時給がどんどん上がっていて、求人もガンガン出ていますね。
今、世の中にはアルバイトが溢れている!
空前のアルバイト色々できちゃうチャンス到来です。
仕事がなかったころとは違い、今はこんな悩みの人が多いのではないでしょうか?
- アルバイトをしているけど、なんだかやる気が出なくて辞めたい。
- どうせなら、やりがいのあるアルバイトがしたい!
- アルバイトで自分の力を試したい!
- 社員になろうか迷っている。
時給だけでアルバイトを決める時代は終わりました。
ということで今回は、皆さんが少しでも自分のためになるアルバイトをするために!
社員と何が違う?
基本的な条件などの違いは省いて、私が実際にアルバイトをしていた経験やアルバイトさんと一緒に働いていた経験をもとにしていきます。
雇用の目的
社員
社長と同じミッションを遂行する。
とはいえ、こんな風に思える社員が少ないのは現実です。
本来会社というものは、同じ方向に行きたい人たちが集まって協力する場所ということです。
アルバイト
スキルや労働力で協力してもらう。
一定のスキルは求められますが、違う方向を向いていても言われたことしかやらなくても会社は何も言える立場ではありません。働いていただいている立場ですから。
役割を与えられる機会が少ない
社員
ミッション遂行のためには次から次に新しい目標を達成しないといけない。
役割が変わっていく会社がほとんどのはずです。
部署・部門の配属や転勤など、避けられない変化もあります。
一度配属されてもまた変わるから、社員の仕事は作業をすることではなく作業をもっと効率よくすること。もっと成果が出るようにブラッシュアップすることです。
アルバイト
一度役割を与えられたらそれをやり続けることが多い。
「現場に社員が出てくると足引っ張るからジャマ!」なんて感じたことありませんか?
一定の作業はアルバイトの方が熟練していくんです。
その作業に関してもっとうまくできる方法を探し続けることで利益貢献ができます。
社員はアルバイトがその主体性を発揮してくれるような環境を整えるのが大事な仕事ですね。
作業時間を短縮できたら生産性が向上する。立派な利益貢献ですよ!
情報量が少ない
社員
重要な情報を早く知らされる。その情報をもとにやり方を考える。
アルバイト
重要な情報を知らされず、社員が考えたやり方から指示されることが多い。
お金や個人情報の管理などの大事な情報は知らされなくても仕方ないかもしれません。
しかし、できる限りの情報は共有できたほうがいい。
何のためにやるのか知ると仕事は面白くなる。
目的を知ると、「じゃあもっと早く終わらせたほうがいいな」とか目標ができるんです。
そしてその変え方を一番知っているのは現場の最前線にいる人です。
ここを社員が勘違いして目的も共有せず自分のやり方をやらせようとすると、なかなか会社は成長しません。
アルバイトが活躍しない会社の特徴
時給はあまり関係ない⁉
意見が通らない・出せない
「店長に言っても全然聞いてくれなかった。」
「忙しそうで社員に頼めない。」
よくあることだと思います。これは企業努力による環境が整えられていない証拠です。
こういった職場では多くの場合、現場で一番変える力を持っているのがアルバイトだという自覚がありません。
だから現状を変える努力をしなくなってしまうんです。
ただし、現場の社員は聞きたいんだけどもっと上の人が働く環境を変えてくれないとなかなか動けない。という場合もあります。
その場合は意見を文章や提案書などの形にしておくといいですね。
社員は、アルバイトから意見を出してもらうことも仕事だと思いましょう。
社員がバカにされている
特にアルバイトでもしっかり目的を持ってやっている人は、その会社自体を低く見ていることがあります。
しかし、社員に「しっかりしてくれ!」なんて思ったところで難しいです。
だってこのアルバイトさんは、「こんな会社より良い会社に入るんだ。」「独立するんだ。」って思ってますよね?
だったら早くもっとレベルの高い会社でアルバイトしたほうがいい。
それを躊躇するのであれば、今の会社が自分に適しているということです。
社員はレベルの高いアルバイトの採用は慎重に!結果的に総合力を下げることになりかねません。
コミュニケーションが少ない
これは会社が意識的に用意してくれないと、なかなか難しいですよね。
こんなことをチェックしてみましょう。
- 定期的にミーティングが用意されているか
- アルバイトも参加できる食事会があるか
- 社員と一緒にランチに行ったりするか
- 雑談が許されている時間があるか
言われたことしかやらせてもらえない感覚になってしまっては、本来の力は発揮しません。
自由に発言できたり、情報を与えたりするにはコミュニケーションの場があるかどうかをしっかり確認してください。
社員は意外と「なんで言ってくれないんだ」と思いながらそういった場づくりをしていないことが多いです。
ポイント
社員との距離を縮めて同じ目標を持つべき。社員が偉そうに上司面していると協力なんてしてもらえません。
現場を仕切るのはアルバイト? 社員?
私がいた会社でお客様に選ばれる現場というのは、必ずアルバイトさんの大きな活躍がありました。
アルバイトさんの元気が現場の元気
社員が仕切っているとアルバイトは遠慮します。主体性があっても、発揮する機会を奪ってしまうんですね。
私の経験上、主婦のアルバイトさんが新人に仕事を教えたり指示をしていたりするととても上手く回ります。
逆によくあるのが、アルバイトより仕事のできない社員が指示をして現場が迷惑するパターン。
社員の方は、自分は大丈夫かな?と振り返ってみましょう。
余計な指示をするよりも任せたほうがいいことがある
社員になった方がいい人、ならない方がいい人
家庭を持ったなどありがちな理由は置いておくとして、私が思う社員になった方がいい人・ならない方がいい人のポイントをいくつか紹介します。
ぜひ、正社員に!
こんな方
- 社員より自分の方が仕事ができる。
- 会社全体の問題について変えたいところがある。
- 今の仕事が社会的に与えている価値を誇らしく思う。
仕事に対して高い意識を持っていますよね。そしてこの職業に自分なりの理想があります。
今の責任の範疇を越えて「もっとこうしたい!」と思ったら、自ら責任ある立場に飛び込んでいきましょう。
新しい世界はどんどん広がっていきますよ。
アルバイトの方がいい!
こんな方
- 同じことを繰り返しやって上手になっていくことにやりがいを感じる。
- 異動や配置換えはしたくない。
- その業態に社会的な疑問を感じている
大きなミッションを達成するために皆で向かっていくよりも自分のスキルを高めたいという方は、アルバイトという身軽な立場に身を置いておいたほうがいいかもしれません。そのスキルは必ずどこかで役に立つものです。
それから仕事自体に疑問を感じているうちは、誘われたとしてもやめておきましょう。
仕事をやる意味がまだ分からないのは仕方ないですが、「なんだかこの仕事好きじゃない・・・」とか「なんだか悪いことをしているような・・・」などと思うようなら絶対にうまくいきません。
いかがでしたか?
アルバイトが会社に与える影響はとても大きいんです。
だからたくさん考えて、どんどん発言や提案をして、現場を変えていきましょう。責任は社員に取ってもらえばいいんです!
楽しいアルバイトをしていきましょう!