自信のつけ方

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社会での成長に大切な『自己効力感』の育み方!社会的学習理論

社会で成長していくには「自己効力感」が大切!?

自信がない。自分にはできない。どうせダメだろう・・・

そんな風に思っていたら、できることもできなくなってしまう。

 

自分の可能性、広げるのも絞るのも自分。

社会的学習理論から見る、自己効力感の育み方!

バンデューラの社会的学習理論

「自己効力感」は、バンデューラが提唱した「社会的学習理論」のひとつです。

まず、「社会的学習理論」とはどんなものでしょうか。

 

「社会的学習理論」

個人の学習経験がベースになって、職業選択や意思決定が行われるという理論。

 

社会的にとても意味のある職業選択

どんな場面でも自分の価値観をもとに選択する意思決定

それらは、個人の学習経験がもととなって行われているということですね

 

選択や意思決定は、すべて自分の中から来るもの

誰かから与えられた経験であっても、それによって学習するのは自分自身です。

主観的な価値観を作り上げることが「学習」。

 

バンデューラは、以下の3つの社会的学習理論を提唱しています。

  • 社会的認知理論
  • モデリング法
  • 自己効力感

 

社会的認知理論

まず、自分や他社や出来事への認知について。

バンデューラはこのように言っています。

社会的認知理論

「三者相互作用」人と環境と行動が影響し合う

 

人が情報をどのように処理するのか。

そこには「人、環境、行動」の三者が影響している。

 

この中で、「行動」に大きく影響を与えるもの。

それが『自己効力感』です。

「自己効力感」は社会的認知に影響を与える。

 

つまり、

その人の「自己効力感」次第で見えている世界は違うのではないかということですね。

 

モデリング法

またバンデューラは「モデリング法」も提唱しています。

 

モデリング法

他社の行動を観察・見聞することにより、新しい行動パターンを学習し、行動が変容する。

 

「人のふり見て我が振り直せ」とよくいいますね。

誰かの行動を見て、「いいな」と思えば自分もやる。

「やだな」と思えばやめる。

 

とても単純ですが、これは社会で成長していくうえで一番ピンとくるものじゃないでしょうか。

 

「あの人ができるんだから自分にもできる。」

「あんなことは自分にはできそうにない。」

モデリング法は自己効力感に影響を与える。

 

自己効力感

そして問題の、「自己効力感」です。

 

自己効力感

自分がある事をできるという感覚や自信

 

『自信』ということばはよく使いますが、「自己効力感」はあまり使わないかもしれません。

 

自信も自己効力感のひとつです。

さらに、体ができることを知っているような感覚も自己効力感です。

 

たとえば鉄棒の逆上がり。

すでに逆上がりをしたことがある人は、「できる」と思ってますよね?

(当たり前すぎて、応用するの忘れてませんか?)

 

まだ逆上がりをやったことがない場合。

見たこともないのに、できるイメージは湧かないですよね?

(当たり前すぎて、応用するの忘れてませんか?)

 

逆上がりの練習をしているとき。

誰かがやっているのを見たり、コツを教えてもらうと「そうか!」とひらめくことがある。

すぐに試したくなる。

(当たり前すぎて、応用するの忘れてませんか?)

 

「自信がない・・・」

「どうしたら自信を持てるんだろう・・・」

そのヒントを、あなたはすでに知っているはずです。

これを理論で理解すれば、自分をコントロール下に置き、高い行動目標に到達できるって寸本なんです。

 

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『自己効力感』の育み方

個人的達成

まずは何よりこれです。

成功体験をする。

 

できた体験をするのが、やはり一番手っ取り早いです。

一度でもその体験があると、自分の「出来ることリスト」の中に入りますよね。

 

「そんなのできたら世話ねえや!」と思うかもしれません。

その場合、いきなり大きなことに挑戦しようとしているのかもしれません。

少し細分化して、小さな目標の連続を作ってみましょう。

 

社会での仕事なんて、全部そうです。

 

最初からできることなんて少ない。

だから研修をし、ひとつずつクリアしていくんですよね。

小さな成功体験の積み重ねが、大きな成功体験に繋がる。

 

代理的経験

そして「代理的体験」という自己効力。

他者を見てできそうだと思う。

 

モデリング法に近いですよね。

他の人がやっているのを見て、自分もできそうだと思う。

 

他人の逆上がりを見て「できそうだ!」と思う時。

きっと、できない自分との違いを発見したことでしょう。

  • 腕を体の近くまで寄せている。
  • 足を前じゃなく上に蹴っている。
  • 頭を残しておかない。

どのポイントかは人によって違うけど、「これさえやればできそうだ!」と思うんですね。

 

これは、相手が“自分の代わりに体験した”という考え方です。

人類の栄えてきた理由は、この学習方法が優れていたからかもしれませんね。

 

あまりに遠い存在の人の真似はできないと思うかもしれません。

だけど、その人の近くで、ずっとその人が成長してきた過程を見てきていたらどうでしょう?

見ているもの、知っているものは、できると思いやすい。

 

意識的にすごい人を見て、自分も真似し続けていれば、かなりその人に近づけると思いませんか?

 

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言語的説得

今度は他者からのアプローチによるもの。

「言語的説得」です。

他社から繰り返し認められたり励まされたりする。

 

たった一回「君ならできるよ」と言われても、何の影響もないかもしれません。

だけどそれを、ずっと一貫して言われ続けたらどうでしょう?

たぶんどこかで、「あれ?できるのかもしれないな」と思うはずです。

 

重要なのは、これも完全に主観的なものだということです。

他者から何を言われようが、それだけで意思決定軸を変える人はいません。

与えられた情報から、自分なりに納得して初めて自己効力感になる。

 

これを応用するなら、

上司は何度も認め励まし続ける。一貫して言う。

部下は早めにその言葉を受け取ろうとする。自分の中で否定せず考える。

 

相手を変えることはできません。

変わるのはいつも自分自身。その人自身です。

 

情緒的覚醒

最後に「情緒的覚醒」です。

リラックスするなど生理的、感情的状態が整いできそうだと思う。

 

たとえば、訪問営業はどうでしょう?

すでにそんな仕事をしている人にとっては余裕かもしれませんが、やったことがない人にとってはかなりのストレスですよね。

 

「ああ、怒鳴られるのかな・・・」

「きっと嫌がられるだろうな・・・」

「雨が降ってて風も強いし・・・」

と考えていたら、足が重くなり行きたくない気持ちがどんどん強くなります。

 

逆にこんな精神状態だったらどうでしょう?

「なんだか今日は気分がいいな。多少怒られても平気そう。」

「いい商品だと思うんだよな。きっと満足してくれる人がいるよ。」

「めっちゃいい天気!訪問営業日和だ!」

よし!行くか!と心も足も軽くなるはずです。

 

心が軽くなると、自己効力感が上がる。

 

海外に行ったら、なんでも出来そうな気がしてきたり。

掃除した後は、外に出かけたくなったり。

 

自分の情緒を客観的に判断し、リラックス法などでコントロールできるようになったら最高ですよね。

 

自己効力感を育む

  • 個人的達成
  • 代理的経験
  • 言語的説得
  • 情緒的覚醒

これらを意識するかしないかで、「自己効力感」は全然違ってきますよ。

 

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宮内 利亮

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