得意な思考・苦手な思考

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【仕事が出来る思考】成果を出す人は頭だけに頼らない。苦手の克服?

「あの人は仕事が出来るなあ」という人がたまにいますよね。

地頭がいいからでしょうか?

いいえ、人事部長をしていた僕が思うのは“工夫が上手い”ということです。

社会人になって突然活躍しだす人、急にダメになる人、違いは「頭だけで考えない」こと!?

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『思考』の得意と苦手

「得意な考え方」と「苦手な考え方」

人には、思考のクセがあります。

得意な思考回路と苦手な思考回路がある。

「あの人は優秀」とか「あの人はダメ」とか、優劣や上か下かなんて考えは当てはまらない。

 

良い・悪いの2極で考えてしまうと、“無理やり同じ方法で戦わないといけない”ことになります。

例えば学校のテスト。

記憶したことを思い出すと点数が上がるので、いわば「記憶力の優劣」です。

だけど社会では記憶力が良いからといって仕事が出来るわけではない

 

得意な思考を優位に発揮し、苦手な思考を補う工夫をしている人が仕事が出来る人。

 

同じ土俵で戦う必要がなくなるから、社会に出ていきなり活躍しだす人もいますよね。

 

通りやすい回路がある

得意と苦手はどこから来るんでしょう?

実は、思考回路には「通りやすい道と通りにくい道」があります。

 

例えば、生まれてすぐに文字を書ける人はいませんね。

「あ」という文字を書こうとするとき、こういうことになっています。

・鉛筆を握る

・「あ」の文字をイメージする

・紙に鉛筆を押し当てる

・当てながら右に動かす

・止める、離す

ここまでで、ようやく上の一本だけが書けている。

 

今このブログを読んでいるということは、おそらくここまではクリアしているはずです。

そして「あ」という文字を“何も考えず”書けますよね。

 

こんなにたくさんの手順を飛ばしているんです。

だけど自分が子供だった頃は、きっと“考えながら”書いていたんです。

ゆっくりと、ふにゃふにゃな線で一生懸命。

 

何度も同じ回路を信号が通ることで、思考回路が“考えなくても出来る”まで「通りやすい道」になっている。

これをミエリン化と言います。

 

人間の脳みその中の信号は、使えば使うほど通りやすくなる。

  • 分析が好きで分析ばかりしていたら分析が得意になる。
  • 構造が気になる人は構造の理解に集中し、どんどん理解が早くなる。
  • 人が好きで人の事ばかり考えていたら人から読み取る力が付く。
  • アイデアを出すのが好きな人はいつもアイデアを出しているので出やすくなる。

だから優劣では片づけられないものがあるんです。

 

訓練も出来るけど、得意を伸ばす

この苦手な思考は、訓練して伸ばすことも出来ますがあまりそれ自体をおススメするわけではありません。

ある程度大人になると思考も習慣化しづらくなるし、何よりストレスがスゴイ

それに分析が苦手な人がそこを伸ばそうと分析の仕事をしても、会社にはメリットがありません

 

自分の得意を伸ばし発揮するのが基本。

 

その方が自分も気持ちいいし、会社にも利益をもたらすはずです。

だけど、「苦手なことができないままだと困る!」という人がいると思います。

だって仕事が出来る人は、全てがまんべんなく出来ているじゃないか!

 

そうなんです。

仕事が出来る人は、自分の苦手な思考を何かの方法で補っているんです。

 

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苦手は自分でやらなきゃいい

頭の中でなく、外で考える

苦手ならやならければいい!(笑)

ちょっと言い過ぎですが・・・。

自分でやらないというのは、他人にやってもらうことを意味しているわけではありません。

 

苦手は思考は頭の外で考える。

 

どういうことでしょうか?

 

例えば分析なら、優秀な分析ツールが数多く存在します。

分析が得意な人が、“誰でも出来る”ようにフレームにしてくれているんですよね。

「3C分析」とか「SWOT分析」などが有名です。

 

構造が苦手で組み立てが出来なければ、「ロジックツリー」を書いてみたり「マインドマップ」を書いたり。

なぜ?なぜ?なぜ?の「深堀り」や、「言語追跡」などのカウンセリング技法を使う。

 

への配慮や人の感情を読み取ることが難しいと感じるなら、“聞けば”いい。

意識して質問をしたり、一緒に時間を過ごしたりしてみる。

マネジメントやコーチング技法などを学ぶのもいいですね。

 

アイデアを出すのが難しいなら、「マインドマップ」の要領で整理する。

アルキメデスが「エウレカ」と呼んだひらめきの方法があります。

 

これらすべて、頭の外でやることです。

書いたり打ち込んだり、頭だけで処理しきれない思考を外部の脳みそ(ツール)を使って行う。

ほとんどの思考方法は、すでに誰かが体系化してくれている。

それらを使えばめちゃくちゃ楽という寸法です。

 

スケジュールを覚えている人はいない

例えば、営業などの変化の激しい仕事をしている中でスケジュール帳(アプリ)を持っていなくて、仕事の予定をすべて記憶している人がいるでしょうか?

日程という膨大な上に移り変わる情報を記憶しておける人なんて、天才しかいません。

だから太古の昔からスケジュール管理方法が開発され、今もたくさんのアプリがあります。

 

『スケジュールを覚えられる人なんていない。』

スケジュール帳という外部の脳みそに情報を書き記して、見れば分かる状態にしているんですね。

 

当たり前すぎて忘れられていることですが、そもそもカレンダーや時間という考え自体が巨大な『フレームワーク』です。

学校でも教わるぐらい、当たり前に浸透している。

「3C分析」とか「SWOT分析」などの名前が付いたものばかりが有名なので難しく考えられてしまいますが、実はとてもシンプルなこと。

「僕はこんな風に考えているよ。みんなもやってみてね!」ということです。

 

カレンダーのなかった時代からすれば、私たちは全員天才です。

そしてカレンダー同様、多くのフレームワークが存在しているんです。

 

「フレームワーク」を持つ

上に挙げたような考え方は、“自然と出来ている人は出来ている”んです。

だからみんなが使えるようにツール化したんですよね。

それが『フレームワーク』です。

これを多く取り揃えれば、天才と近い思考方法をしているということになります。

 

思考ツールや思考技法・『フレームワーク』は、苦手な人のためにある。

 

苦手な思考を克服するヒントは、先人の知恵の中にいくらでもあります。

自分でイチから編み出す必要なんて全くありません。

パソコンやスマホを駆使し、ノートや手帳・ポストイットなどの便利なツールを使うこと。

『どれだけ工夫するか』です。

 

「工夫の仕方が分からない」ことすら、何の問題もありません。

聞けばいいからです。

 

人に聞く

仕事が上手くいかないなあと感じている人は、まずは素直な気持ちを持って出来る人に聞きましょう

きっとその人なりの考え方・思考方法・思考を補う方法があります。

(自然とやってしまっている天才タイプからは掘り下げて聞かないと分からないので注意!)

 

人に聞き、フレームワークを真似する。

素直に人から「考え方」と「やり方」を学ぶ。

 

この分析、どうやって考えてるんですか?

どうして人の事をそんなに見れるんですか?

どうやってこのアイデアがひらめいたんですか?

 

「成果が出ない」と頭の中で考え悩むより、ゴロゴロと転がっているフレームをつかみに行きましょう。

 

私が特に仕事がうまいなあと感じる人は、『スケジュール管理』と『タスク管理』の工夫が秀逸です。

まずは『スケジュール管理』と『タスク管理』の方法から、聞いてみてはどうでしょうか。

 

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宮内 利亮

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