論理と情緒

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【わたしの特性分布】協働の意味!『論理』だけでも『情緒』だけでも

人の特性にはいろいろあり、それぞれの強みを活かし合うから協働ができる。

しかし、思考特性は目に見えない

本人たちが気づかないうちにすれ違い、お互いが相手のせいにしているかも!

個人の特性は偏ってもいい。

ただ、協働できているかどうかが問題だ

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『論理』だけでも『情緒』だけでも

コミュニケーションのすれ違い

思考特性に関してはこのブログで何度も取り上げているので、気になる方は「思考特性」とブログ内検索してみましょう。

思考特性は目に見えないので、お互いが分かり合えていない状況がよく起こります。

コミュニケーションのすれ違いは、主に思考特性を理解し合えていないことで起きる

 

分析、構造、社交、コンセプトと4つの思考特性の“組み合わせ”が大切なんですが、今回は分かりやすい例として単純に考えてみましょう。

『論理型』『情緒型』の人が、それぞれどんなすれ違いを起こすのか。

もし偏った思考特性の人がマネジメントをしたら、どんな問題を起こしやすいのかを考えてみましょう。

 

論理だけのマネジメント

まず、『論理』だけを重視しすぎる場合のマネジメント。

人の感情を軽視する。

直観を信じない。

 

例えば部下にフィードバックをする時、部下の気持ちを無視して詰めることが多いです。

なぜなら、この上司自体は感情によるストレスをあまり感じないからです。

そして、それが当たり前で他の人も同じぐらいのストレスだと思っている

部下を詰める行為が逆に生産性を落とす行為なんだということに納得がいかないわけですね

部下にも「同じ思考特性であれ」ということを、無意識のうちに強要してしまっているんです。

 

また、部下の意見をチームに取り入れられないことも多いです。

根拠のない直観的な意見を「思い付き」だと笑い飛ばすことが多いので、チームのイノベーションを抑えてしまいます。

自分で何でもやってしまうことが多い。

上司自身は根拠を求めていて、必ず意見には根拠があるはずだということを疑わない

直観の裏には理由があるのに、それを掘り下げることができないんですね。

 

チームが縮こまってしまうイメージが湧くでしょう。

 

情緒だけのマネジメント

次に『情緒』だけを重視しすぎるマネジメント

事実を見落とす。

計画を遂行しづらい。

 

例えば部下同士のいざこざを解決する時など。

Aさんの話を聞いた段階でBさんに対して感情的になってしまう。

本当に事実かどうかはBさんや他の人などにも聞いてからでないと判断すべきではないのに、感情が先に立ちます

感情を置いておいて事実ベースで確認するということが理解できなかったりします

人の感情を何より判断の中心に置いているからですね。

 

また、計画を立てても誰かが強く批判をしたり悲しんだりすることは無視できません。

リストラや更迭など、どうしても痛みを伴う決断を先延ばしにしてしまう。

人の感情を気にし過ぎた結果、よけいに状況が悪くなってしまうことがあるんですね

人の感情を気にするぐらい自分が部下にどう思われているのかが気になっています。

 

チームに派閥ができてバラバラになってしまったり、八方美人な上司に見えたりしてしまいます。

 

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【協働の意味】ヘタなマネジメントはマイナス

“だけ”がダメ

ただ、どちらも強みになり得るのが分るでしょうか。

論理的な思考は、意思の疎通目標達成に不可欠。

同様に情緒的な面も、部下にお金以上の報酬を与えたりイノベーションのもとになったりします。

 

ここからは表現が難しいですが、

個人として偏るのがダメというよりも、“上司として偏るのがダメ”なんです

 

「上司とは論理的なものだ」

「上司とは感情に寄り添うものだ」

そのように一般論化してはいけないということ。

 

どちらの特性にも強みがあり、どちらも正解なんです。

どちらも持っている上司なら素晴らしいでしょうが、この相対する思考は打ち消し合う。

そんなスーパー上司は現れないと思った方がいいでしょう。

 

上下があるから偏る

ではどうしたら良いのか?

上下関係がなければ、上司として一方に偏り部下だけが損をする構造にはなりません

論理的な上司は自分が論理偏重である事を認め、情緒を重んじる部下に情緒的な部分を頼ればいい。

情緒的な上司は自分が情緒偏重である事を認め、論理を重んじる部下に論理的な部分を頼ればいい。

 

「上司の価値観の中でやらなければいけない」という常識から抜け出すことです。

偉いとか偉くないとかがあるからお互いを尊重できない

上司と部下なんて、ただの役割の違いです。

 

人口減少で少数精鋭の世の中、個性を活かせないと生産性は上がりません。

新しいマネジメントは、古い上下関係の価値観が邪魔になるんです。

 

特性は『横の関係』で考える

協働の意味は、より多種多様な特性が全て活きる状態を目指すことです。

上の人が下の人の特性を制御することではありません。

 

人として存在する以上、全員が横並びの関係

それぞれの強みをパズルのように組み合わせていく。

上司より優れている部分を部下が持っていて当然なんです

 

マネジメントスタイルに偏りが出ることは、致し方ない面もある。

ならばそれを自覚し、上司が全てではないという前提で協働していくこと。

 

正解は、『論理』だけでも『情緒』だけでもないんです。

 

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宮内 利亮

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