自分で決めたルーティンを欠かさず積み重ねている人は、仕事が出来る人が多い。
自分との約束を守るのは、そう簡単なことじゃありませんね。
あなたはどんなマイルールを持っていますか?
たとえば、こんなのもあんなのも効果的なマイルールなんです!?
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【マイルール】を持つ人は強い!
仕事が出来る人は【マイルール】を持っている
仕事が出来る人って、何か特殊なルーティンを持っている人が多くないですか?
僕の周りには面白い習慣を持った人がたくさんいます。
「すごいなあ」と思うこともあるし、「そんなんでいいの?」「なんじゃそりゃ?」と思うものも。
でも、みんな仕事ができるから不思議です!
変わっているから仕事が出来るのか?
仕事が出来るからこうなったのか?
少し違う考えがあるから違う行動に至っているんでしょう。
ルーティンそのものが仕事の効率を上げているものもあれば、その思考が仕事で成果を上げやすいという場合もある。
今回は、誰でもできそうで基本的な『仕事が出来る人のマイルール』を考えてみましょう。
仕事が出来る人は『マイルール』を持っている!
『セルフコントロール』
まず、マイルールは継続できないと意味がありません。
毎日自然とやってしまうような行動が仕事の成果に結びつくような理想の状態です。
ちょっと思いついたマイルールをやってみたけど、三日坊主で終ってしまったなんてことはよくある話です。
無理があったり、自分に合っていなかったり。
でもスゴイ人は、ちゃんと自分を制御出来ている。
マイルールを持つ人は、『セルフコントロール』が優れている。
これ、「絶対にやるんだ!」みたいな気合いとは違うんです。
サラッとストレスなく出来るようになるんですね。
無理なく時間管理をしたり、必ずやらざるを得ない仕組みにしたり、余裕がある状態を必ず作る。
歯磨きと同じように、「自然と必ずやるものだ」と思い込むこと。
セルフコントロールができる人は、このように考え方を切り替えることが優れていると思います。
自分との約束を守る
他に誰も見ていないわけですから、マイルールをやらなかったとしてもバレないし誰も困らない。
どうしても“甘え”が出てしまい、「今日ぐらいいっか」と思ってしまうことがあります。
そんな時が一番の勝負!
マイルールは“例外を排除する”ことから始めよう!
例外を一度でも作ると、戻ってくることが難しくなります。
習慣化するまでは例外を作らないように工夫してみましょう。
自分との約束を守っていると、自然と自信が湧いてきます。
自己効力感がどんどん高まり、究極は「何でもできる」ような気がしてきます。
その一歩は本当に簡単なことでいい。
いや、簡単なものがいい。
歯磨きを毎日する。
これって、考えてみればすごいこと。
歯磨き粉を切らさない、歯ブラシが必要、歯磨きする時間を確保する、時間がない時は簡略してでもやる。
だけど誰でも簡単に出来るようになっています。
同じように、きっと自分との約束を習慣化できるようになります!
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こんな【マイルール】がある!
身だしなみスイッチ
たとえば、仕事に行く前にみんな“身だしなみ”を整えていきますよね。
これそのものが仕事モードへのスイッチになっている場合。
歯磨きをしてひげを剃りながら、化粧をしながら一日の仕事の流れを想像する。
髪の毛がバシッとキマッたころには、もう目の色が変わっている。
朝の準備を始める前には「あ~めんどくさい」と思っていても、準備が終ったらもう仕事の事しか考えていない。
こんな人は、仕事の時はいつも同じ髪型をする場合が多いですね。
仕事の日は絶対に固めの整髪料でセットし、前髪が額に当たらないようにしていたり。
ポイントは、仕事の事を考えながらやっていること。
身だしなみのセットはいつも同じ行動なので、それ自体で考えることはほとんどない。
だけど必ず毎日やらないといけないこと。
だから“考える時間”にするのに持ってこい何ですね。
毎朝のやることリスト更新
次に、毎朝仕事が始まる前に“やることリスト”を更新するマイルール。
就業時間が始まる前に落ち着ける時間を作り、今持っているタスクを全て見直し分類する。
- 今日やること
- 優先順位
- やる時間
- 時間が出来たらやること
- 今日やらないこと
ポイントは、“余裕を持ったスケジューリング”と“やらないことを決める”こと。
毎日書き直すのは大変なので、ポストイットなどで貼り換えられるのがいいです。
ちなみに、スマホの中などでやろうとする人は失敗することが多いです。
スマホのツールは所詮誰かが作ったツールで、自分の思った取りに並び替えられない。
しかもタスクをアーカイブしてしまったらそのまま戻すことがなく、“なかったこと”になってしまうことが多いからです。
タスクを毎日必ず見る仕組み、毎日必ず組み替える仕組みをマイルールとする。
仕事前に考えながら段取りをしているので、ここですでに仕事は終わったようなもの!?
あとは行動するだけということですね。
定時の掃除・整理・整頓
また、掃除や整理整頓をマイルールとしている人もいます。
会社や職場単位で取り組んでいる所も多いですね。
毎日仕事前に必ずどこかの掃除をするとか、毎朝席替えをするとか、毎日整頓方法を改善するなどです。
少し有名なのが、トイレ掃除です。
ある荒れた学校で生徒に毎日トイレ掃除をさせた所、全員が更生に向かったという話があります。
ある社長が毎朝従業員が来る前にトイレ掃除をしていたという話も。
家で毎日トイレ掃除をするという人もいます。
毎日同じ場所を掃除していると、もう掃除する場所がないように見えてくる。
そこからが勝負。
それでも毎日やっていないとすぐに埃が付くということが分かるし、まだ掃除出来ていなかった細部にも気づく。
常に清潔ということは、“気になる部分を残さない”ということです。
そんな思考で仕事をしたら、素晴らしい成果が出ますよね。
整頓方法を毎日改善する人は、ひと月でどれだけの数の改善を重ねるでしょう?
年に何個の改善実績を積むでしょう?
そうして「考えて変えることが足り前」になっている人に、どうやって仕事で勝てるでしょう?
長年人事をやってきて、良い会社をたくさん見てきて、本当に理屈抜きで思うこと・・・
良い会社は例外なく、清潔だし清掃活動が素晴らしい!
頭カラッポタイム
僕が一番おススメしたいマイルールがこちら。
『頭カラッポタイム』を作ることです。
とくに毎日忙しく考えながら仕事をしている人にはやってみてほしい。
座禅や瞑想、コーヒーを飲む、ひなたぼっこする、音楽に聴き入る、などなど。
ポイントは“それ以外何もしない”ことです。
出来れば「何も考えない」という無我の境地のような時間を毎日作ってみましょう!
たくさん考えるのも大切なことですが、じつはたまに頭を休ませることも大切です。
一旦脳みその中で出来てしまった方向性を取っ払い、解放してあげる。
すると、嘘みたいに思考がつながり、新しいアイデアが出てきたりします。
お風呂に入って急に何かが思いつくことはありませんか?
何も考えたくない時ほど、アイデアがあふれ出てくることがありませんか?
楽器で何度やっても弾けなかったフレーズが、数日休んだら急に弾けるようになったなんてことはありませんか?
きっと休んでいる間に、脳みそがうまい具合に思考を整地してくれたんです。
うつの予防にもなりますよね。
毎日頭をリフレッシュして、カラッポから始めてみるのもいいですよ!