地方創生

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【地方創生】人気の新しい働き方に個人のキャリアはどう結びつくか?

「地方創生」という言葉が最近増えてきた。

コロナの影響もあり、故郷に帰りたいと思う人や地方で働きたいという若者も。

ド田舎で生まれ育ったキャリアコンサルタントが、地方創生のために大切なキャリアの在り方を考えます。

地方も個人もキャリアは似てる!?

地方創生と個人のキャリア

大人気の「地方創生」という働き方

コロナの影響もあってか、都会の暮らしに疲れた人が増えたのか、『地方創生』を志す若者が増えてきた気がします。

ド田舎で生まれ育った僕としては嬉しい限り!

 

空気は美味しいし、星は綺麗だし、町は静かだし、ゆったりとした環境が心を癒してくれる。

でも!病院は少ないし、車がないと暮らせないし、飲みに行くと代行が必要だし、あれもこれも不便がいっぱい。

なにより“ビジネスの難易度”が高い。

 

きっと憧れを抱く人はたくさんいるけど、実際に動き出せない人がほとんどでしょう

もしかしたらすでに失敗したり、上手くいっていない人もいるかもしれませんね。

 

いったいどうしたら、地方創生は上手くいくのか?

土地自身の、「地方のキャリア」という観点で考えてみます。

 

『守破離』がよく当てはまる

まず、地方に住んでいる僕として思うのは、基本はしっかり都会ベースで学ばないといけないということ。

特に“創生”というレベルなら、なおさらです。

 

ある意味、最先端を行かないといけないわけです。

田舎で“生活する”とか“就職する”とはわけが違う。

 

『守破離』の考え方に似ています。

『守』基本を学び

『破』自分なりにアレンジし

『離』独自の方法を見つける。

おそらく、都会のビジネスモデルを学ばないと厳しいのではないかということです。

 

いま日本はどういうことになっているのか?

それを知らずにただ地方で完結しようと思うと、きっと“何をしたらいいか分からない”状態になります。

もしくはただ“自分がやりたいこと”に終始してしまい、結局持続不能に陥ってしまう。

 

田舎にいた僕だから分かります。

地方と都内では、情報格差が本当に激しい!

「都会から学ぶことなんてない!」と新しさを学ぶことを拒否していると、おそらく創生は難しいんじゃないかと思うんですね。

 

個人のキャリアも地方のキャリアも

都会のビジネスを地方に持ち込めば成功するかと言ったら、それも違うから大変です。

人口、資源、流通、移動、何もかもの条件が違う。

地方は“スローにならざるを得ない”環境です。

 

ではどうしたらいいのかと言うと、『独自性を見つける』ことです。

 

この点、「地方のキャリア」と「個人のキャリア」は似ています

個人の時代は、個人のめちゃくちゃ尖った独自性が活きる

地方でも、地方独自の文化形成が大切だ

 

独自性のある商品とか建造物とか、そういう断片的なものではなく、持続可能であるためには『文化』となる必要があります。

そこに住む人の暮らしのつながりです。

 

個人の独自性は、個人の特性という根っこがそのまま能力に活かされているのが一番強い。

自分らしくストレスなく、それでいて自然と熱中できてしまう仕事をするのが最強なわけです。

 

地方も同じで、無理のある商品や取り組みはすぐに廃れ文化になりません

これは馴染むまで相当な時間がかかります。

その土地の特産を活かした商品を開発しても、それだけでは単発で終わる。

ニュースで取り上げられれば一度は売れるが、それで地域が創生するかは別問題。

生まれた利益で人が増え、より経済活動が増え、維持に必要な条件が整わないといけない。

 

個人はすべてを自分事として、超主体的であってなお、40年程度して初めて自分のキャリアが確立できます。

地方のキャリアも一朝一夕ではいかず、かなりの主体性、熱量が必要になると思っています。

その土地に想いがなければ厳しいんですね。

 

地方が創生するために

つまり、こんな流れです。

①最先端を知る

地方を創生するならまずは、学ばないといけません。

地方に居たいからという想いはとても大切ですが、実現するには実力も必要です。

改革は地方から生まれるというのは本当だと思いますが、改革とはイノベーションであり発明です。

発明とは何かと何かの組み合わせ。つまり、元ネタがないと成立しない

まずは勉強し、独自性を発揮できる土壌に立つことです

いま世の中でどんなビジネスモデルが成功しているんだろう?

上手くいっている要因はなんだろう?

都会と地方の条件の違いはなんだろう?

②土地の『在りたい姿』を知る

独自の文化が出来上がるのが、一応の着地点だと思います。

個人と同じように、どんな独自性があると人は戻ってくるのか。

行政の動きが鈍かったり、土地の人の反対があるかもしれません。

でも、それらすべてをひっくるめて地方です。

本質的に求められている姿を追求し続けることが大切です

この土地はどんな資源(人、作物、歴史など)があるんだろう?

どんな未来の姿が、みんなが幸せになる未来なんだろう?

そのために自分には何が出来るんだろう?

③失くした想いを取り戻す

一番必要なのがここかもしれません。

想いがあること。

自分自身が「どうしてもこの土地を良くしたい」と願う気持ちは当然。

地方なので、“多くの人の想い”を取り戻すことです

 

最初は多少無理にでも、稼げない所でも積極的に動く人達が必要です。

その人たちをどれだけ集められるかがポイントになってくるでしょう。

土地に想いを取り戻すこと。

 

一度は離れた人々の気持ちを、「やっぱりここが好きだよ」と揺り動かすもの。

一人から始まった熱を冷まさず、ずっと伝播し続けること。

これが一番重要なことだと思います。

一人では出来ないことですから。

 

個人のキャリアを考える熱量で

熱を伝え続けること。

だから、まず自分自身が経済的に自立していないと難しいでしょう。

最初は金にならない活動をしないといけないかもしれない。

でもそれすら楽しいと思えるようでないとやっていけないかもしれませんね。

 

これ、自分事だったらなんとかするはずなんです。

個人のキャリアを考えるぐらい、真剣に、真摯に、主体的に考えること。

何よりもその熱量が、周囲の人を動かしていきます

 

まずは旧友と語り合い、熱を高め合える仲間を探して見てはいかがでしょうか。

一人、また一人とその輪を広げていきましょう。

 

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宮内 利亮

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