共感の力

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【仕事が出来る人】はやっている!『共感のちから』は自己中の反対に

社会で仕事をしていると、どんなに賢くても『共感』が出来ない人はどこかでつまずく時が来る。

お客様・部下・上司など、周囲の人達の態度は、自分の姿勢次第だからです。

理屈抜きで人の感情に寄り添った時にどんな効果があるのか?

共感の力、使えてますか?

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共感できる人は仕事が出来る人

『共感』は賛同ではない

共感する行為が苦手。

そういう人がいると、とても不器用だしもったいないなあと感じます。

共感するというだけで解決できることや、回避できる問題がたくさんあるんです。

 

まず、共感が苦手という人がしている勘違いがあります。

それは、『共感してしまったら自分も同意見でないといけない』という勘違い。

『共感』は賛同ではない。

 

自分は意見が違うなあと思うと、なぜか対立的立場に居ないといけないと捉えているんですね。

否定することが善であり、意見が違うのに賛同することが美学に反する。

これは“人の違い”を理解していない証拠です。

 

対立を善しとする人や組織、より平和的解決を善しとする人や組織、色々あるということをまずは理解するところからです。

人間は自分の当たり前だけで括れるほど単純ではない!ということですね。

 

よく聞きませんか?

旦那さんは仕事して帰ってきて、妻の愚痴を聞くのがイヤ。

聞いているとどうしても解決させないといけない気がしてくる。堂々巡りの話にイライラしてくる。

でも妻はそんなこと望んでいなくて、ただ“聞いて共感”してくれればそれでいい。

余計な意見も要らないんですね。

 

どんなに正しくても、どんなに賢くても

どんなに正しい意見を言える人でも、どんなに賢くて頭が回る人でも、『共感』のちからがないだけで昇進できなかったりします

 

論理や理性でぶつかってこられると、そういうのが苦手な人はイライラするんですね。

「論理は分かったから、まず感情の問題がある事を理解しろよ…」と思っている。

でも論理的に解決したい人ほど、「感情なんて置いてかないと始まらないだろ」と思っています。

 

たとえば感情問題を軽視する上司が、理論武装してチームを引っ張っていこうと思ったらどうなりそうですか?

部下が論理的な人ばかりならまだいいですが、そんなことはまずあり得ません。

まず、部下がついてきません

どんなに賢く正しくても、組織の中で共感が出来ない人はどこかで上げ止まる。

自分の考えだけでやっていけるほど、社会は甘くないんですね。

 

『自己中心』から抜け出す

自分の考えをもっと柔らかくする。

自分の当たり前の殻を破る。

それはつまり『自己中心』から抜け出すことに他なりません。

『共感』しないと上手くいかない理由は、どこかで自己中心性が働いているから。

 

人を怒らせたり、距離を置かれたり、認められなかったり、冷たくされたり。

もしかしたらその原因は、自分の『共感のちから』が弱いからかもしれません。

 

少し遠回りのようでも、正面からぶつからずに一度共感を挟むと良い方向に転ぶことはたくさんあります。

仕事においてどんな場面が考えられるでしょうか?

どんな時に“中心を自分から相手にする”と上手くいきそうでしょうか?

少し考えてみましょう。

 

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共感のちから

お客様の怒りが収まる

とても分かりやすい例で言うと、『クレーム』があります。

接客業をしていた方は何度も身に覚えがあるかと思います。

 

多くの場合お客様は、理不尽な怒りの感情をぶつけてくるのではないでしょうか。

経験の浅い人は、これだけで大きストレスになって辞めてしまいたくなります。

僕も接客業はやっていたので気持ちは分かりますが、じつはクレームを言ってきたお客様ほど仲良くなる確率が高いです。

なぜか?

お客様も“自分は理不尽なことを言ってしまった”と気づくからです。

 

しっかりと話を聞き、共感し、「申し訳ありません」の他に「ほんとそうですよね…」と相手の立場からの言葉も使う。

決して自分も同じ意見なわけではありません。

でも一生懸命、“この人はどんな感情なのか”を一緒に考えるんです。

すると、だいたいお客様のほうから気持ちが穏やかになり、後日「この間はごめんな~」と言ってくれたりします。

これが本当の解決

 

クレームは、感情を分かって欲しいから言ってくる。

つまり解決とは、気持ちを分かってあげることであり、どちらかが謝罪して白黒つけることではありません。

(金銭の要求などがあったら、それはクレーマーなので別の話です)

それなのに理論で打ち負かそうとしたり、正面からぶつかってしまっては“逆効果”でしかありません。

 

部下が信頼してくれる

上司が部下に対して使う『共感』はどうでしょうか。

これも正論ばかりで部下をどうにかしようとしていると、いつか苦しくなってきます。

 

たとえば遅刻をどうしても繰り返してしまう部下がいるとします。

どう考えても部下が悪いのは間違いないですね。

でもここで、「なんでそんなことも出来ないんだ!」「遅刻なんて、社会人以前の問題だぞ!」なんて言われてもどうしようもなかったりする。

だって、部下もそんなことは百も承知だからです。

 

ではこんな時、部下はどんな気持ちでしょうか?

「穴があったら入りたい。」

「自分でもなんでこんなくだらないミスを繰り返してしまうのか分からない。」

「どうにかしたいけどどうにもできない。」

どうしたら良いか分からないはずです。

 

ここを理解してあげるとしたら、上司はグッと我慢して、まず遅刻しても会社に来てくれたことを認めてもいいかもしれません。

きっと部下の感情はぐちゃぐちゃです。

自分自身ですでに追い込まれ、絶望的な感情の中にいる。

そんな時に上司から追い打ちをかけても、大した効果はないばかりか、何をしたらいいか分からないのは変わらない

 

そんな時に上司が思いもかけず優しくて、一緒に“朝起きる習慣”を作るためにどうしたらいいか考えたり、一緒に目覚まし時計を買いに行ってくれたら・・・。

申し訳なさに加えて、上司への感謝や期待に応えたい気持ちが重なり、より変化は起きやすくなるでしょう。

 

正論で説くよりも、感情に寄り添ってあげることで部下の意識改革になることは多くあります。

ロジックよりも意識の問題であればなおさらです。

 

上司が優しくなってくれる

部下も自分のことを分かって欲しいばかりではダメ。

上司への『共感』ができる部下には、上司はそんなに厳しく当たらないものです。

 

上司が部下への指導を強める時は、“分かってもらえない時”です。

それでも分かってくれなかったら、怒ったりしてしまう。

上司だってわざわざ気力も体力も使って怒りたくなんてないのにです。

 

上司はほとんどの場合、部下には言えない何かを抱えているものです。

会社の収益がマズイとか、部下の評価が芳しくないとか、自分の家庭で何かがあったりとか。

しかしどんな時でも上司はいつも通りいないといけない。

上司の都合なんて、部下には関係ないからです。

 

そこで、部下が「上司も色々あるんだろうから、自分たちも頑張らないとな」と思ってくれたなら。

無条件で上司の立場を尊重し、何かあるんだろうなと気遣える部下がいたら。

「こいつは分かってくれるヤツだ。こいつのためにも頑張らないとな。」と思うものです。

逆に上司に「こっちは大変なのに、呑気にダラダラ仕事しやがって!」と思われてしまったら、何もいい方向に進みませんね。

 

『共感のちから』は、様々な関係において信頼関係を生みます。

共感なんてただの足かせだと思っている人がいたら、かなり損をしている可能性大ですよ!

 

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宮内 利亮

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