2021年新社会人

キャリアアップしたい

【2021年・新社会人へ】元人事部長キャリアコンサルタントから!

2021年4月1日、今日から新社会人に成る人も多いでしょう。そんな未来を担う若者たちに、元人事部長で現国家資格キャリアコンサルタントの宮内から贈る『2021年新入社員の在り方』

時代は変わった。聞くのは上司の声じゃない。自分の心の声だ

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2021年という年の新入社員へ

人生100年時代の幕開け

新社会人おめでとうございます!

おめでたくなんかねえ!と思っている人もいるかもしれませんが、それはそれで健全なのでやっぱりおめでとうございます!

世間ではコロナが騒がれ、人生100年時代の名のもとに個人の責任が重くなり、「なんでよりによってこんな世の中なんだ~」と感じている人もいるでしょう。

そんな方にこそ、ぜひ前向きに社会一発目の一歩をドカンと踏み出して欲しいと思い書いていきます。

 

前置きからですが、『人生100年時代』がようやくテレビなどでも取り上げられはじめました。“ようやく”と言うのは、ここに来て分かったことではないからです。人口が減少することが分かった時点から、すでにほぼ決まっている未来でした。

ざっくりと言うとどんな時代か?政府からこう言われていると思ってください。

「これからは会社に頼れない時代が来ます。みなさん自分でなんとかしてくださいね。」

かなり悪い書き方をしてしまいましたが(笑)、みなさんもニュースを見ていたりすると「そんな~」と思うことが多くあるのではないでしょうか。

 

でも、安心してください。社会が昔より良くなっていることは確実です。学べる環境もインフラも、10年前とは段違いに向上しました。

「個人でなんとかしてください」とは、『個人でなんとでも出来る時代が来たぜ!』ということです。

 

「キャリア教育」が変わった背景

では、なぜ人生100年時代と言われたり、「個人」「個性」と言われたりするのか?激変していく社会に対して問題があるからですね。

その問題があるおかげで、「やっぱ教育をかえないとダメじゃん!」ということでキャリア教育の見直し・強化がされました。2020年から小学校で、2021年から中学校でと言う具合に、新しい学習指導要領で強化されているんです。

そのテーマにもヒントがあります。

新しいテーマは『生きる力』

社会で力強く生き抜いていくための教育をしようとしている

具体的には、何を学ぶかだけでなくどう学ぶかを変えるために『アクティブラーニング』を取り入れたり、プログラミング教育や英語の早期教育をしたり、自己発見を促すために『キャリアパスポート』を始めたり。

 

この背景となる問題が、みなさんが“教えられていないけど立ち向かう課題”です

問題は大きく言って2つ。

  • 自分を知らない社会人
  • 学ばない社会人

我々キャリアコンサルタント流に言えば『自己理解』と『仕事理解』です。

 

自分を知れ!ということ。何がしたいのか、何が出来て何が出来ないのか、社会に何を働きかけるのかです。

学べ!ということ。未来は変わり続けるから。言い方を変えれば、変わり続けろ!ということです。

 

会社依存⇒個人自立

自分を知ることは40歳ぐらいまでを目標としましょう。なぜなら、そのころに『人生半ばの過渡期』を迎えるからです。気になる方はブログ内検索してみてください。

しかし学びは一生続けます

今までは会社が変わり続ける時代でした。進化しない会社はあっという間に淘汰されてきたのを目にしてきたでしょう。みなさんも古くなってしまった商品は買わないと思います。これが今度は個人で起きてきます。

会社の資源は個人に流れ、会社依存しなくてもいい社会へ。

その代わり、自立した個人は今までの会社同様、変わり続けることが大切

学校を卒業したのにまた勉強かよ~と思うかもしれません。いいえ、勉強ではありません。学びです。

知識をいくらため込んでも、使わなければ意味がない。体験を通し、実績を積み、知識を「これは使える!」という所まで昇華してください。つまり、本当の学びはようやく今から始まるものであり、誰にも強要されないこの学びは人生の喜びです。

好きなことを学べばいい。そしてそれをお金に換える方法を、今は我慢したり感性を磨いたりして手に入れましょう。

 

一生学び続けないといけない社会は、言ってみれば自由の裏返しです

未来はそんなに悪いものではありません。思うように生きられる可能性が秘められたこの世代が、氷河期世代の人たちには羨ましくも見えるかもしれません。テクノロジーの発達により、自分の得意を活かしやすい時代です。

 

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何を学ぶか、どう学ぶか

嫌なこともやってみれ!

