賞状

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僕が見た【優秀社員】なんで自分が表彰されないの!?評価は誰がする

毎年表彰される【優秀社員】。

その裏には、表彰されなかった人たちもいる。

「あんなに頑張ったのに、どうして評価されないんだ!」

と思う人は、なにかの“自覚”が足りない可能性が。

評価される人とされない人の違いとは、一体なんでしょうか?

優秀社員で表彰される人

楽しそうに仕事する

まず、受賞する人たちは総じて“楽しそうに仕事している”人たちでした。

楽しそうにやっていれば受賞できるわけではなくて、

結果的にそうなっているだけですが。

仕事がうまくいっていると、表情は明るく気持ちも前向きになる。

苦しい苦しい言いながらも頑張って受賞するという人はまず見ませんでした。

ここには、“うまくいっている実感”があると思います。

だからイキイキ仕事している。

 

たとえ頑張っていても、成果が出ていないと苦しいものですよ。

他人が成果を認めることはもちろん、自分自身も成果を実感できているかどうかがポイントですね。

「頑張った」だけでは不十分。充実感を得るほど成果が出たのかが大事!

 

一定モチベーション

一年間通して、一定のモチベーションを保てていた人がよく受賞していました。

半年はあまり行動していなかったけど、「残りの半年だけ頑張った!」では一年間の評価ではなくなっちゃいますからね。

一年間の評価であれば、「今だけ」の評価はされなくて当然。

今だけめちゃくちゃ頑張って成果を上げている人よりも、途中で手を抜かなかった人の方が評価される。

他の社員から見ても、

「あいつがいいのなんて今だけじゃん!」

「なんで手ぇ抜いてたあいつが評価されんだよ!」

と思われる。

表彰が全社に悪い影響を与えてはいけませんからね。

一時だけの行動・成果を評価したら、表彰制度自体が社員に悪影響を与える。

 

チームでの貢献重視

自分だけのことではなく、チームの中で役に立つことをしようとしている人も多かったです。

こんな人はチームとのコミュニケーションをよく取って、メンバーにも好かれています。

会社での自分の役割を見つめ、全体の中で最適であるには自分はどうしたらいいかを考えている。

自分にとってしか・部分的な最適しか考えない場合、成果につながっていないことも多い。

自己満足では表彰されないってことですね。

「自己満足」と言われて気づかない人も多いので、

まずはその自覚を持つところからがスタートです。

全体を考え、全体を盛り上げる。視野の広い人が最終的に評価されることが多い。

 

優秀社員“なのに”表彰されない人

では、問題の「表彰されない人」の特徴いってみましょう。

ちなみに、表彰されない人の方が圧倒的多数ですよ。

【なのに】愚痴・文句が多い

何はともあれ、まずはコレ!

せっかく優秀なのに、愚痴や文句・会社の悪口が多い。

優秀なだけに、会社の荒が見える

しかし、もう一歩先の自覚を持たないといけない。

自分が発した愚痴・文句が会社にいくらの損害を与えているか、計算ぐらいして言っているのか?

これは本当に多いですよ。

優秀だから悪い所をどんどん指摘したくなっちゃう。

指摘したところで何も良くならないんですけどね。

自分が評論家になっていることに気づいていない。

評論が周囲へ悪影響を与えていることを自覚していない。

表彰される人は、何も言わず“良くするための行動”をとっています。

まず、愚痴を減らすことが大事です。

そこから始めないと、いつまでも問題は自分以外の誰かのせい。

自分が出来ることをやらずに、評価される機会を損失している。

 

【なのに】やる気ない時期があった

先ほど、一年間一定のモチベーションを保った人が受賞すると書きました。

その逆ですね。

やる気のなかった時期のことを、周囲の人は見ています

今は頑張っているからと言って、その過去が消えるわけはない。

下手に受賞してしまったら、非難の的ですよ。

頑張っている自分を評価してほしいなら、頑張っていない自分も評価されて然るべき。

次までモチベーションがもてば本物です。

このタイプの人は、モチベーションが落ちやすい傾向があります。

だけど今回評価されなかったからといってふて腐れると、また同じことの繰り返し。

多少一時的なモチベーションを抑えたとしても、自分が持続可能な頑張りラインを見つけることが大事。

例えば昇進する人を選ぼうとするときに、“今限定の力しか持っていない”人を選ぶでしょうか。

そこには“この先もやってくれそうだな”という信用が必要です。

受賞できるのは、過去に失った信用を取り戻してから

 

【なのに】自分だけ評価されたい

賞が欲しいあまりに、賞をもらうことが目的になるとなかなかうまくいかない。

自分だけ良ければいい精神になってしまうんです。

自分のことしか考えないことは、組織にとってはマイナス。

本当のライバルは会社の外なのに、狭い世界で戦ってしまう。

会社に与えている損害に気づいていない。

例えばうまくいく方法が見つかった時に、賞を狙っていると「ライバルに教えたくない」と思ってしまいます。

もっと悪いと、同僚のダメな所を率先して上司に伝えるかもしれない。

情報を共有しない

悪口、告げ口で足を引っ張る

誰がどう見てもいけないこと。

だけど、意外と無自覚にやってしまっているんですね。

情報を回してこその集団の力だし、

同僚を評価するのは同僚ではなく上司です。

嫌な奴は評価されません!

 

自己理解し、思い込みを排除する

いかがだったでしょうか?

評価をされない原因の多くは、「自覚のなさ」と「理解不足」から来ています。

自覚のなさ

自分は本当に、年間の賞がもらえるほど一年間頑ずっと張ってきたんだろうか?

必要な情報共有を怠り、必要ない愚痴を言って会社に損害を与えていないだろか?

理解不足

評価基準を勝手に解釈し、自分は評価されるものと思い込みしていないか?

自分の思うようにやっているほうが正しいと思っていないか?

会社の目指す方向、評価の方向を本当に理解しているか?

 

評価の悪い人はよくこう言います。

「何を評価されているのかわからない」

「評価の基準があいまいなんだ」

これ、評価される前に聞くことですよ。

無自覚、無意識に自分の都合のいいように解釈している人はたくさんいます。

人間そういう生き物なんです。

自分をしっかり振り返り、思い込みを排除できる人は本当に成長が早いですね。

自分とのコミュニケーション

会社とのコミュニケーション

どちらも怠らないようにしましょう!

 

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宮内 利亮

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