝はとっても頭が冴えている時間だから。
疲れも感じていないし、昨日あった嫌なことも記憶が薄れています。
朝ゆったりと時間を使うことで、一日の行動を整理することができる。
朝のうちにマインドセット(切り換え)を行うことで、その後の仕事の生産性が上がる。
仕事は段取りで7割は決まると言われていますし、僕も実際それを体感しています。
ちゃんと準備をしてからじゃないと仕事ははかどらない。
勉強などもそうです。
せっかく始めても「あれ?消しゴムどこだ?」「あ、辞書がない」「飲み物なかった」なんてやっていたら、全然集中できませんね。
それは頭の中も同じです。
一番冴えている時間に、一日の準備や生産性向上の切り替えを行った方がいいんですね。
ダメな始め方・・・
あなたは今までで、「今日はダメな日だぁ~」と感じたことはありませんか?
僕の場合、“寝坊”すると一日がガタガタになるような気がします。
せわしなく準備して忘れ物も増えるし、心も乱れてイライラしやすくなります。
何より考えずにスタートしてしまうと、仕事が後手後手に回ったり空回りしてしまったりするんですね。
頭の整理が出来ずに始める一日はダメダメになりがち。
「次に何をするんだっけ??」と考えている間に、動きがどうしても遅くなったりミスしたりしてしまいます。
でも、出来る人はいつも冷静でダメダメな日がなさそうですよね?
それは時間に余裕を持って、ちゃんと自分の時間を確保しているからではないでしょうか。
僕の主観ですが、仕事が上手くいかない人は“いつも忙しそう”で、時間に追われている。
仕事が出来る人は、ちょっと長めのルーティンを持てるぐらい時間に余裕をつくっているんです。
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ちょっと長い方がいい『自分の時間』
ぎっちり詰めない
一日の予定や、予定と予定の間をぎっちり詰めすぎない方がいい。
これは今だからこそ言える僕の仕事の進め方です。
若いうちは、予定の間が埋まっていてすぐに次の仕事が入ることがなんだか“出来る人”だと思っていたんですね。
でもそれだと限界が来る。
臨機応変に動けなかったり、不意に降りてくる仕事に対応できなかったり、いつもイライラしてしまったり。
予定をぎっちり埋めることは、自分の柔軟性を奪うことと同じ。
チーム(会社)の動きも遅くする。
だから余裕を持って過ごす予定の組み方をしましょう。
すると心にもゆとりが生まれます。
心が乱れないと生産性は上がり、結果ギュウギュウに仕事を詰めるよりも多くの仕事をこなせている。
余裕を持っていると無駄な時間に気付けますが、余裕がないと作業に忙殺されます。
考えながら仕事することができないので、効率の悪いやり方を繰り返してしまうんですね。
【15分~1時間】のルーティン
なのでモーニングルーティンも含め、ルーティンは“長い方がいい!”というのが僕の考え。
少なくとも15分、長いと1時間ぐらいのモーニングルーティンを持つと、社会生活が一変するほどの効果を発揮すると思います。
掃除やジョギングなどは1時間は難しいですが、学習系なら1時間ぐらいあると最高ですね。
土日を抜いたとしても、週5で1時間勉強したら月に20時間。年間にしたら240時間です。
どれだけの資格が取れちゃうでしょうか!?
もし夜に2時間やっているゲームを1時間に減らし、その分早寝早起きして朝勉強したら…。
「そんなこと簡単に言われても、出来ないよ~」と思う人、その通り。
なかなかみんなが出来ることではないから、絶大な力になるんですね。
だから仕事が出来る人になるんです。
それに、特別なルーティンというのは“なくてもいい時間”です。
だからだいたいの人は、朝はギリギリまで寝たい。
無駄な時間と考えてしまうんですね。
でもむしろその『空白時間』こそが自分の一日の生産性を上げ、将来を明るく照らしてくれるとしたら?
空白の時間こそ、積極的に持つべき時間です。
最初は無理せず、15分程度の軽い空白時間を持ってみましょう。
何をするか思いつかなければ、騙されたと思って毎朝15分の掃除をしてみましょう。
一日のスタートがとても鮮明に、素晴らしいものになることが分かると思います。
スキマ時間も確保する
特別なルーティンは空白時間。
そんな余裕を持つことで、出来る人はセルフコントロールをしています。
一日の仕事の流れを考えたり、頭をスッキリさせたり、身軽に動ける身体にしたり。
つまり、余裕は無駄じゃない。
同じように、朝だけでなく“スキマ時間”も作ってみましょう。
仕事と仕事の間にわざと時間を設けてみてください。
1時間ずつの打合せを、13時・14時・15時と連続させず、12時半・14時・15時半にしてみる。
一つ一つの打合せから得られるものが格段に多くなります。
それに、上司から急に仕事が降ってきてもスキマ時間に対応できます。
精神的にも楽だし、ミスも抜け漏れも減ります。
何より、『考えながら仕事をする』ことができます。
考えながら仕事をするというのは、作業の改善や手順の組み換えをしながらやるということ。
効率を上げながら進めていくということです。
これがギュウギュウに仕事を詰めていると、作業に手いっぱいで振り返り・改善する余裕がない。
余裕を持っている人よりも、結果遅くなることがほとんどです。
スキマ時間の活用に慣れてくると、切り換えも上手になります。
本を読んだり勉強したり、学習する時間を仕事の間に持つことができたらすごいスピードで成長しますよね。
『ちょっと長めの余裕』
あなたの一日に足りてますか?