ここからは、社会人1年目として僕が大切だと思うことを書いていきましょう。ポイントは何を学ぶのかと、どう学ぶのか。まずは何を学ぶのかと言うと、『自分について』です。

『キャリアアンカー』という働き方の価値観があります。(これも気になる方はブログ内検索を)自分はいったいどんな働き方をしたいのかというのは、実は働いてみないと分からないんです

嫌なこともやってみて、『キャリアアンカー(働き方の価値観)』を発見しよう

嫌なこともやってみて、「やっぱり嫌だ」という実績を出してください。これは自分のキャリアアンカー(働き方に対する価値観)を確立するうえでとても大切なことです。正直、自分に合ったアンカーを発見するより、合わないアンカーを見つける方がはるかに楽。消去法ですね。

 

例えば、漠然と「営業はイヤだなあ」と思っている人が実際やってみると、「ああ、やっぱりこんなに断られるんだ…クレームも辛いなあ」と『なぜ嫌なのか』を発見することができます。

やってみて初めて、大切な自分の働き方の価値観が生まれてくるわけですね

それまでは思い込みにすぎません。体験が伴っていない仮説です。検証してみないと分からないんです。逆に「あれ?やってみたら、やりがいあって面白いじゃん!」と気づく場合もありますから。

とにかく大切なのは、『自分を知ること』です。

 

感性を磨け

さて、当然自分を知るだけではスキルが身に付かないので成果は出ません。この実力はみなさん欲しいですよね。ただ、「うわべのスキル」だけに捉われないください。資格を持っていても、全然成果に結びつかない人もいます。

何が違うんでしょうか?

仕事で成果を出すには、『感性』がとても重要です

 

意外かもしれませんが、仕事の出来る出来ないを決めるのはスキルではありません。感性です。長期のキャリアを見ると、なおさら重要になってきます。

例えばこんなこと。

  • 『気付く』…問題意識、深い思考習慣「なぜ?なんで?」、健全な批判力
  • 『即行動』…トライ&エラー、振り返り、改善

気付いたり、即行動したりは、「やれ!」と言われて出来るものではない。でも出来る人はすぐに行動する人出し、その前におかしな点に気付ける人です。

そしてこれは磨けば強化できる感性です。

 

問題に気付く感性は、思考を深くしたり自問自答したり、失敗したり怒られたりすることで磨かれていきます。健全な批判力とは、誰かが言ったことを鵜呑みにせずに自分の頭でしっかり考えることです。「本当にそうなのか?」「これはどの立場からの発言だ?」そういった社会的構造を理解していくことで、ぐんぐん成長していくでしょう。

またよくPDCAと言いますが、Pが先に来ているのがちょっとおかしい。なぜなら、プランには事前情報が必要だからです。その事前情報はリサーチでも出来ますが、実績に勝る情報はありません。

つまり、やってみて良くも悪くも実績を出すことからが始まりです。だから即行動が大事なんですね。

 

よく動き、よく考える。動くのが苦手なら、スケジュールに組み込んで動かざるを得ない状況をつくる。頭で考えるのが苦手なら、紙の上やパソコンに打ち込みながら考える。自分の出来ること、出来ないことを知り、使えるものを全て使ってセルフコントロールしていきましょう

 

主体性がすべて

「上司の言うことはよく聞きなさい!」と言いたいところですが、それでは甘すぎると僕は思います。上司の言うことを聞くのは、ある意味上司に責任があるからです

本当に聞いて欲しいのは、自分の心の声です

「あなたは何がしたいの?」

この問いに答えることが、当面の発達目標です。

 

これは積極性ではありません。自分から質問したり仕事を取りに行ったり、そういうことも大事だけど苦手な人もいるでしょう。

もっと根本的な話です。

最終的に僕たちは、40歳ぐらいまでに自分が社会でどんな役割を担うのかを決めるようになります。

だから「どう在りたいか」と「なんとかしたいのは何か」を探し続ける20代にしましょう

 

自分の働く価値観は何なのか?いったい自分は何を大切にしているのか?

何に興味があり、何に没頭でき、何の専門家になれるのか?

社会に対して自分が働きかけたいのは何なのか?

 

いま踏み出した大きな一歩の先には、この答となるヒントがたくさんちりばめられています。寄り道しながら、振り返りながら、あたりを見回しながら、じっくり踏みしめていってください

立派なキャリアプランなんて必要ありません。そんなことよりも、自分の胸に手を当てて歩みながら確かめていくことの方が何倍も大事です。

あなたの主体性は、まだ眠っているだけなんです。

 

『自分らしさ』を忘れない

つまり、自分らしくあることがキャリア最大の目的と言えるでしょう。

この方向性を見立てることが、社会に出たてのみなさんの社会的発達課題だと思ってください。

個人の時代に突入する社会の夜明け、みんなと同じを求める風潮が徐々に消え、いかに個性を発揮するかが大切になってきます。

つまり、『自分はどうするか』を言えることが最も求められる

 

自分の特性を発見し、価値観やミッションを発見し、輝ける自分のポジションを手探りで探す期間。だから悩みます。辛いこともあります。でもそれこそ健全だということを知って下さい。

悩まず一直線に突っ走る方がむしろ危険なキャリアです。

どうか自分を見てあげてください。その自分の特性を変えないでください。活かされる場所を探してください。

自分のキャリアを充実させられるのは、自分らしさを決められるあなた自身しかいません。

本当の自分から目をそらさないことを、強くおススメします。

悩んだらどうぞ、相談に来てください。

 

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宮内 利亮

はたらく悩みを解決! 【国家資格キャリアコンサルタント×元人事部長×特性分析アソシエイト】 宮内 利亮を詳しく知る⇒下の「キャリアコンサルタント宮内利亮について」からどうぞ

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