やってはいけない失敗

キャリアアップしたい

【新入社員】は何度失敗してもいい?“やってはいけない失敗”3つ!

2019年11月9日

「新人のうちはたくさん失敗しなさい!」と言われる人は多いのでは。

これはその通り!

 

しかし、新人でもベテランでも『絶対にやってはいけない失敗』があります。

3つの『絶対にやってはいけない失敗』を覚えよう。

どんなに成功を積んでも、これを守らないと一瞬ですべてを失う可能性があります。

 

1年目は失敗するのが仕事

とはいえ、まずはこれは言っておきましょう。

若いうちの失敗は買ってでもしたほうがいい。

 

特に新卒1年目転職して1年目あなたに先輩はいません

「分からなくて当たり前」の最初で最後のビッグチャンス!

プライドなんてもともとないから、全力で吸収できる時期です。

あなたが先輩になって背伸びしなくてはいけなくなる前に、分からないことをなくしておいたほうがいいですよね。

 

  • 「わかりません!」
  • 「教えてください!」
  • 「ありがとうございます!」

これで乗り越えられてしまう時期。

どんどん成長できるこの時期は失敗こそがチャレンジした証です。

 

では、『やってはいけない失敗』とは何なのか?

 

やってはいけない失敗『金』

まず一つ目は、『金』です。

  • 会社の金を盗む。
  • 売上をごまかす。
  • 借りた金を返さない。

給料以外の方法で不正に金を得ようとすること。

失敗したら一発退場!下手すると社会から退場

 

「これだけは絶対にやらねえぞ!」と強い気持ちを持ってください。

よく「魔が差す」と言いますが、弱い気持ちだと魔が差した時に負けます。

ポイント

ほんの少しの気の迷いでやってしまったら最後。

少なくともその会社にはいられない

そしてずっとその罪を背負って生きていくことになります。

過去は消えない。この失った信用は二度と取り返せません

 

『疑い』は『信用』

会社では、ガッチガチにルールや規則で縛るべきです。

あなたもその規則を必死で守ったほうがいい。

多少の時間や労力を犠牲にしたとしても、「魔が差す」状況を作ってはいけません。

何倍も大きな損害を被ることになります。

このような社内コンプライアンスはある意味保険です。

 

「社員を疑うのか?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、“うやむや”なグレーゾーンを残すと余計に疑いのもとになることを覚えておいてください。

ポイント

「疑う」ことは「信用」をつくる。

これはつまり、社内の透明性です。

常に全員が全員を監視しているぞ!という雰囲気が、正しく明るい組織風土をつくる。

 

従業員同士の貸し借りは禁止したほうがいい。

これも会社が率先して禁止したほうが、余計な問題を起こさずに済みますよね

あなたも極力、「貸し借り」に巻き込まれない努力をしたほうがいい。

会社にルールがないと、どうしても“貸さないと”いけない雰囲気になります。

「貸して」と言われる状況を作ってはいけない。

 

金の貸し借りがある組織は、必ずどこかに“人と人の確執”が生まれます。

 

貴重品の入ったロッカーなどにカギをかけない人は罰したほうがいい。

ロッカーにカギをかける。

カギのかかる場所に貴重品を置く。

できなければ罰則。

これも“盗める状況”を作らないために大事です。

「カギをかけることを強制するなんて、従業員を疑ってるよね?」

と思うかもしれませんが、その通り!

こればっかりは「疑い」「信用」です。

万が一、誰かが「盗まれた!」となったら犯人捜しが始まります。

犯人が見つからなかった場合、職場の雰囲気はさらに最悪に

しかもそれが“勘違い”であってもです。

 

ポイント

金の失敗は、個人にとっても職場にとっても『一撃必殺』

絶対にあってはいけないことだと心に誓いましょう!

 

やってはいけない失敗『酒』

『酒』?ダメなの?と思うかもしれません。

では、どんな酒の失敗があるでしょうか?

  • 酔って暴言を吐く
  • 無関係な人への迷惑行為
  • 飲酒運転

人が変わってしまう程度ならギリギリ大丈夫ですが、暴力などに発展すると取り返しがつかない

車社会の地域では、酔って冷静ではない人が運転しないように細心の注意が必要です。

 

酒の失敗は、法的な失敗とほぼ同じだと思ってください。

酔うと犯罪が身近になる。そんな飲み方は絶対ダメ。

 

暴言は「無礼講」ではない

「無礼講って言ったから」なんて言い訳は通用しません。

言ってしまった事実は消えない!

 

金と同じで、盗んだ事実も消えなければ「人を傷つけた」ことも消えません

信頼関係を損ねることを酒のせいにはできません。

 

会社は飲ませない

上司は部下に無理に飲ませることは絶対NG。

僕のいる地域も車社会ですが、飲酒運転が年に数回出てそのせいで解雇される人が何人かいました。

そのほとんどが、飲むことを「断れない」人です。

当然本人が悪いですが、会社が飲ませたことも事実。

どうしても、酔ってしまい帰り一人してしまうと魔が差してしまいます。

そもそも車で来させないとか、代行に乗るまで見送るとか、相当の配慮がないと必ずいつか犯罪者を生んでしまいます

 

個人は自分の適量を知る

自ら飲んで我を失う人は、自分の適量をしっかり守るルールを決めましょう。

これが守れないなら、そもそも飲んではいけない。

「酒の場」は全てがプライベートの場ではありません。

社会的な場で飲む場合は、いつもの自分としっかり区別しましょう。

 

やってはいけない失敗『女(男)』

これも一発退場の犯罪者になります。

  • セクハラ
  • ストーカー
  • 差別

信用失い度合いで言ったらピカイチですね。

 

相手が嫌だと思ったら、すでにセクハラ

これは本当に気を付けないといけない。

人によっては、今までの当たり前の中でやっていたら急にセクハラ呼ばわりされるなんてこともあるでしょう。

そんな人は、社会という場をわきまえていない証拠です。

 

どのレベルでどのぐらい嫌がられるかは分かりません。

だから疑わしきことは一切しないのが正解です。

・性的な発言をしないこと。

異性として気になっていると思わせないこと。

不用意に触らないこと。

 

女性も注意です。

自分が性的な発言をすることは「女だから大丈夫」と思っているかもしれません。

しかしそれが男性のセクハラを誘発するし、一緒に聞いている女性はとても嫌な思いをしています。

 

どこからがストーカー?

やっている人は気づいていないのかもしれませんね。

しつこく連絡をしたり、車で後をつけたり・・・これはタチが悪いです。

これも疑わしきことはしない

「少しだけなら・・・」がストーカーの始まりです。

相手が嫌がることはしない。

どんなことが嫌がられるか考えることが大事です。

 

悪意なき差別もセクハラ

例えば立場のある人が、「女性は主婦になってしっかり家庭を守ることが大事」と言ったらどうですか?

その人は本当に女性を気遣って言っているかもしれません。

しかしその価値観は“公の場で”押し付けるべきではない

キャリアアップを目指す女性からしたら、「この人は私がいくら業績を上げても評価してくれないのか?」と思っても仕方ありません。

立場があればあるほど、影響力は強くなります。

悪気のない一言がセクハラになり、裁きの対象になるかもしれない。

 

信用を失ったら終わり

今回は3つの『やってはいけない失敗』を紹介しました。

人間社会っていうのは、どこまで行っても『信用』で成り立っているんですよね。

取り返しのつく失敗=信用は損なわないもの

取り返しのつかない失敗=信用を失うもの

 

頑張った結果の失敗なら、信用を失うまではいかないでしょう。

しかし

『金』『酒』『女(男)』の失敗だけは取り返せない!

 

社会から一発退場される前に、自分の中に強い意志を持ちましょうね!

これが守れない会社にいるなら、その会社は長くは続きません

転職先ではしっかり守れる所を選びましょう

 

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宮内 利亮

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